毎日をそのままに過ごすしているのであれば、それは非常に勿体ないことです。なりたい自分や、やりたいこと持って日々を生活することができれば、充実した時間を手に入れることができます。
最近、何かやりたいが何をやったらよいのか良く分からないという女性がとても多くなっています。向上心はとても大きいのに、それが現実の自分自身の方向性（将来）を上手く結びつけることができない。
これは何も珍しいことではありません。誰でもやりたいことや方向性がぼんやりと見えているのに、それを明確にすることがなかなか上手くできないでいるという状況はあるのです。しかし、それを明確にすることは実は簡単な方法があります。もちろん、誰かの手を借りるわけではありませんし、お金が必要になるわけでもありません。自分自身で頭を整理する作業を行うだけなのです。
女性は頭で考える作業が得意です。頭の中でいろいろなイメージを持って、自分のやりたいことや方向性を考えています。転職したい、再就職したい、将来は独立したい、など様々なイメージを持っています。
しかし、多くの女性はそれだけで終わってしまっていることが非常にもったいないのです。もう少しそれらのイメージを具体的にすることができれば、例えば関連する資格試験を受験するなど、より具体的な手法を考えることができ、かつ、実行をすることができるようになります。
それでは、どうすればより具体的な方向性や手段を導き出すことができるのか。それは、「紙に書いて整理する」ということです。
あまりに単純すぎるかも知れませんが、自分の考えなどを紙に書いて整理すると言うことは非常に重要です。なぜならば、頭で考えることと紙に書き表す作業は別なものだからです。
頭で考える作業はどちらかと言うと、夢やイメージを抽象的に考えるもの。例えば、「独立したい」などという言うのが典型的な例です。一方で、紙に書くという作業は具体的に書き表すもの。イメージをより具体的に、現実レベルに落とし込んでいくプロセスです。多くの女性はこの作業をやっていません。ですから、なかなか具体的な方向性が見えずに、結果的に時間をムダにしてしまっているという状況を招いているのです。
「紙に書く」というのは人間にとって非常にインパクトのあることです。よく受験勉強をしている学生が、「○○大学合格！」と掲げているシーンをご覧になったことがあるでしょう。ひょっとしたらあなたもそのようなことを行っていたかもしれません。
これは、単なるパフォーマンスではなく、実際に自分の行動に変化を及ぼすことになります。その仕組みを詳しく知る必要はありませんが、ここでは「紙に書いたことは実現する」というレベルで知っておいて欲しいのです。お金持ちの人たちはみんなこのような「紙に書く」という作業を行っています。
最終的に目標が決まれば、「紙に書いていつも見る」ということを行って欲しいのですが、まだ目標が見えていない方は、まずは現状と将来の姿などを紙に書き出して、項目レベルで整理すると言う方法を行います。
この作業は楽しみながらやるのがポイントになります。詳しい方法は、次のページでご紹介していきます。