どれを選ぶか【選ぶことは捨てること】

資格試験は夏から秋にかけて実施されることが多く、8月は暑さとの戦いであるのと同時に、お盆など遊びとの誘惑との戦いでもあります。

 

よく、「お盆は遊ぶべきか、勉強すべきか」という質問があるのですが、答えは自分で決めるしかありません。どちらが良いということでもなく、どちらが悪いということでもない。まとまった時間を取れるお盆は、日々あまり時間が取れない社会人にとっては時間を大量に確保できるチャンスでもあります。一方で、お盆には家族としっかりと遊ぶことで、それ以降は勉強をがんばれるという主婦もいるでしょう。

 

 

どれを選ぶのか

人それぞれ、置かれた状況も異なれば、考え方も違います。

 

どれが良いのか悪いのかは、一概ににはいえません。多くの場合、善し悪しは結果によって判断されることが一般的で、お盆をどう過ごすのかと言うことは、最終的にその後に「どうなったのか」「自分の求める結果になったのか」ということによって納得度合いが変わることになります。

 

我々は常に何かについて「選ぶ」という判断を迫られています。

 

何でもやろうと思えば挑戦することができるのは事実ですが、だからといって無限に時間があるわけでもありません。つまり、時間的な制約を受けているという意味では全ての人に共通することであるわけです。

 

“どれを選ぶか【選ぶことは捨てること】” の続きを読む

年末年始は勉強する?それとも・・・

今年も残りわずかとなりました。

 

資格の勉強をしている女性にとっては、年末年始をどう使うのか?迷うこともあるかも知れません。やはり、みんな勉強しているのだから、自分も勉強しなければ!というある種の脅迫観念で勉強しようと思う女性もいるでしょうし、普段はなかなかまとまった時間が取れないから正月は勉強一色!という女性もいるかも知れません。

 

 一方で、正月くらい実家に帰省してゆっくり過ごしたいという女性もいれば、普段は勉強をコツコツしているのだから、思いっきり遊ぶ!という女性もいるでしょう。

 

結局のところ、年末年始をどう使うのか?ということは、その人次第であるということです。

 

なんだか取り留めのない話のような状況になりましたが、大切なのは「自分の状況を把握したうえで何をするのか決める」ということです。

 

自分の勉強の進捗状況を鑑みて、年末年始に追い上げが必要ならば勉強をすることになるでしょう。一方、余裕があるならば遊ぶことも良いでしょう。

 

何が良いのかというのは、自分の置かれた状況や進捗によって変わってくるということです。そんなのは当たり前のことのように思えますが、意外と重要です。なぜならば、自分の置かれた状況を客観的に把握するということはそれほど簡単なことでも単純なことでもないからです。

 

勉強することと遊ぶこと、あくせくすることとゆったりすること、そういったバランスを自分を客観的にみながら考えてみる。そのためには、目標達成(資格合格)に向けた自分の客観的な現状をいかに正確に把握することができるのか?そんなことも大切になります。

 

何をするかよりも終わった後にどう思うのか?

さらに大切なことは、何をするかもさることながら、正月が終わった時に自分がどのように思うのか?ということです。

 

“年末年始は勉強する?それとも・・・” の続きを読む

サッカーは上手くなってから練習すれば良い

「分かった」より「できる」の方が大切

社会人が資格の勉強をする場合、やたらに「理由理屈」にこだわる人がいます。なぜそうなるのか、どうしてそうなのか?というように。

 

確かに、考え方をしっかりと押さえるということは大切なのですが、どんなにしっかりと考え方を押さえていても、できなければ意味がない。逆説的に考えれば、どうしてそうなるのかを知らなくても、できればとりあえず資格試験に合格することはできます。

 

 好奇心旺盛な子供というのはどんなものでも触りたがる。乗っかりたくなる、いじりたくなる。

 

私の子供もそうですが、ゲームや携帯電話をとにかく触る触る。そして、よほど私よりも早く、そして上手く使いこなすことができるようになる。これには本当に大人が「唖然」としてしまいます。

 

私は説明書を読んで、じっくりと使い方を知った上でいじり始めますが、子供にはそんなものは必要ない。説明書なんて読まなくても、しっかりと使い方をマスターしている。もちろん、便利な機能は知らないかも知れないけれど、そんなことはお構いなし。なぜならば、しっかりと使いこなせているから。

 

考え方よりも先にやり方を覚えてしまう。なんとも子供らしいこと。

 

でも、実は資格試験もそれで良いのです。解くための考え方を知ることよりも、解き方の方法論を先に覚えてしまえば良い。分かっているかどうかよりも、できるかどうかの方が合格するためには重要なのです。

“サッカーは上手くなってから練習すれば良い” の続きを読む

どのくらい勉強したら合格できますか?

資格試験の合格に必要な時間とは?

 

最近良くある質問に「勉強時間」があります。秋になり、季節的に講座を受講する女性が増えているのですが、時間に関する質問は特に多いのが現状です。

 

しかし、この質問に対する回答は、「どのくらい時間を掛ければダイエットできますか?」という質問に酷似しているといえるでしょう。例えばあなたが友人からダイエットに成功するための時間を聞かれたらどのくらいと回答するでしょうか。

 

 極めて難しい質問であるということがわかると思います。

 

どのようなダイエットをするのか、そもそもどのくらいダイエットをしたいのか、どこでダイエットをするのか・・・条件は人それぞれ異なります。ですから、一概に「○○時間やればダイエットに成功できる」とは言えない。

 

資格試験も同じです。例え、同じ資格試験を目指しているとしても、その人が持っている前提知識や勉強方法などによって合格までに必要な勉強時間は変わります。つまり、ダイエットに似たものであるということがいえるのです。

“どのくらい勉強したら合格できますか?” の続きを読む

勉強の秋より寂しさの秋?

秋と言えば・・・

あなたにとっての「秋とは」はなんでしょうか?

 

「勉強の秋」とよく言われますが、実際に私の学校にも秋になるとたくさんの主婦・OLが入校してきます。10月から秋というイメージですが、9月の中旬から勉強を開始する人は増えていきます。

 

 秋は、勉強の秋のほかにも、「食欲の秋」「運動の秋」など、いろいろな秋があります。

 

どれが正しいとかいうことはないにしても、やはり秋には共通していることがあります。それは、寂しさが募るということです。あなたも秋という季節は人恋しくなったりすることはありませんか?

 

それには理由があるといわれています。そう、日本の四季です。

 

四季がもたらす精神的影響とは?

秋になると寂しくなる。これは日本に住んでいるからであって、四季のないところ(年中常夏の国や極寒の国)ではそういった感覚になることはないといいます。

 

“勉強の秋より寂しさの秋?” の続きを読む

体験や経験に勝る勉強情報なし

写真で思い出すのは体験だけ

情報の価値とは?

 

インターネットの急速な普及は、さまざまな情報を無料で入手することができるようになりました。しかし、ここで一つ、情報というものの有用性について整理しておく必要があります。

 

それは、情報というのは知っていても何の意味もないということです。情報は使ってこそ初めて価値があるわけで、単に知っているということでは何も産み出しません。敢えて言うならば自己満足として役に立つということがいえるぐらいです。

 

写真で思い出すのは体験だけ 資格試験の勉強法というのもインターネット上には氾濫しています。それらをたくさん収集して、ほくそ笑んでいる女性も多いかも知れません。

 

そういった勉強法の情報が無料で入手することができる時代になったのは素晴らしいことですが、先にもあったように、情報を沢山持っているからといって「合格できる」とは限りません。

 

結局は、それらの情報を有効に活用して初めて意味があるわけであって、情報だけを持っていてもそういった情報に振り回されてかえって身動きが取れないという女性も多いのです。

 

一方、自分で導き出した情報は絶対的な強さを生み出します。

 

“体験や経験に勝る勉強情報なし” の続きを読む