ペットボトル症候群【夏の勉強に注意】

今年も猛暑となる可能性が濃厚となっている夏、体調管理にも気を付ける必要があります。

資格試験の受験勉強というのは、「肉体労働」の要素が極めて強く、頭の善し悪しはさほど重要ではありません。いかにして問題を継続的に解き続けることができるか、それが勝敗の分かれ目になってきます。

猛暑の中で勉強をするというのは、いくらエアコンの効いた涼しい部屋であっても喉が渇くもの。特に今年は節電志向の高まりもあって、エアコンの温度を高めに設定していたり、扇風機でがんばっている女性受験者も多いでしょう。

ペットボトル症候群に注意
ペットボトル症候群に注意

本来、受験勉強をするのであれば涼しい環境に身を置いて、ガリガリと勉強するのが好ましいのですが、今年はそれをグッと我慢する必要もあるかも知れません。

その際に注意しなければいけないのが、熱中症対策です。

陽にあたらず室内だから大丈夫というのは危険で、しっかりと水分を確保することが望ましい。

そして、できれば脳みそにつながる栄養分は糖分なので、糖分を採取するのが好ましい、といいたいところですが、なんでも「ペットボトル症候群」というものが最近増えており、これには注意を刷る必要がありそうです。

ペットボトル症候群と何か?

ペットボトル症候群の正式名称は、「ソフトドリンク(清涼飲料水)・ケトーシス」。継続して大量にジュースなどの清涼飲料水を摂取することで、血糖値が上昇。血糖値を一定に保つホルモンのインスリンの働きが一時的に低下してしまう。 インスリンが欠乏するとブドウ糖をエネルギーとして使えなくなり、脂肪などを分解する。その際に「ケトン体」と呼ばれる代謝成分が増え、血液が酸性に傾く。「意識がもうろうとしたり、倦怠(けんたい)感があったり。昏睡(こんすい)状態に陥ることがあります」

出典:http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/health/517576/

どうやら、清涼飲料水というのは、1リットル当たり角砂糖20個分の糖分が入っているのだとか。これは、相当な糖分に該当します。

熱中症で倒れてしまうことは避けなければなりませんが、水分の補給はペットボトルなどの清涼飲料水だけに頼るというのも危険であるということです。

極端な糖分の取り過ぎは悪影響を及ぼすのは頭では分かっていますが、それでも1リットル当たりに角砂糖20個もの糖分が含まれているというのは驚きです。

お茶や水などの飲料を軸に水分を吸収しながら、ちょっとしたタイミングでチョコレートなどで糖分補給するのが好ましいかも知れません。

いずれにしても、受験は身体が資本です。

あなたがあまりの暑さにペットボトルをゴクゴクがぶ飲みしているとしたら、少しは意識してみてください。

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