女性の求人状況について

求人情報に興味のある女性も多いことでしょう。

100年に一度と言われる不況下にあって、求人状況も大きく変わりつつあります。また、男女雇用機会均等法など法律が大きく変わったことも影響しています。

求人の内容は民間機関の求人情報を見ると動きが早いのでその傾向を汲み取ることができます。もちろん、職業安定所(職安、ハローワーク)も少しは遅れますが、同じような動きを取っていくのが通常です。

現在の求人状況は、失業率はご存知の通りですから、求人の数そのものはそれほど多くはありません。特に、職安経由での求人は少なくなっていると言えます。

求人の種類(タイプ)については、二極化しています。

言い方は悪いですが、誰でもできるような仕事が1つ。もう一つは、専門的な知識や能力を要求する求人です。この2つに偏った求人が多く見られます。

今までは、一般事務だとか、経理などの求人が多かったのですが、最近ではそれを少し高度化した内容が増えています。具体的には、経理だとすると、日商簿記2級以上の合格者や、実務経験3年以上の経験者など、専門的な人材を要求しています。その他の職種でも同じ傾向があり、何らかの資格や実務経験を要求する内容が多くなっています。

一方、そういった知識や能力を一切必要としないような求人も多くあります。しかし、これらの求人は、時間や収入面などそれほどの待遇は期待できません。

このように、二極化しています。真ん中がない、というのが最近の求人の大きな主流です。

資格や能力を要求するいわば専門的な求人は、職安(ハローワーク)よりも、民間の就職紹介会社の方がたくさん情報を持っています。ですから、あまりそのような求人を見たことがないかも知れませんが、インターネットなどで検索すればたくさん出てくるでしょう。

人余りの時代と言われていますが、専門的な人材についてはどこの会社も欲しいというのが現状です。しかし、専門的な知識を持っている人材は少ないため、会社と労働者の間にズレが生じています。これを雇用のミスマッチと言います。

二極化した状況の中、就職や再就職、転職を狙うのであれば、やはり専門的なスキルを身につけてより待遇の良い求人に応募をした方が良いでしょう。そのためには、資格取得も一つの選択肢として有用なのです。

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