資格を取って世界を広げる

資格試験に合格することで、「新たな世界を見れる」ということがあります。

それは、今まで会うことのなかったであろう人との出会いだったり、今までだったら行くことのなかったであろう場所だったり、自分とは無縁と思われていた貴重な体験だったり。

新たな世界への扉
新たな世界への扉

もちろん、全ての人にそれが訪れるかどうかは分かりません。あるいは、既に訪れているのにそれが資格の効能であったということに気付かぬ人もいるでしょう。

いずれにしても、資格を取ることで新たなるステージが見えてくる、そんなことも少なくありません。

資格を取ることで「収入」に結びつけようとする人は多いですし、誰しも資格を取ることで収入が上がればそれはうれしいことです。

しかし、そんな単純なものではありません。

資格を取っても「食えない」、資格と取っても「使えない」といっている人は、資格は魔法とでも思っているのでしょうか?

弁護士ですら「食えない時代」になりました。良いとか悪いとかそういったことではなく、これが現実です。

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実力アップを見えるようにする【継続は力なり】

資格の勉強をしていると、

  • 「いつまでやっても自分はダメだ」
  • 「また同じ問題を間違えた」
  • 「実力が全然アップしない」

といった悩みを抱えてしまう主婦・OLが多いように思います。

しかし、実際にはやればやっただけ実力がアップしているものであり、その効果を体感するのが難しいということに気付いていないだけなのです。

しっかりと残す
しっかりと残す

どんなことでもひたすら繰り返すことで、その道のプロになると昔から言われています。

実際、私の子供も「勉強ができない」といって悩んでいました。そこで、とにかく何か自信を付けるようにすることが親としては必要になりますが、そこで考えたのが漢字を覚えること。

とにかく鉛筆で漢字を書きまくって覚えるように仕向ける。自分でどんどん覚えることができれば、それが自信につながり、他の教科へと波及すると考えたわけです。

しかし、子供の立場で言えば、やはりどんなに書いても覚えた気にはならないし、書いても書いても忘れてしまう。次々に降りかかってくる漢字の量に、追いついていかないというジレンマに陥っていきます。結局、「やってもやっても覚えられない」という投げやりの態度をとるわけです。

そこで、消耗して短くなり使えなくなった鉛筆を「貯める」ようにしました。

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直前期は感情を捨てる【ロボット化】

資格試験の直前期になれば、不安・緊張・興奮・・・、といった形でいろいろな感情を持って勉強をする受験者が多くなります。今まではそれほどでもなかったのに、試験が迫ると自分では抑えられない感情が込み上げてくる。

考えないようにしようと思えば思うほど「感情が抑えきれず、あれもこれも考えてしまう」。

そんな主婦やOLは多いでしょう。特に、真面目な人ほどそういった傾向にあるようです。

勉強は機械的に行う
勉強は機械的に行う

気持ちは分からなくはありませんが、「感情」ほど勉強に邪魔なものはありません。

特に、試験直前期に勘定的になるのは百害あって一理なし。

つまり、何の役にも立たないということです。

残酷ですがそれが現実です。

そんなことよりも、大切なのは結果的に合格することができるかということであって、試験に対していかに不安になったか、いかに緊張したのかという事実が採点に加味されることもありません。

試験では問題が解けるかどうかが全てであって、それ以上でもそれ以下でもありません。ですから、直前期には「ロボット」になれる人が強いということができます。

淡々と問題をこなすことができる、そういった精神力が必要です。

これはある意味、社会人たる主婦やOLにはなかなか難易度が高いことかもしれません。主婦やOLには当たり前ですが日常生活があります。その中で起こりうる事も含めて勉強を行わなければならず、例えば子どもの世話をしながらだったり、家族の介護をしながらだったりという生活に加えて、自分の勉強もしなければならない。

淡々とロボットのように勉強しよう!という方が無理かも知れません。

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合格意識が低くても高められるとしたら

資格試験に合格するためには、「どれだけその資格が欲しいのかが重要だ」と言われることがあります。

資格試験は欲しい人から合格していく、資格試験に合格した姿をイメージできる人ほど早く合格する・・・、いずれも事実でしょう。ただし、それはあくまで一部の合格者が言っていることであって、全ての合格者が同じことを言っているわけではありません。

つまり、単に「私はそう考えることで合格できました」という見本に過ぎないのです。

本質はやったかやらないかだけ
本質はやったかやらないかだけ

「祈ることによって合格できました!」という合格者がいたからといって、あなたも同じように祈ることで合格できるということではありません。

合格者が言っていることはあくまでその人のこと。

その裏側でどのようなことが言えるのか?ということに着目することの方がはるかに意味のあることです。

精神論だけで合格できるほど資格試験は簡単にはいきません。精神論と結びついているのは、実際の行動です。

つまり、行動なくして合格はありえない。

どんなに祈ろうが、勉強しない限りは合格することもない。受験しない限り、受かりも落ちもしないことと同じです。

全ては行動の結果として現れるものなのです。

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直前期にやってはいけないことNo.1

8月はいよいよ大型の資格試験が全国各地で実施されます。

今年は、震災の影響もあり、節電が求められているため試験開始時間や試験の実施順序が変更になる試験も多数あります。自分が受験する資格試験の動向にはチェックをしておくようにしてください。

そのような中、直前期に突入している受験生も多いことでしょう。

直前期にこれをやってはいけません
直前期にこれをやってはいけません

直前期ともなれば、緊張感がグッと高まるものです。

特に、手元に受験票が郵送で送られてきたときには「いよいよか」と気が引き締まります。

焦り、不安、葛藤・・・さまざまな感情が入り乱れ、いわば「混乱状態」になるのがこの時期。

やらなければいけないことがたくさんあるように思えて仕方がない、そんな時期が「直前期」です。

この直前期に真面目な人ほど失敗してしまうことがあります。ポイントは、真面目な人ほどはまり込んでしまうというところにあります。

真面目であるが故にやってしまう罠とは?

直前期にやってはいけないことのNo.1は、

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直前期の勉強方法は「自分の実力を知ること」から

夏に向けて(もう一般的には初夏という位置付けですが)資格試験の本試験が本格化してきます。

いよいよ、受験生にとって日頃の成果を試す大舞台の時期といえます。

直前期には焦りのあまり、勉強が手につかなくなったり、あるいは、ガムシャラにがんばっているのだけれど、そのがんばる方向がズレてしまうということも少なくありません。

直前期にすべきことをもう一度整理しながら、残り時間を過ごして欲しいと思います。直前期には「初学者」ほど成績が伸びる傾向がありますので、まだまだ諦める時期ではありません。ちなみに、超直前期というのは試験前1週間から2週間程度、直前期とは1ヶ月前程度を言いますが、これも資格試験そのもののボリューム(難易度)によって異なります。上記の基準は、1年程度の勉強が一般的に必要だとされている場合の区切りです。

100点にこだわらない
100点にこだわらない

直前期にすべきこと、というのは簡単です。

「できるものを確実性を持ってできるようにする」ということだけです。

資格試験というのは、100点を取らなければ合格できないというものではありません。最初の時期は100点を狙って勉強するのは構いませんが、直前期になってまでも100点を狙うというのは無謀です。

今、90点を狙える実力がある人が100点を狙おうとすると、残りは10点分と簡単そうに見えますが、これが極めて難しいことなのです。また、90点の実力がある人は、その状態を維持し、本試験でいつも通りの実力を発揮することができれば合格は間違いありません。

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