独学の成否は教材選びにあり

資格試験の勉強方法については、いくつかの方法がある中で、個人的には通信講座を推奨しています。

しかし、金銭的に安く仕上げたい場合や、通信講座をやるにも時間的に厳しいという場合には独学という選択肢もあります。通信講座でも独学でも基本的に自分で勉強するという意味では変わらず、違いがあるとすれば「教材選択」だけです。

教材選択がポイント
教材選択がポイント

有名な資格学校の通信講座であれば、そこで提供される教材を信じてこなすことで合格することができる、という自信を持つことができます。

ですから、最後まで安心して勉強を続けることができる。

一方、独学の場合にはこの教材をどうやって選べば良いのかが難しいわけです。

もちろん、インターネット上には様々なオススメの教材等が紹介されていますが、実際にそれを見ないで特定の(個人の)情報で決定するというのは少し怖い気もします。

教材というのはテキストと問題集を指しているわけですが、これらは一旦使い始めたら最後まで付き合いながら徹底的に使い切るものです。だから、自信を持って「これだ!」という教材に巡り合う方法を考えなければなりません。

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独学に向いている人とは?【ハサミ選びと使い方】

資格試験の勉強をする場合、大きく分けて3つの方法があります。

  1. 通学講座
  2. 通信講座
  3. 独学

中でも独学というのは、最も費用が掛からず、いわゆるコストパフォーマンスに優れている方法といえます。

その代わり、お金をそれほど掛けていないということもあって、挫折する要素を秘めている方法とも言えます。

独学は勉強スタイルが確立してから
独学は勉強スタイルが確立してから

通学講座や通信講座はそれなりの出費を伴うわけで、善し悪しは別として「ある程度お金を払う」ことによるモチベーションアップの効果は少なからずあるわけです。

しかし、独学の場合には、出費としても書店で販売されているテキストや問題集を購入するくらいですから、始めるのは簡単である一方、「辞めるのも簡単」というわけです。

現実的には、独学が必ずしも安上がりとはいえないというのもあります。

通学講座や通信講座であれば、これだけを勉強すれば必ず合格できると言う内容が提供されますが、独学で勉強していると「この教材だけで合格できるのか?」という不安を抱えていることが多い。

結果的に、途中で問題集を買い増ししたり、あるいは資格学校などが実施する模擬試験を集めたりと、予想以上にお金が掛かることも実は多いのです。

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2つの異なる「後悔」

「後悔」と言う言葉がありますが、これには2つのものがあります。

1つは、やらずに後になって後悔することで、資格試験の場合ならば、「あの時勉強していれば・・・」という後悔です。

もう一つは、やってしまった後になって後悔することです。「なんであんなことしてしまったんだろう」、あるいは、「もっとああすれば良かった」などがあります。

これら2つは、後悔と言うことでは同じですが、内容的には随分異なるものだ、と言うことができるでしょう。

やらずに後で後悔する場合、月日が経てば経つほど、その後悔の念は深くなっていくように思います。場合によっては、一生後悔と言うこともあるでしょう。「あの時やっていれば」という未練にも等しい後悔は、ことあるごとに思い出すものです。

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教材に愛着をもって使い倒す

資格試験の勉強方法として重要なのは、「同じ問題集を繰り返し解く」ということです。もちろん、テキストも必要ですが、テキストも1冊あれば十分で2冊も3冊も必要になるわけではありません。

初学者の場合、書店などに行くと様々な問題集や過去問、テキストなどが気になって、たくさん購入してしまう人が少なくありません。特に、女性の初学者で心配症や真面目な女性ほどたくさんの問題集やテキストを購入してしまいます。

不安な気持ちは分かりますが、ほとんどの場合が一度読んだ程度で棚の中に保管されることになり、有効活用されることはありません。むしろ、新たに購入したテキストや問題集をこなしきれていないことが最終的に気になってしまい、本試験直前になると焦りが出てくることになります。 “教材に愛着をもって使い倒す” の続きを読む

資格の勉強時間は探さずに作る

資格試験の勉強を開始する上で、一般的には2つのことがネックになるという女性が多いように思います。もちろん、勉強を開始する以前から不安で、心配で、自分には合格できるのだろうか?という悩みを持つ女性もそもそもたくさんいます。

それらを乗り越えて、「資格の勉強を始めよう」と思った場合、2つのネックがあるのです。まず1つ目は、費用の面。資格試験の勉強というはコストが掛かります。合格すればそれらは余裕で回収できるものの、資格に合格した際の効果を現実的に知らなければやや躊躇することも否めません。

具体的なコストとしては、資格学校の通信講座や通学講座に必要な学費。これらの受講料はどうしても最短かつ確実性を高めるために必要不可欠な費用です。それ以外にも、資格試験の受験量や細かく言えば筆記用具なども必要です。一方、必ずしも目に見えないコストも実は多いのです。 “資格の勉強時間は探さずに作る” の続きを読む