節約したいOLは資格取得を

節約がOLの間でブームだそうです。テレビなどでも節約して生活をするための方法がたくさん紹介されており、節約生活などという言葉も生まれています。テレビではタレントが節約生活をしている姿が放映されたりしています。

収入や給料が不況の影響で下がったというOLもいると思います。あるいは、必ずしも収入や給料が下がったわけではないが、将来のことを考えると不安に思うという考えがあるのだと思います。

節約するというのはもちろん良いことであって、節約できるものはどんどん節約するのが賢いOLと言えます。お金を貯めるという目的を達成するためには、収入を増やすか、支出を減らすかのどちらかです。不況の影響でボーナスも期待できない時代においては、収入を増やすためには副業やアルバイトでも行うか、あるいは支出を減らすことしかありません。

ただし、節約するのはあくまでムダと思える支出であって、逆に節約してはいけない支出と言うものもあります。それは、最低限の生活支出。これを節約してしまうと様々なところで支障が出てくる可能性があります。

無理に食費を削ってダイエットをするというのは身体に影響を与えますし、あまりに遊興費や娯楽費を削るというのは自分の中でバランスを失う可能性があります。これらの支出は一見節約できそうですが、あまり切り詰めすぎるのは良くありません。

また、自己投資に対する支出も減らさないほうが良いといえます。もっと言えば、自己への投資に相当する金額は増やすのが正解ではないでしょうか。無駄な支出を抑え、それを自分への投資費用として使えば、将来的に収益を生む可能性があります。

節約しても、将来的に収入を運んでくれるわけではありません。仮に、10万円の節約をするのであれば、その10万円はもともと無駄な支出して遣っていたわけです。それを自分自身へと投資する。

例えば資格試験の勉強費用に投資すれば、将来になって自分の武器にもなりますし、自分の身を守る鎧や盾にもなります。10万貯めるよりも、その10万を投資して資格に合格する。しっかりと勉強すれば、ほとんどの資格試験であれば1年もあれば合格が可能です。その資格を持って、副業、アルバイト、転職などをすることで、収入自体を増やすことが可能になります。

もちろん、そんなに上手く行くはずはないと考えてしまうものですが、それはやってみなければ分かりません。仮に資格試験に合格することが出来なくても、投資した資金は絶対に無駄にはなりません。必ず、投資以上の価値をあなたにもたらすはずです。

また、資格の勉強を開始すれば、必然的にそれ以外の部分で節約を行うことができます。遊ぶ回数は減りますし、買物よりも勉強主体の生活になりますので、無駄な支出を抑えることが可能になるのです。

お金はいくら貯金しても、それ以上に増えることはありません。安定した収入を持っている人は、お金を使ってお金を増やす手段を持っている人です。でも、普通のOLであれば、株などの大金がかかる投資や運用は難しいですし、リスクも抱えることになります。

一方、資格試験に挑戦するのであれば、リスクはありません。そして、資格試験に合格することはしっかりと勉強すればそれほど難しくはないのです。そうだとしたら、投資したお金は早い人は合格後すぐに、遅い人でもいつかの段階で必ず投資以上の額を回収することが出来るはずです。

もちろん、それは必ずしもお金とは限りません。自分に対する自信だったり、それ以外のもののほうがはるかに大きいのです。節約と言うのは単にお金を使わないことではありません。お金を使う優先順位を変えてみる、お金を使う先を変えてみる、そういったことも立派な節約になるのです。

節約と言うのは目先のことだけを考えるのではなく、長期的な視点で、将来のことを視野に入れて節約を考えることが大切なのです。

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