節電は資格の勉強が捗る

教育の現場でも節電が進んでいると言います。

学習塾や資格学校では、朝早くから講座を開講して電力消費の少ない時間を活用したり、合宿などを増やして東京電力管内以外での講義を増やしたりするなど、さまざまな工夫を行なっています。

資格試験の本試験も試験時間を変更するなどの措置が行なわれている試験が増えています。

節電でサクサク勉強を
節電でサクサク勉強を

本試験では、冷房温度を高めにしたり、電気の消灯などが行なわれることも考えられますので、受験する方は考慮しておいたほうが良いでしょう。

ところで、あなたは自宅で資格の勉強をする際に「節電」を意識しているでしょうか?

実はこの節電、上手く使えば学習効果を引き上げることができる可能性があります。

例えば、節電のために明るさは「電気スタンド」のみにする。こうすることで、周りにある余計なものが目に入らず、テキストや問題しか見えませんから、意識を集中することができるようになります。

若干、目は悪くなるかも知れませんが、一時的な措置ですから、大きな問題にはならないでしょう。

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直前期にやってはいけないことNo.1

8月はいよいよ大型の資格試験が全国各地で実施されます。

今年は、震災の影響もあり、節電が求められているため試験開始時間や試験の実施順序が変更になる試験も多数あります。自分が受験する資格試験の動向にはチェックをしておくようにしてください。

そのような中、直前期に突入している受験生も多いことでしょう。

直前期にこれをやってはいけません
直前期にこれをやってはいけません

直前期ともなれば、緊張感がグッと高まるものです。

特に、手元に受験票が郵送で送られてきたときには「いよいよか」と気が引き締まります。

焦り、不安、葛藤・・・さまざまな感情が入り乱れ、いわば「混乱状態」になるのがこの時期。

やらなければいけないことがたくさんあるように思えて仕方がない、そんな時期が「直前期」です。

この直前期に真面目な人ほど失敗してしまうことがあります。ポイントは、真面目な人ほどはまり込んでしまうというところにあります。

真面目であるが故にやってしまう罠とは?

直前期にやってはいけないことのNo.1は、

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ペットボトル症候群【夏の勉強に注意】

今年も猛暑となる可能性が濃厚となっている夏、体調管理にも気を付ける必要があります。

資格試験の受験勉強というのは、「肉体労働」の要素が極めて強く、頭の善し悪しはさほど重要ではありません。いかにして問題を継続的に解き続けることができるか、それが勝敗の分かれ目になってきます。

猛暑の中で勉強をするというのは、いくらエアコンの効いた涼しい部屋であっても喉が渇くもの。特に今年は節電志向の高まりもあって、エアコンの温度を高めに設定していたり、扇風機でがんばっている女性受験者も多いでしょう。

ペットボトル症候群に注意
ペットボトル症候群に注意

本来、受験勉強をするのであれば涼しい環境に身を置いて、ガリガリと勉強するのが好ましいのですが、今年はそれをグッと我慢する必要もあるかも知れません。

その際に注意しなければいけないのが、熱中症対策です。

陽にあたらず室内だから大丈夫というのは危険で、しっかりと水分を確保することが望ましい。

そして、できれば脳みそにつながる栄養分は糖分なので、糖分を採取するのが好ましい、といいたいところですが、なんでも「ペットボトル症候群」というものが最近増えており、これには注意を刷る必要がありそうです。

ペットボトル症候群と何か?

ペットボトル症候群の正式名称は、「ソフトドリンク(清涼飲料水)・ケトーシス」。継続して大量にジュースなどの清涼飲料水を摂取することで、血糖値が上昇。血糖値を一定に保つホルモンのインスリンの働きが一時的に低下してしまう。 インスリンが欠乏するとブドウ糖をエネルギーとして使えなくなり、脂肪などを分解する。その際に「ケトン体」と呼ばれる代謝成分が増え、血液が酸性に傾く。「意識がもうろうとしたり、倦怠(けんたい)感があったり。昏睡(こんすい)状態に陥ることがあります」

出典:http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/health/517576/

どうやら、清涼飲料水というのは、1リットル当たり角砂糖20個分の糖分が入っているのだとか。これは、相当な糖分に該当します。

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直前期の勉強方法は「自分の実力を知ること」から

夏に向けて(もう一般的には初夏という位置付けですが)資格試験の本試験が本格化してきます。

いよいよ、受験生にとって日頃の成果を試す大舞台の時期といえます。

直前期には焦りのあまり、勉強が手につかなくなったり、あるいは、ガムシャラにがんばっているのだけれど、そのがんばる方向がズレてしまうということも少なくありません。

直前期にすべきことをもう一度整理しながら、残り時間を過ごして欲しいと思います。直前期には「初学者」ほど成績が伸びる傾向がありますので、まだまだ諦める時期ではありません。ちなみに、超直前期というのは試験前1週間から2週間程度、直前期とは1ヶ月前程度を言いますが、これも資格試験そのもののボリューム(難易度)によって異なります。上記の基準は、1年程度の勉強が一般的に必要だとされている場合の区切りです。

100点にこだわらない
100点にこだわらない

直前期にすべきこと、というのは簡単です。

「できるものを確実性を持ってできるようにする」ということだけです。

資格試験というのは、100点を取らなければ合格できないというものではありません。最初の時期は100点を狙って勉強するのは構いませんが、直前期になってまでも100点を狙うというのは無謀です。

今、90点を狙える実力がある人が100点を狙おうとすると、残りは10点分と簡単そうに見えますが、これが極めて難しいことなのです。また、90点の実力がある人は、その状態を維持し、本試験でいつも通りの実力を発揮することができれば合格は間違いありません。

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難関資格は転職に不利?

資格試験・検定試験は日本におよそ3,000種あるといわれています。

その中で昔から頂点と言われているのが、3大国家資格。3大国家資格とは、

  • 司法試験
  • 公認会計士試験
  • 司法書士試験

です。この3つの資格試験は、難易度も高く、社会的ステータスが高い。もちろん、医師資格なども難易度が高く、社会的ステータスは高いのですが、誰でも挑戦することができないという意味(医学系の学校に行かなければならない)で別のものとして考えられます。

要するに、これらの難関資格をパスすれば「人生バラ色」だった、ということです。「だった」という過去形になっているのは、最近では少し事情が変わってきたからです。

士業も厳しい時代に
士業も厳しい時代に

司法試験は、司法制度改革によって「合格者を増やそう」という前提の基、ロースクール構想が進められてきました。

結果的に、司法試験の合格者は増えたものの、残念ながら合格者のほとんどの人は職がないという異常事態に。

弁護士などの法曹が市場に足りない!といわれていたのに、結果的に合格者が増えたところで、市場(マーケット)がそれを受け入れることができない。受け入れる余裕がないと言っても良いかも知れません。

公認会計士も同じです。制度改革によって、最近は合格者をどんどん増やしていきました。結果的に、監査法人に就職することができない人が急増、試験に合格しているのに就職浪人をしなければいけないという異常事態に発展しています。

そのようなことが、以下の記事に掲載されています。

「会計士浪人」救済、金融庁が本腰

要約すると、公認会計士に合格したのに就職先がないから、その試験の実施責任者である金融庁が何とか就職先を確保しましょう、そんな内容です。

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資格試験の勉強をしていることは秘密?公言?

資格試験の勉強に関してはたくさんの本が販売されています。

本の内容は2つに大別され、

  • 資格試験のさまざまな情報を掲載しているもの
  • 資格試験の勉強方法が紹介されているもの
  • 資格試験に合格した人の体験談が紹介されているもの

資格試験を目指す人は、1冊ぐらいは勉強法に関する本や合格体験記に類するものを購入すると思います。

特に勉強をするぞ!と燃えている初期の頃には、積極的に情報を集めますからふらっと書店に行くと無意識的に資格関係の本が置かれている棚に行っていたりします。

秘密?公言?
秘密?公言?

私も職業柄、合格体験記というのを読む機会が多くあります。

この合格体験記、実際には「眉唾」な部分も多いのですが・・・、まあそれはそれとしても勇気付けられることは確かです。

合格体験記を見ていると、「自分は資格試験の勉強をしていることを周囲に公言した。そうすることで、やる気が高まる結果となった」という内容が良く出てきます。

実際、あなたは周りの人に公言していますか?

特に深い理由はないのですが、あまりに多くの合格者が「公言した」としているので気になったのですが、私が教えている受験生の方はどちらかというと「秘密」にしている人の方が多いようです。

純粋に今の会社でスキルアップを目指すのであれば同僚に公言することもできるかも知れませんが、取得の目的が転職にあればなかなか言うことは出来ないのかも知れません。

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