資格の勉強時間は探さずに作る

資格試験の勉強を開始する上で、一般的には2つのことがネックになるという女性が多いように思います。もちろん、勉強を開始する以前から不安で、心配で、自分には合格できるのだろうか?という悩みを持つ女性もそもそもたくさんいます。

それらを乗り越えて、「資格の勉強を始めよう」と思った場合、2つのネックがあるのです。まず1つ目は、費用の面。資格試験の勉強というはコストが掛かります。合格すればそれらは余裕で回収できるものの、資格に合格した際の効果を現実的に知らなければやや躊躇することも否めません。

具体的なコストとしては、資格学校の通信講座や通学講座に必要な学費。これらの受講料はどうしても最短かつ確実性を高めるために必要不可欠な費用です。それ以外にも、資格試験の受験量や細かく言えば筆記用具なども必要です。一方、必ずしも目に見えないコストも実は多いのです。

目に見えないコストの代表的なものには、心理的な負担です。例えば、遊びたいけれど遊べない、早く寝たいけれど寝れないなどの一種のストレスです。これも、実際に資格の勉強を始めてみれば分かりますが、結構大きな負担となります。もちろん、これらの負担を解決する方法はたくさんありますので、割り切ってしまえば問題はありません。

一生勉強するわけではありません。あくまで一定の期間だけです。むしろ、適度なストレスを抱えた方が日々の生活にも張り合いがあると言うものです。

ネックになる2つ目は「時間」です。これが最も大きな障壁かも知れません。資格の勉強はやりたいが、現在の状況では忙しくてまともに勉強するのは無理だというものです。

確かに、主婦でもOLでも、女性は結構忙しい人が多いです。しかも、資格を目指そうとする女性に限ってなぜか忙しい人が多い。

しかし、実は、忙しい人ほど資格試験には意外とスムーズに合格していたりします。これは、時間の使い方が上手いからです。時間と言うものは、ないからこそ有効に活用しようとします。不思議なもので、時間に余裕がある人に限って、ダラダラとした生活を送っているケースが多く、時間を無駄にしています。

忙しい人に限って、区切りをしっかりとつけたり、集中的に様々なことをこなした入りして時間を有効活用しています。つまり、時間のありがたみ、大切さを理解しているからです。だからこそ、どんなときも時間を無駄にしないと言う発想があります。

おそらく、忙しいときほど充実していたという経験は誰もが持っているはずです。時間の余っていた時期の記憶は結構不明確なものです。時間と言うのは、探すものではありません。今の生活の中から空き時間を見つけて勉強しようと思っても、無理なのです。

そうではなくて、逆の発想をします。つまり、今の状況はそれほど考慮せず、とりあえず資格を受験すると決める。決めれば、今の生活の中からどうやって時間をつくるか、ひねり出すかを考えるようになります。あるものを利用しようという発想も良いのですが、既にあるものほど人間は重要視しません。

今、ないものを作り出すことによって、その大切さが分かるのです。空いている時間を探しても見つかることはありません。あなたは既に忙しいのです。ですから、あなたの生活の中から、勉強できそうな時間を見つけ出してください。勉強する時間は必ず自分でつくることができるはずです。

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