いつもとやり方を少し変えてみる
資格試験の勉強では、問題を繰り返し解くというのが基本になります。そうだとすると、1つの問題集をボロボロになるまで繰り返しやっていくことになりますが、この場合、偏らないように満遍なく問題をこなしていくことが必要です。
一般的に、問題集は最初の方から解いていくことになりますが、この場合、最初の方は繰り返し解くことが多く、最後のほうの問題になるとあまり解いていないということが起こりやすくなります。
例えば、問題が1から100まであったとします。最初は1から始めていきますが、1から10までやって、また1から10までやって、次に11から20までやって、今度は1から20までやって・・・というように、最初にある問題を特に多く解いているケースが大半です。
この場合、問題番号の始めのもの(問題集の最初のほう)は記憶としてかなり残っているのですが、終わりのほうになると解いている回数が少なくなるため、終わりのほうは記憶があいまいということになりやすいのです。
もちろん、最初のほうの問題を繰り返し解かなければ最初のほうも忘れてしまうことになりますが、と最初のほうの問題は基本的な内容が多かったり、勉強に熱心な状態で解いた頃のものが多いことから、意外と記憶に残っているものです。