順序を変えて刺激を与える【問題演習】

いつもとやり方を少し変えてみる

 

資格試験の勉強では、問題を繰り返し解くというのが基本になります。そうだとすると、1つの問題集をボロボロになるまで繰り返しやっていくことになりますが、この場合、偏らないように満遍なく問題をこなしていくことが必要です。

 

 一般的に、問題集は最初の方から解いていくことになりますが、この場合、最初の方は繰り返し解くことが多く、最後のほうの問題になるとあまり解いていないということが起こりやすくなります。

 

例えば、問題が1から100まであったとします。最初は1から始めていきますが、1から10までやって、また1から10までやって、次に11から20までやって、今度は1から20までやって・・・というように、最初にある問題を特に多く解いているケースが大半です。

 

この場合、問題番号の始めのもの(問題集の最初のほう)は記憶としてかなり残っているのですが、終わりのほうになると解いている回数が少なくなるため、終わりのほうは記憶があいまいということになりやすいのです。

 

もちろん、最初のほうの問題を繰り返し解かなければ最初のほうも忘れてしまうことになりますが、と最初のほうの問題は基本的な内容が多かったり、勉強に熱心な状態で解いた頃のものが多いことから、意外と記憶に残っているものです。

 

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直前期はアクセルを踏みこもう

ブレーキではなくアクセルを踏み込む

自分が目指す資格試験も直前期に突入し、焦り・不安・期待を抱え毎日を過ごしている主婦・OLも多いのではないでしょうか?

 

すでに試験が終了したという主婦・OLもいるかも知れませんが、まだまだ秋に向けて大型の資格試験が毎週のように実施されていきます。

 

ブレーキではなくアクセルを踏み込む直前期のポイントは「アクセルを踏み込む」ことです。

 

まだまだ成績が伸びるこの時期は、ガンガン問題をこなして本試験に向けて今までの整理を行っていく必要があります。

 

そこで注意しなければならないのが、「ブレーキを踏まない」ことです。アクセルとブレーキを両方同時に踏んだらどうなるか。もちろん、前に進むことはできません。

 

むしろ、前に進もうとしているのに結果として前に進むことができず、たいへんなストレスを抱える結果になってしまいます。そういった受験生はおおいのではないでしょうか。

 

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独学の成否は教材選びにあり

資格試験の勉強方法については、いくつかの方法がある中で、個人的には通信講座を推奨しています。

しかし、金銭的に安く仕上げたい場合や、通信講座をやるにも時間的に厳しいという場合には独学という選択肢もあります。通信講座でも独学でも基本的に自分で勉強するという意味では変わらず、違いがあるとすれば「教材選択」だけです。

教材選択がポイント
教材選択がポイント

有名な資格学校の通信講座であれば、そこで提供される教材を信じてこなすことで合格することができる、という自信を持つことができます。

ですから、最後まで安心して勉強を続けることができる。

一方、独学の場合にはこの教材をどうやって選べば良いのかが難しいわけです。

もちろん、インターネット上には様々なオススメの教材等が紹介されていますが、実際にそれを見ないで特定の(個人の)情報で決定するというのは少し怖い気もします。

教材というのはテキストと問題集を指しているわけですが、これらは一旦使い始めたら最後まで付き合いながら徹底的に使い切るものです。だから、自信を持って「これだ!」という教材に巡り合う方法を考えなければなりません。

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ここまでやれば合格できます

どのくらい勉強すれば合格できますか?という質問に対する答え導くとしたら、それは、時間的な要素ともう一つの要素があります。

時間的な要素は、「どのくらい勉強すれば合格できますか」でご紹介した通り、

「講義の時間」【1】×「復習の時間」【2】となります。

つまり、講義の時間を3倍したものが最低学習時間ということができるのです。(独学などで勉強している女性は、資格学校のパンフレットや講座案内を見ると講義回数を把握することができるので便利です)

独学で勉強する場合でもあっても、しっかりと資格学校が無料で配布している講座資料を請求するようにしてください。いつもお世話になっているサイトから資料は無料で請求することができます。詳細は、資格を通信講座・通信教育で合格取得する方法で請求してください。(膨大な種類の資格の資料請求が可能です)

全部覚えれば合格
全部覚えれば合格

そして、それとは別にもう一つの要素である、時間的な基準以外でどこまでやれば合格することができるのかということですが、、それは「問題集」にヒントがあります。

つまり、もう一つの基準というのは、

手元にある問題集を全て覚える

ことです。ですから、どのくらい勉強すれば合格することができますかという問いに対する答えとして、あなたの手元にある問題集を全部覚えることです、ということが目安となります。

時間的な基準では、個々に記憶力などが異なるため、それほど意味をなすものではありません。あくまで最低となる参考値です。

しかし、問題集というのは物理的に目に見えるものなので、人によっては判断しやすいということもあるでしょう。

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択一式は感覚で覚えない(3)【資格勉強ノウハウ】

択一式問題に限ったことではありませんが、問題というのは小さい知識が組み合わさってひとつの問題を構成しているということがいえます。

特に、択一式問題の場合には、それが5肢択一式であっても、5つの肢ひとつひとつが小さな問題として成立しているのです。

ひとつひとつを丁寧に
ひとつひとつを丁寧に

そこで、ひとつひとつを丁寧にみていきましょう、ということになるのですが、なかなか正答が導き出せないような問題であればひとつひとつをしっかりと検討することになると思います。

全ての肢が微妙であれば、ひとつひとつを丁寧に見ざるをえません。しかし、何回か問題を繰り返していると、明らかに「この問題はこの肢だったよな」と感覚で正答を導きだすことができるようになります。

これが非常に危険なことなのです。

そこで、やり方として2つの方法があります。

まず1つは、一問一答式で進めていく方法。

要するに、5肢択一式であれば、5つの中から正答を導き出すという考え方は捨てて、ひとつひとつが○か×かを考えていく方法です。

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択一式は感覚で覚えない(1)【資格勉強ノウハウ】

資格試験の合格を目指す場合には、結局のところ問題を覚えるということが必要になります。

なぜテキストではなく問題なのかというと、資格試験に合格するためには問題を解けなければ合格することはできず、テキストを覚えたとしても問題を解けるかどうかは別であるからです。

つまり、テキストには知識が書いてあって、問題には得点となる要素がある。本試験に合格するためには知識の有無よりも、得点の多寡が重要となるので、まずは問題を攻略していくことが求められるというわけです。

また、テキストを読み込んでも問題を解けるということは必ずしもいえず、しかし、問題を解けるようになるということは、不明点をテキストで参照するような作業も含まれますので、結局は問題を解く過程の中でテキストにある知識も吸収することができる、ということになるのです。

そのため、資格試験の勉強は「問題集」をベースに進めていくのが基本です。これが、最も効率的な方法であるといえるのです。

感覚ではなく、しっかり押さえる
感覚ではなく、しっかり押さえる

ある程度の問題量を覚えてしまえば、合格はほとんど間違いなし。

例えば、宅地建物取引主任者社会保険労務士試験などは、同じような問題が繰り返し出題されているだけです。

過去問題をひたすらやって覚えれば、よほどのことがない限り合格は可能です。

どれだけ覚える努力をしたか?ということを問うているのが現状の資格試験の実態です。だから、問題そのものは難しくありませんが、覚えていないと解けないし難しく感じる、ただそれだけなのです。

しかし、覚えるといっても感覚的に覚えるのではなく、しっかりとした知識として覚えておかないと意味がないというケースがあります。

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