直前期はアクセルを踏みこもう

ブレーキではなくアクセルを踏み込む

自分が目指す資格試験も直前期に突入し、焦り・不安・期待を抱え毎日を過ごしている主婦・OLも多いのではないでしょうか?

 

すでに試験が終了したという主婦・OLもいるかも知れませんが、まだまだ秋に向けて大型の資格試験が毎週のように実施されていきます。

 

ブレーキではなくアクセルを踏み込む直前期のポイントは「アクセルを踏み込む」ことです。

 

まだまだ成績が伸びるこの時期は、ガンガン問題をこなして本試験に向けて今までの整理を行っていく必要があります。

 

そこで注意しなければならないのが、「ブレーキを踏まない」ことです。アクセルとブレーキを両方同時に踏んだらどうなるか。もちろん、前に進むことはできません。

 

むしろ、前に進もうとしているのに結果として前に進むことができず、たいへんなストレスを抱える結果になってしまいます。そういった受験生はおおいのではないでしょうか。

 

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直前期は感情を捨てる【ロボット化】

資格試験の直前期になれば、不安・緊張・興奮・・・、といった形でいろいろな感情を持って勉強をする受験者が多くなります。今まではそれほどでもなかったのに、試験が迫ると自分では抑えられない感情が込み上げてくる。

考えないようにしようと思えば思うほど「感情が抑えきれず、あれもこれも考えてしまう」。

そんな主婦やOLは多いでしょう。特に、真面目な人ほどそういった傾向にあるようです。

勉強は機械的に行う
勉強は機械的に行う

気持ちは分からなくはありませんが、「感情」ほど勉強に邪魔なものはありません。

特に、試験直前期に勘定的になるのは百害あって一理なし。

つまり、何の役にも立たないということです。

残酷ですがそれが現実です。

そんなことよりも、大切なのは結果的に合格することができるかということであって、試験に対していかに不安になったか、いかに緊張したのかという事実が採点に加味されることもありません。

試験では問題が解けるかどうかが全てであって、それ以上でもそれ以下でもありません。ですから、直前期には「ロボット」になれる人が強いということができます。

淡々と問題をこなすことができる、そういった精神力が必要です。

これはある意味、社会人たる主婦やOLにはなかなか難易度が高いことかもしれません。主婦やOLには当たり前ですが日常生活があります。その中で起こりうる事も含めて勉強を行わなければならず、例えば子どもの世話をしながらだったり、家族の介護をしながらだったりという生活に加えて、自分の勉強もしなければならない。

淡々とロボットのように勉強しよう!という方が無理かも知れません。

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直前期にやってはいけないことNo.1

8月はいよいよ大型の資格試験が全国各地で実施されます。

今年は、震災の影響もあり、節電が求められているため試験開始時間や試験の実施順序が変更になる試験も多数あります。自分が受験する資格試験の動向にはチェックをしておくようにしてください。

そのような中、直前期に突入している受験生も多いことでしょう。

直前期にこれをやってはいけません
直前期にこれをやってはいけません

直前期ともなれば、緊張感がグッと高まるものです。

特に、手元に受験票が郵送で送られてきたときには「いよいよか」と気が引き締まります。

焦り、不安、葛藤・・・さまざまな感情が入り乱れ、いわば「混乱状態」になるのがこの時期。

やらなければいけないことがたくさんあるように思えて仕方がない、そんな時期が「直前期」です。

この直前期に真面目な人ほど失敗してしまうことがあります。ポイントは、真面目な人ほどはまり込んでしまうというところにあります。

真面目であるが故にやってしまう罠とは?

直前期にやってはいけないことのNo.1は、

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直前期の勉強方法は「自分の実力を知ること」から

夏に向けて(もう一般的には初夏という位置付けですが)資格試験の本試験が本格化してきます。

いよいよ、受験生にとって日頃の成果を試す大舞台の時期といえます。

直前期には焦りのあまり、勉強が手につかなくなったり、あるいは、ガムシャラにがんばっているのだけれど、そのがんばる方向がズレてしまうということも少なくありません。

直前期にすべきことをもう一度整理しながら、残り時間を過ごして欲しいと思います。直前期には「初学者」ほど成績が伸びる傾向がありますので、まだまだ諦める時期ではありません。ちなみに、超直前期というのは試験前1週間から2週間程度、直前期とは1ヶ月前程度を言いますが、これも資格試験そのもののボリューム(難易度)によって異なります。上記の基準は、1年程度の勉強が一般的に必要だとされている場合の区切りです。

100点にこだわらない
100点にこだわらない

直前期にすべきこと、というのは簡単です。

「できるものを確実性を持ってできるようにする」ということだけです。

資格試験というのは、100点を取らなければ合格できないというものではありません。最初の時期は100点を狙って勉強するのは構いませんが、直前期になってまでも100点を狙うというのは無謀です。

今、90点を狙える実力がある人が100点を狙おうとすると、残りは10点分と簡単そうに見えますが、これが極めて難しいことなのです。また、90点の実力がある人は、その状態を維持し、本試験でいつも通りの実力を発揮することができれば合格は間違いありません。

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直前期なのにやる気にならない【階段の踊り場】

夏は資格試験の本試験シーズンがはじまります。

この時期は、連日のように本試験が実施され、多くの資格試験受験生が暑い中、本試験会場へと繰り出します。

そうなると、この時期は多くの受験生が「直前期」を迎えているということになります。

階段の踊り場現象
階段の踊り場現象

直前期というのは、本試験に備えて最終的な調整を行なう時期で、非常に重要な位置付けです。

なぜかというと、この時期に多くの受験生が「力を伸ばす」ことができるからです。

今までの勉強で思ったような成果が出てない、やってもやっても点数が安定しない、という悩みを抱えていた受験生が、急激にレベルを上げてきます。

今までの苦労の過程で積み上げた知識が、自分の頭の中で上手く結合して、「分からないものが分かるようになる時期」であり、「できなかったものができるようになる時期」なのです。

ですから、直前期というのはガンガン勉強をすることで、成績を伸ばすことができるのです。そして、それは受験生自身でも体感することができることです。

ですから、この時期は辛いながらも「もう少しがんばろう!」という気になることができる。

一方で、直前期に何かにとり憑かれたかのように急に勉強をする気力が低下してしまう、という受験生も実は多いのです。

これを、階段の踊り場現象と言っています。

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サブノートより間違いノートを作る

資格試験の勉強についてよく相談を受ける内容として、「サブノートは必要ですか」というものがあります。

サブノートというのは、テキストを補完するような目的で作るノートのことで、中学や高校の時に、先生が黒板に書いている内容をノートに必死になって板書(書き写す)した経験はありませんか?こういったノートをサブノートといっています。

サブノートよりも間違いノートの方が重宝する
サブノートよりも間違いノートの方が重宝する

結論からいえば、「サブノートはいらない」といえます。理由は簡単で、サブノートをわざわざ作らなくても、テキストに書き込めば十分であることと、サブノートを必死になって作ってもほとんど見る機会がない、この2点です。

高校時代などでは、先生によっては教科書(テキスト)にいろいろなことを書き込むことを善しとしない指導をする先生がいます。場合によっては、授業をしっかりと聞いていたかどうかの証明としてノートを提出させるようなこともあったかもしれません。

それはそれで教育方針ですから良いのですが、資格試験の場合にはサブノートを綺麗に作ったからといって誰かがそれを評価することはありません。また、テキストに書き込みをしてはいけないというルールも存在しません。

全てはあなたのやりやすいようにすればよい、それがルールです。

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