資格の勉強法と言うのは、知的なイメージがありますが、どちらかというと知的なものというよりも肉体労働的な要素の方が強いと言えます。勉強は、教材であるテキストを読んだり、問題集を解いたりという作業が中心になります。
結論的には、勉強と言うのは知的なイメージとは少しかけ離れていると言えます。問題集を繰り返し解いたり、テキストを何回も見返したり、しかも場所を選びません。
自宅はもちろんのこと、喫茶店などのカフェスペース、会社のオフィス、通勤電車など場所を問わずに行うのが勉強です。
すなわち、勉強というのは肉体労働そのものであって、知的なものではありません。
だからこそ、頭の善し悪しで勝負が決まるのではないと言えます。どれだけ作業をしたか、すなわちどれだけ勉強をしたのか、これが資格試験の合格を左右する要素となるわけです。
男性よりも女性の方が資格試験の合格率は一般的高くなっています。これは、女性の方が男性に比べて作業を淡々を行うことに抵抗なく、そして、それを継続することができるからであるといえます。
勉強と言うのは作業であり、肉体労働です。そして、それを継続して続けられる人のみが合格を手にすることができる。ですから、資格試験の勉強法というのは身体で覚えるものだともいえます。身体が覚えてしまえば、一生物のスキルとして使うことができるのです。
スキーやスケートは、長い間行くことがなくても身体がしっかりと覚えています。5年程度のブランクがあっても、いきなりスキー場で滑り出すことが可能なのは、身体がその滑り方を覚えているからです。このときに、人間は頭で滑り方を覚えようとはしていません。
勉強も同じことです。頭で覚えようということではなく、身体で覚えてしまえば良いのです。身体がしっかりと勉強法を覚えていればそれはスキルとして今後も使うことが可能となります。
スキーが滑れるようになるための条件は、繰り返すこと。それは、スケートにしても同じように、スポーツ全てに共通しています。勉強も同じことなのです。基本をしっかりと繰り返す。これが資格試験における勉強法であり、そして合格するためのスキルなのです。