資格を踏み台にして羽ばたく女性の増加

資格取得というのは、合格が目的になってしまうケースが意外と多いといえます。もちろん、最初は○○の資格を取って□□したいから勉強する!というように、何らかの目的があってそれを実現するための手段して資格の取得があるわけです。

 

しかし、なかなか合格することができなかったり・・・ということが続いてくると、目的達成が本来の□□したいということから、○○の資格を意地でも取る!というように変わっていき、それはそれで何の問題もないのですが、目的が変わってしまった以上、合格した暁には満足してしまうという非常にもったいない状況になることがあります。

 

いわゆる、燃え尽き症候群とでも言えるかも知れません。

 

どんどん前に進む 一方で、資格取得はあくまで通過点として、ガンガン前に進み、輝きを増す女性も少なくありません。

 

有名なところでは、公認会計士の資格を取得して、経済の専門家として活躍している女性がいます。また、弁護士になってから、政治家へと道を勧めていく女性も目立つようになってきました。

 

そう考えると、資格に合格するということには、少なくても2つの有用性があるように思えます。

 

もちろん、資格に合格したという事実は素晴らしいことなのですが、それ以上に自分自身に大きな影響を及ぼすのだということがいえそうです。

 

では、その2つとはどのようなものでしょうか。

 

まず1つ目は、資格を取ることによって、人生の選択肢が広がるということです。

 

資格を取るというのは決して侮ることができません。今までできなかったことができるようになったり、今まで出会うことのなかった人たち(専門家など)と出会うことのできる機会に恵まれることもあります。

 

今まで任せられることのなかった仕事を用意され、スキルのアップに結びつくこともあれば、資格の知識は直接活かすことができなくても、昇進・昇格というような状況に関連して部下を持ったり、新たな道が開けることもあります。

 

そしてもう一つは、自分に自信が持てるということです。これが一番大きいのかと思いますが、資格をとっても使えないと考えている人にはこのメリットをもう一度再確認して欲しいのです。

 

資格を取ることで、自分に自信が持てるという意味は合格すれば必ず感じることです。もし、そのような自信を感じることができないのであれば、それは挑戦した資格が自分にとってさほどの努力を要せずに合格することができてしまったということの可能性が高いので、もう少し背伸びするくらいの、つまり手に余るくらいの難易度の資格に挑戦することを求められているのだといえます。

 

合格によって得られる選択肢の幅と自信が相乗的に作用して、次の大いなるステージを用意してくれるものであるといえるでしょう。ですから、資格を踏み台にして輝く女性が増えてきている。

 

昔の資格試験の受験者(合格者)といえば、男女比を見ると圧倒的に男性が高い割合をしめていました。しかし、例えば最難関の資格試験といわれる弁護士を例にとってみると、ここ20年間で男性の弁護士増加率は2倍であるのに対して、女性の増加率は7倍となっています。弁護士以外の資格試験でも、ほぼ全ての試験で女性の割合は上昇傾向にあります。

 

社会で女性の活躍の場が広がっていることを示しているのと同時に、向上心ある女性が増えてきたということがいえるでしょう。

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