直前期は感情を捨てる【ロボット化】

資格試験の直前期になれば、不安・緊張・興奮・・・、といった形でいろいろな感情を持って勉強をする受験者が多くなります。今まではそれほどでもなかったのに、試験が迫ると自分では抑えられない感情が込み上げてくる。

考えないようにしようと思えば思うほど「感情が抑えきれず、あれもこれも考えてしまう」。

そんな主婦やOLは多いでしょう。特に、真面目な人ほどそういった傾向にあるようです。

勉強は機械的に行う
勉強は機械的に行う

気持ちは分からなくはありませんが、「感情」ほど勉強に邪魔なものはありません。

特に、試験直前期に勘定的になるのは百害あって一理なし。

つまり、何の役にも立たないということです。

残酷ですがそれが現実です。

そんなことよりも、大切なのは結果的に合格することができるかということであって、試験に対していかに不安になったか、いかに緊張したのかという事実が採点に加味されることもありません。

試験では問題が解けるかどうかが全てであって、それ以上でもそれ以下でもありません。ですから、直前期には「ロボット」になれる人が強いということができます。

淡々と問題をこなすことができる、そういった精神力が必要です。

これはある意味、社会人たる主婦やOLにはなかなか難易度が高いことかもしれません。主婦やOLには当たり前ですが日常生活があります。その中で起こりうる事も含めて勉強を行わなければならず、例えば子どもの世話をしながらだったり、家族の介護をしながらだったりという生活に加えて、自分の勉強もしなければならない。

淡々とロボットのように勉強しよう!という方が無理かも知れません。

学生が資格試験に強いといわれるのは、いろいろな要因があるとは言えども、やはり「ロボット化」できるということにあるでしょう。

学生は良い意味で物事を深く考えず、また、誰かのことを考える必要性も薄い。だから、淡々とロボットのように感情を含めずに問題を解くことができる。

しかし、大人になればそこはなかなか難しいのです。

そんなときには割り切ってみると良いでしょう。

結局のところ、深く考えたところで勉強の成績が伸びるということもなければ、時間を有効に使えるわけでもない。問題をひたすらやった人が強いのです。

割り切りも肝心です。

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