資格試験の1点(1問)の重み

資格試験ではたったの1点が極めて重要な意味を持つことがあります。

女性の人気の資格試験、介護支援専門員(ケアマネージャー)試験で、問題のミスがありました。問題のミスがあったのは1問。たったの1問と思いますか?この1問が出題ミスにより、正解になることになりました。

その結果、果たして何人の合格者が増加したと思いますか?

なんと、追加の合格者は3,500~3,600人程度が合格となる可能性があると社会福祉振興・試験センター(試験問題作成元)が発表しました。

今回の介護支援専門員(ケアマネージャー試験)では、約14万人が受験しています。そのうち、合格したのは3万人弱。

問題数は全部で60問、そのうちの1問の問題にミスがあったようです。その1問を正解にするだけで、合格者は3,500人増える。つまり、たったの1問に3,500人もの受験者が集中しているのです。

合否のボーダーライン上には多くの受験者がひしめき合っていると言われていますが、まさにそれを証明した形となりました。1問(1点)には本当にたくさんの受験者が密集しています。

60問もあれば、1問くらい「捨てよう」と本試験で思ってしまうことも少なくありません。しかし、この1問が合否を占うことになるのです。

資格試験はある程度の勉強をすることで、合否ラインには乗ってきます。しかし、合否ラインから一歩抜け出すのが本当に大変なのです。極端な話、ボーダーラインから1問抜け出すために、苦しい勉強をしているというように考えてもそれほどオーバーな話ではありません。

1点あるいは1問が合否の鍵を握るのは、今回の介護支援専門員(ケアマネージャー試験)だけではありません。ほとんどの資格試験で同じような状況になっています。

1点の重みを再確認して、丁寧な勉強をするようにしてください。もちろん、本試験で1点でも多く追いかけるということも重要になります。なお、介護支援専門員(ケアマネージャー試験)は主婦に人気の試験で、社会的な需要も非常に高くなっています。

介護支援専門員(ケアマネージャー試験)の難易度や受験情報の詳細

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