仕事から家に帰って一息つく。それから資格の勉強を行うとしても、多くの時間を割くのはなかなか大変です。いつも定時で帰ることができるのであれば問題ありませんが、このご時世ではどこも人を削減しています。ですから、以前よりも業務は暇なはずなのになぜか残業をしているというOLも少なくありません。
家に帰ってくるとクタクタで一息ついているうちに眠ってしまった、と言う経験をお持ちのOLも多いことでしょう。一人暮らしのOLであれば、夕食を作る必要もあり、夕食を食べてお風呂に入って、テレビを見て・・・となれば、ほとんど時間がありません。
テレビを見る時間を捨てて、勉強に充てるという考え方もありますが、資格の勉強に無理は禁物です。資格試験に合格するためには、継続が最も重要な要素の一つです。やる気をなくしてしまうようなやり方は禁物です。
ある程度は自分の自由になる時間を夜に確保するとなれば、あとは朝と昼の時間を効率的に使うしかありません。しかし、朝と昼休みの時間を上手く使えば、資格試験に合格することは可能なのです。
朝に勉強するのは大変なイメージがあるかもしれませんが、通勤の途中に勉強すればむしろ時間を効率的に使うことができます。電車通勤であれば、会社に到着するまでの30分や1時間の時間を有効活用できます。
講義（音声）を聞きながら通勤することもできますし、テキストや問題集を電車の中で見ることもできます。テキストや問題集は厚いと持ち運びが大変ですので、バラして持ち運びしやすいようにすると良いでしょう。コピーをするという方法もあります。
同様に、昼休みの時間も活用することができます。最も理想的なものは、朝に一度勉強した内容を、昼に復習する。そうすれば、朝と昼で同じ日に2回転することが可能です。これに、夜も加えれば3回転、たくさん復習を繰り返すことで記憶に定着しやすくなりますので、合格には近づくことが出来るのです。記憶力を高め、暗記を行っていくには最終的な継続して繰り返すしかありません。
まとまった時間がなければ資格の勉強ができないということではありません。昼休みなどの細切れ時間を上手く活用することで、忙しいOLのあなたでも資格の合格を目指すことは十分に可能です。
時間がない、という前に時間を有効に活用することを考えてみてください。空き時間を探すのではなく、時間は作るものです。探していては見つかりません。ある程度力ずくで作り出す必要があるのです。その点、昼休みは比較的時間が自由になりますので、資格の勉強には適していると言えます。