勉強を始めてスランプになった時の対処法

スランプは突然やってくる

新年、新たな思いで資格の学習を開始した主婦・OLは多いことだと思います。年をまたいで勉強している女性も、年明けから新しく資格の勉強を開始した女性も、一年の区切りである年末年始にはいろいろと考えることもあったと思います。

 

想いや考えは人それぞれであったとしても、資格の取得を目指すという意味では共通しています。資格合格のためにはそれほど難しい作業も必要なければ、特別に賢い頭も秀才としての学力も必要ありません。

 

ただ単純に「基本的な問題を繰り返す」、ただそれだけです。そんな資格試験は簡単ではない!と反論されるかも知れませんが、実際に合格した人は、誰でもできる基本的なことを誰よりも確実に解けるような状態にした、それが真実です。

 

 ならば資格試験に合格することなんて簡単じゃないか!と思えるでしょう。そうです。やることの作業自体は非常に単純明快。そこに難しさということは一切ありません。

 

しかし、単純なことを繰り返し継続して行うことは人間にとって想像以上に苦痛を伴うもの。

 

あなただって、毎日の同じ生活に飽き足らずに資格試験を目指すわけでしょう?毎日の夕食が同じメニューだったら嫌になりませんか?毎日会社に行って同じ人に囲まれた状態で全く同じ仕事を365日繰り返すとしたらどうですか?

 

単純なことはやるのは簡単ですが、続けるとなるととたんに難しくなる。それが資格試験に合格することの難しさです。そして、それに耐えることができないと、勉強が手につかなくなる。いわゆるスランプに陥ることになります。

 

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小さな「できた」を大切にする

合格を手に入れられる人、そうでない人

資格試験の勉強をしていると、「なかなか点数が上がらない」と思うことがあります。

 

いくら勉強しても模擬試験で高得点を取ることができないと嘆く人、一方では今回の模擬試験では前回よりも1点得点を上げることができたと喜ぶ人。人によって、点数の上昇幅における幸せ感は大きく異なります。

 

たった1点でうれしいと思う人がいると思えば、たった1点ぐらい何の意味もないと思う人。しかし、たった1点の小さなうれしさを大切にする人が、合格という大きなうれしさを手に入れることができるのです。

 

どんなことでも、大きな成果をいきなり手に入れることができるということはありません。

 

それは、よく恋愛で例えることができます。出会ってからいきなり結婚へと向かうということは少ないでしょう。そういった大きな幸せを突然掴んでしまってもむしろ上手くいくことは少ない。

 

お互いに付き合いを重ねながら小さな幸せを積み上げいく。その際に、小さな幸せをお互いに感じることができなければ、恋愛はそこで終わりです。お互いに小さな幸せに気付くことができるからこそ、最終的に大きな幸せを手に入れることができる。

 

勉強というものも同じです。

 

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実力アップを見えるようにする【継続は力なり】

資格の勉強をしていると、

  • 「いつまでやっても自分はダメだ」
  • 「また同じ問題を間違えた」
  • 「実力が全然アップしない」

といった悩みを抱えてしまう主婦・OLが多いように思います。

しかし、実際にはやればやっただけ実力がアップしているものであり、その効果を体感するのが難しいということに気付いていないだけなのです。

しっかりと残す
しっかりと残す

どんなことでもひたすら繰り返すことで、その道のプロになると昔から言われています。

実際、私の子供も「勉強ができない」といって悩んでいました。そこで、とにかく何か自信を付けるようにすることが親としては必要になりますが、そこで考えたのが漢字を覚えること。

とにかく鉛筆で漢字を書きまくって覚えるように仕向ける。自分でどんどん覚えることができれば、それが自信につながり、他の教科へと波及すると考えたわけです。

しかし、子供の立場で言えば、やはりどんなに書いても覚えた気にはならないし、書いても書いても忘れてしまう。次々に降りかかってくる漢字の量に、追いついていかないというジレンマに陥っていきます。結局、「やってもやっても覚えられない」という投げやりの態度をとるわけです。

そこで、消耗して短くなり使えなくなった鉛筆を「貯める」ようにしました。

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勉強をしていると寝てしまうのは良いこと

資格試験の勉強をしていると眠くなり、気付いていたら寝ていた。そんなタイプの女性も多いのではないのでしょうか。勉強に限らず、本などを読んでいるうちにウトウトしてきて気付いたときには朝!

このような状況が続くと、つくづく自分には勉強は向いていない、そう思ってしまうのが一般的です。しかし、少し異なるアプローチをしてみれば、上記のような「勉強をしているうちに寝てしまう」と言うのは必ずしも悪いことではありません。それは、記憶のメカニズムを知る必要があります。

勉強途中に寝たって良いのだ
勉強途中に寝たって良いのだ

そもそも、人間が眠っている間でも唯一起きているものがあります。それは、「脳」です。脳が眠ることはありません。

そして、人間の記憶は、寝ている間に整理されます。つまり、徹夜でいくら勉強しても、1日ぐらいは覚えていることができるでしょうが、2~3日すればほとんどを忘れてしまいます。これは、どんな人でも同じなのです。

自分が寝ているときに、脳は休むことなく起きている間に仕入れた情報を整理しています。単純に言えば、その日の1日にあった出来事、体験したこと、考え方ことなどを寝ている間に脳は自動的に整理しています。その整理した情報の中で、重要だと脳が認識したものが「記憶」として処理されると言うことです。

そのため、勉強した内容を脳に「これは重要な情報だ」ということを知らしめる必要があります。そうしないと、せっかく勉強しても、脳が必要ないと判断したら、記憶にそれほど残らないということになってしまうからです。

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直前期はロボットになる

6月から、資格試験の本試験がたくさん実施されます。既に、直前期に突入している受験生の方も多いことでしょう。

直前期の時間の使い方次第で、得点力は一気に伸びていきます。そのため、気を抜かずにガンガン勉強していくことが重要ですが、特に精神面での自己コントロールがポイントなってきます。

焦りと緊張、様々な感情が入り乱れる中で、コツコツ勉強を続けていくためにはそれなりの精神力が求められます。そこで、是非押さえておきたいのが「ロボットになる」という考え方です。

直前期になれば、新しいことに手を出すと言うことはほとんどありません。そのため、ほとんどの時間が今までの勉強の復習に費やされることになります。

この場合、感情的になって進めることに何ら意味はなく、むしろ感情は一切排除して、機械的に進めていくことが重要になります。

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自信を持とう

資格試験の本試験では、大変な緊張の中で受験をしなければならない。通常、周りの受験生を見ればなぜか頭が良く見え、そして凄く勉強しているような錯覚に陥るものだ。

しかし、自分に自信を持って本試験に挑まないと、本試験の雰囲気に飲み込まれてしまう。1点や2点を競う試験においては、これでは完全に致命的である。

では、どうすれば自信を持つことができるのか。実はこれは資格試験を受験している受験者の実態を知れば簡単なのです。

どういうことか?

つまり、本試験に受験をしに来ている全ての受験生が十分な準備をしているわけではない、ということをまずは知って欲しいのです。

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