どれを選ぶか【選ぶことは捨てること】

資格試験は夏から秋にかけて実施されることが多く、8月は暑さとの戦いであるのと同時に、お盆など遊びとの誘惑との戦いでもあります。

 

よく、「お盆は遊ぶべきか、勉強すべきか」という質問があるのですが、答えは自分で決めるしかありません。どちらが良いということでもなく、どちらが悪いということでもない。まとまった時間を取れるお盆は、日々あまり時間が取れない社会人にとっては時間を大量に確保できるチャンスでもあります。一方で、お盆には家族としっかりと遊ぶことで、それ以降は勉強をがんばれるという主婦もいるでしょう。

 

 

どれを選ぶのか

人それぞれ、置かれた状況も異なれば、考え方も違います。

 

どれが良いのか悪いのかは、一概ににはいえません。多くの場合、善し悪しは結果によって判断されることが一般的で、お盆をどう過ごすのかと言うことは、最終的にその後に「どうなったのか」「自分の求める結果になったのか」ということによって納得度合いが変わることになります。

 

我々は常に何かについて「選ぶ」という判断を迫られています。

 

何でもやろうと思えば挑戦することができるのは事実ですが、だからといって無限に時間があるわけでもありません。つまり、時間的な制約を受けているという意味では全ての人に共通することであるわけです。

 

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年明けと同時に始まるカウントダウン

明けましておめでとうございます。

昨年は国全体で考えてみても、本当にたくさんのことがありました。ということは、個人レベルでみればもっとたくさんのことがあったということが言えるでしょう。

 

その多くは、あまり良いことではなかったかも知れません。しかし、その事実はどう受け止めるかによって「肯定的」にもなれば「否定的」にもなります。無理やりポジティブに考えようということではないにしても、前向きに進んでいくことが一人一人に求められている、そんな2012年がいよいよ幕開けとなりました。

 

 既に2012年がスタートして数日経過していますが、ニューイヤーのカウントダウンが終わると、その瞬間に2012年が終わるためのカウントダウンが始まります。

 

つまり、今年も残りあと○○日という表現が妥当であるということです。始まりがあれば終わりがある。終わりがあるということは始まりがある。その繰り返しの中に我々は生きています。

 

時間というのは平等ですが、その使い方については有効に使う人とムダ(非効率)に使ってしまう人の差が大きいというのが現状でしょう。同じ年齢なのにいろいろなことを経験している人もいますし、とても同じ年代に見えないほど博識な人もいます。

 

同じ時間を過ごしているはずなのに。全ての人に共通して流れている時間をどのように捉えるのか、それは資格試験の勉強のみならず、自分の人生という広い観点でも大切であるといえそうです。

時間は人生である

人生とは何か?それは時間である。という有名な言葉があります。そして、ここで言う時間というのは時間の流れたるフローではなく蓄積されたストック。あるいは、時間の進みではなく、残り時間ともいえるでしょう。

 

人間というのは死がありきで生まれてきます。ある意味たいへん不幸な存在なのです。しかし、残り時間が限定されているからこそ頑張ることができるというのもまた事実。不老不死であれば、しばらくはずっとぐうたらで寝ているということもあって良いのでしょうから。

 

年をとればとるほど、「残り時間」を意識せざるを得なくなりますが、それはそれで自分自身の大きな成長であるといえるのではないでしょうか?

 

同じように、勉強したいけれど、やりたいことがあるけれど「時間がない」という人がいます。しかし、本当にやりたいことであれば時間がないということを理由にするはずはありません。子どもがやりたいゲームを我慢して勉強をするということはないように、やりたいことであればどんなに忙しくても時間を作るのが人間です。

 

ならば、時間がないということを言う人は、つまりは「時間を作ることができない人」であるといえるでしょう。

 

昨今の情勢を見ると、まだまだ厳しい時代になりそうです。しかし、時間は誰にも平等に流れている。時間の使い方に良い・悪いがあるとすれば、時間の価値をしり、そして、それを常に意識することができるのかどうかが問われているといえます。

 

時間は無限ではありません。

 

いつか、あなたの時間も流れが終わるときがきます。明日が必ず来るという保証はないのですから、毎日を悔いのないように生きる。そんな2012年にしていけたら、多くの成果と結果と気付きをえることができるのではないでしょうか?

 

 

どのくらい勉強したら合格できますか?

資格試験の合格に必要な時間とは?

 

最近良くある質問に「勉強時間」があります。秋になり、季節的に講座を受講する女性が増えているのですが、時間に関する質問は特に多いのが現状です。

 

しかし、この質問に対する回答は、「どのくらい時間を掛ければダイエットできますか?」という質問に酷似しているといえるでしょう。例えばあなたが友人からダイエットに成功するための時間を聞かれたらどのくらいと回答するでしょうか。

 

 極めて難しい質問であるということがわかると思います。

 

どのようなダイエットをするのか、そもそもどのくらいダイエットをしたいのか、どこでダイエットをするのか・・・条件は人それぞれ異なります。ですから、一概に「○○時間やればダイエットに成功できる」とは言えない。

 

資格試験も同じです。例え、同じ資格試験を目指しているとしても、その人が持っている前提知識や勉強方法などによって合格までに必要な勉強時間は変わります。つまり、ダイエットに似たものであるということがいえるのです。

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直前期は感情を捨てる【ロボット化】

資格試験の直前期になれば、不安・緊張・興奮・・・、といった形でいろいろな感情を持って勉強をする受験者が多くなります。今まではそれほどでもなかったのに、試験が迫ると自分では抑えられない感情が込み上げてくる。

考えないようにしようと思えば思うほど「感情が抑えきれず、あれもこれも考えてしまう」。

そんな主婦やOLは多いでしょう。特に、真面目な人ほどそういった傾向にあるようです。

勉強は機械的に行う
勉強は機械的に行う

気持ちは分からなくはありませんが、「感情」ほど勉強に邪魔なものはありません。

特に、試験直前期に勘定的になるのは百害あって一理なし。

つまり、何の役にも立たないということです。

残酷ですがそれが現実です。

そんなことよりも、大切なのは結果的に合格することができるかということであって、試験に対していかに不安になったか、いかに緊張したのかという事実が採点に加味されることもありません。

試験では問題が解けるかどうかが全てであって、それ以上でもそれ以下でもありません。ですから、直前期には「ロボット」になれる人が強いということができます。

淡々と問題をこなすことができる、そういった精神力が必要です。

これはある意味、社会人たる主婦やOLにはなかなか難易度が高いことかもしれません。主婦やOLには当たり前ですが日常生活があります。その中で起こりうる事も含めて勉強を行わなければならず、例えば子どもの世話をしながらだったり、家族の介護をしながらだったりという生活に加えて、自分の勉強もしなければならない。

淡々とロボットのように勉強しよう!という方が無理かも知れません。

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合格意識が低くても高められるとしたら

資格試験に合格するためには、「どれだけその資格が欲しいのかが重要だ」と言われることがあります。

資格試験は欲しい人から合格していく、資格試験に合格した姿をイメージできる人ほど早く合格する・・・、いずれも事実でしょう。ただし、それはあくまで一部の合格者が言っていることであって、全ての合格者が同じことを言っているわけではありません。

つまり、単に「私はそう考えることで合格できました」という見本に過ぎないのです。

本質はやったかやらないかだけ
本質はやったかやらないかだけ

「祈ることによって合格できました!」という合格者がいたからといって、あなたも同じように祈ることで合格できるということではありません。

合格者が言っていることはあくまでその人のこと。

その裏側でどのようなことが言えるのか?ということに着目することの方がはるかに意味のあることです。

精神論だけで合格できるほど資格試験は簡単にはいきません。精神論と結びついているのは、実際の行動です。

つまり、行動なくして合格はありえない。

どんなに祈ろうが、勉強しない限りは合格することもない。受験しない限り、受かりも落ちもしないことと同じです。

全ては行動の結果として現れるものなのです。

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人生で後悔していることは?【驚愕】

一つのアンケート結果があります。

アメリカの80歳以上の高齢者を対象にして行なったアンケートですが、その中に「人生で後悔していることは?」という項目があります。

この項目について、70%の人が同じことを答えたといいます。

70%といえば、自分も80歳以上になったときに、同じように感じることが高いだろうと考えることができる数値です。

高齢者になって思うこと
高齢者になって思うこと

ということは、このアンケート結果は自分の未来をある意味で示唆する非常に興味深いデータであるといえます。

それではいったい、70%の人はどのように答えたのでしょうか?

あなたには想像がつきますか?

少し見方を変えて、今の時点であなたが「人生で後悔していることは?」と問われたときに、どのようなことを回答するでしょうか?

そこにヒントがあるかも知れませんし、ないかも知れません。

いずれにしても、あなたも将来「人生で後悔していることは?」と問われて答えることは、次のような内容が想定できるのです。

それは、

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