順序を変えて刺激を与える【問題演習】

いつもとやり方を少し変えてみる

 

資格試験の勉強では、問題を繰り返し解くというのが基本になります。そうだとすると、1つの問題集をボロボロになるまで繰り返しやっていくことになりますが、この場合、偏らないように満遍なく問題をこなしていくことが必要です。

 

 一般的に、問題集は最初の方から解いていくことになりますが、この場合、最初の方は繰り返し解くことが多く、最後のほうの問題になるとあまり解いていないということが起こりやすくなります。

 

例えば、問題が1から100まであったとします。最初は1から始めていきますが、1から10までやって、また1から10までやって、次に11から20までやって、今度は1から20までやって・・・というように、最初にある問題を特に多く解いているケースが大半です。

 

この場合、問題番号の始めのもの(問題集の最初のほう)は記憶としてかなり残っているのですが、終わりのほうになると解いている回数が少なくなるため、終わりのほうは記憶があいまいということになりやすいのです。

 

もちろん、最初のほうの問題を繰り返し解かなければ最初のほうも忘れてしまうことになりますが、と最初のほうの問題は基本的な内容が多かったり、勉強に熱心な状態で解いた頃のものが多いことから、意外と記憶に残っているものです。

 

“順序を変えて刺激を与える【問題演習】” の続きを読む

知らないものは考えても分からない【知識と思考】

資格試験の勉強をしているときに、難しい問題にあたってしまって「ウンウン」うなる。

しかし、いっこうに分からない。

このような場合、あきらめて「サッサ」と答えと解説を見れば良いのですが、「解けるはずだ!」などと考えて時間を費やす人も多いようです。

それはそれで構いませんが、パッと見でよくわからないような問題は、多くの場合には、「考えても分からない」ということが大半です。

それはなぜでしょうか?

知らなきゃ考えても無理
知らなきゃ考えても無理

資格試験などの場合、考えるという作業は、独創的なものでなければ、創造的なものでもありません。

無から有を生み出すために「考える」わけでもないのです。

その意味で、一般的に言われている「考える」ということと、資格試験などの勉強が意味する「考える」というのは少し違うのです。

私たちのような受験生は、学者になるわけではありません。ですから、本来的な「考える」という作業は必要ないのです。

だとすると、問題を目の前にして「ウンウン」うなっているのは、考えているわけでなくて、「思い出している」だけなのです。

“知らないものは考えても分からない【知識と思考】” の続きを読む

自分チョコで記憶力アップのバレンタインデー

2月といえば恒例の行事がバレンタインデー。

昔ほどの真剣みは薄れてきたとしても、チョコを贈るという習慣は日本人には定着しているようです。いわゆる義理チョコが多いようですが、あなたはどんなご予定でしょうか。

ところで、最近は「自分チョコ」が流行っているようで、自分に対してチョコを贈る。しかも年々豪華で高価なものが売れているとか。使うときはしっかり使う、まさに女性の心理といえるのかもしれません。男性に贈るふりしてたまには自分で・・・ということもあるでしょう。

自分チョコでパワーアップ
自分チョコでパワーアップ

日々がんばっている自分へのご褒美という女性もいれば、本命なんぞおらん!という女性もいるでしょうし、いまさら旦那に?という主婦やOLもいるでしょう。

いずれにしても、自分チョコ、資格試験の勉強をしている主婦・OLにはオススメです。

実は、チョコというのは「脳を活性化させる効果がある」と言われているのです。コーヒーやお茶のカフェインが刺激的な効果をもたらし、眠気を覚ますというのと似ています。

資格試験の本試験場に行くと、チョコを食べている人を見かけたことはありますか?なぜキットカットがげんかつぎなのか。それは、キットカット=きっと勝つ(つまり、合格する)というネーミング的なものに加え、チョコであることも一つの要素なのです。

“自分チョコで記憶力アップのバレンタインデー” の続きを読む

知らないことは怖いことではない

主婦やOLなど女性の中には、自分はその資格試験の勉強内容について全く知らない、畑違いなので勉強をするのには抵抗があるという人がいます。

その気持ちは確かに分かりますし、誰でも未知の領域に踏み込む時には、躊躇するものです。しかし、そのことと資格試験に合格することができることとは関係がありません。知らないことだから合格することができないと言うことではないのです。

むしろ、「知らないことだからこそ有利だ」ぐらいに考えても何ら問題ありません。

一般的に、人は皆、自分の中で様々なものやことを決め付けている感があります。もちろん、それ自体の善し悪しを問うつもりはありません。しかし、一般的に自分の中で決め付けているものを覆すと言うのは、それはそれで大変な労力を伴うものです。

決め付けていることが悪いわけではなく、ここで言いたいのは決め付けられると言うことは、それについて何らかの情報を持っているという前提があるということです。

“知らないことは怖いことではない” の続きを読む

勉強を嫌わないようにする

資格試験に限らず、勉強が好きだと言う女性はそれほど多くはないでしょう。むしろ、勉強は嫌いと言う主婦やOLの方が多いと思います。

それはそれで分からなくはありませんが、少なくても勉強が「嫌い」というイメージは強く持たない方が良いと言えます。

全ては自分にはね返る
全ては自分にはね返る

例えば嫌いな人がいたとする。あなたがその人を嫌いだと思っていれば、その人もあなたを嫌っているはずです。

なぜならば、あなたがそう思えば思うほど、そういった雰囲気や言動、行動を起こしている。もちろん、意識として大人的にそういった対応を露骨にすることはありません。でも、あなたがイメージしていることは必ず現実になるのです。つまり、あなたの無意識はその人を遠ざけようと行動してしまう。

あなたも、あなたのことが何となく嫌いな人は雰囲気的に分かるでしょう。その結果、あなたがその人のことを好きになることはほとんどない。むしろ、嫌いになることの方が多いと言えます。

結果的に、嫌いだと思えば、相手からも嫌われると言うことです。

“勉強を嫌わないようにする” の続きを読む

何でも良いから1番になる

資格試験の中には、複数の科目を勉強しなければならないものがあります。慣れないうちは、あれもこれもということで、全体的にとりあえず広く浅くやってみる。しかし、一通りやったがどれも自信がない状態、と言うことになりやすいのです。

特に、資格試験の勉強を始めて行う主婦やOLは、全てを完璧にしなければいけないという思考が働いて、全部の範囲を同じように勉強しようとします。

もちろん、この勉強方法を否定するつもりはありませんし、これはこれで良いのです。一方で、もう少し異なる方法も存在します。

それは、少ない範囲を徹底的に繰り返して勉強して、まずは何かで「これは誰にも負けない」と言うものを作るのです。例えば、10科目勉強しなければいけないとしたら、まずは1科目だけを徹底的に行う。仮に、科目ごとの試験があったとしたら、他の科目を無視してでも一つだけの科目で100点を狙う。

結果的に100点になれば、それは1番だということです。1番になれば資格試験では必ず合格することができます。後は、同じように残りの9科目を勉強すればよい。つまり、小さい範囲や特定の分野であったとしても、そこで1番を取ることができれば自分の勉強方法は間違っていないという自信を持つことができると言うわけです。

“何でも良いから1番になる” の続きを読む