子ども手当ての支給が決まり、騒いでいるようです。少子高齢化を支援する政策としては、いつまで続くか分からない子ども手当てでは少し心細い。子ども手当てがあるからと言って、子どもをたくさん産もうとは思わないだろう。
また、現在のような不況化の支援対策として、子どもの育成費用的に援助をするという考え方も大切であるが、子ども手当てそのものは一過性のもの。現在のような厳しい状況においては親としてはありがたいが、使い道としては食費などに回ればそれは費用になる。もちろん、これはこれで消費の拡大に繋がるかもしれないが、もともと食費は必要なものだから子ども手当てがあるからと言って、経済活性化につながる消費増大には至らないと考えられる。
賢い親であれば、貯金するという選択肢を取る可能性も高い。これでは、子育て支援、経済政策のいずれにも繋がらないという結果を招いてしまう。