どれを選ぶか【選ぶことは捨てること】

資格試験は夏から秋にかけて実施されることが多く、8月は暑さとの戦いであるのと同時に、お盆など遊びとの誘惑との戦いでもあります。

 

よく、「お盆は遊ぶべきか、勉強すべきか」という質問があるのですが、答えは自分で決めるしかありません。どちらが良いということでもなく、どちらが悪いということでもない。まとまった時間を取れるお盆は、日々あまり時間が取れない社会人にとっては時間を大量に確保できるチャンスでもあります。一方で、お盆には家族としっかりと遊ぶことで、それ以降は勉強をがんばれるという主婦もいるでしょう。

 

 

どれを選ぶのか

人それぞれ、置かれた状況も異なれば、考え方も違います。

 

どれが良いのか悪いのかは、一概ににはいえません。多くの場合、善し悪しは結果によって判断されることが一般的で、お盆をどう過ごすのかと言うことは、最終的にその後に「どうなったのか」「自分の求める結果になったのか」ということによって納得度合いが変わることになります。

 

我々は常に何かについて「選ぶ」という判断を迫られています。

 

何でもやろうと思えば挑戦することができるのは事実ですが、だからといって無限に時間があるわけでもありません。つまり、時間的な制約を受けているという意味では全ての人に共通することであるわけです。

 

その結果、時間を有効に使うという考え方が出てくるのですが、時間を有効に使うというのは、たくさんのやることがある中で、どれをやるのかをしっかりと決めるということを意味します。

 

遊ぶのか、勉強をするのか、これをしっかりと決めること。中途半端にやろうとすると、時間ばかりがいたずらに過ぎていき、結果的に何もしないで一日が終わるということを招きます。

 

言い換えれば、何をやるのかを決めるということは、何をしないのかを決めることでもあります。全てをできないという前提にあるからこそ、今何をするのかということは極めて重要です。

 

判断をする。今何をするのか、何をしないのか。

 

その判断によって、人の人生というのは大きく変わってくる。判断の基準は人それぞれ異なるものであり、だからこそ人生は面白いものです。けれど、その判断を後悔するのはたいへんもったいないこと。

 

あなたも、毎日の選択が迫られている中で、後悔しない判断というのを少し意識してみたらどうでしょうか。それだけで、人生が全く異なる方向(良い意味で)に動いていくことも多いのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です