勉強の秋より寂しさの秋?

秋と言えば・・・

あなたにとっての「秋とは」はなんでしょうか?

 

「勉強の秋」とよく言われますが、実際に私の学校にも秋になるとたくさんの主婦・OLが入校してきます。10月から秋というイメージですが、9月の中旬から勉強を開始する人は増えていきます。

 

 秋は、勉強の秋のほかにも、「食欲の秋」「運動の秋」など、いろいろな秋があります。

 

どれが正しいとかいうことはないにしても、やはり秋には共通していることがあります。それは、寂しさが募るということです。あなたも秋という季節は人恋しくなったりすることはありませんか?

 

それには理由があるといわれています。そう、日本の四季です。

 

四季がもたらす精神的影響とは?

秋になると寂しくなる。これは日本に住んでいるからであって、四季のないところ(年中常夏の国や極寒の国)ではそういった感覚になることはないといいます。

 

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順序を変えて刺激を与える【問題演習】

いつもとやり方を少し変えてみる

 

資格試験の勉強では、問題を繰り返し解くというのが基本になります。そうだとすると、1つの問題集をボロボロになるまで繰り返しやっていくことになりますが、この場合、偏らないように満遍なく問題をこなしていくことが必要です。

 

 一般的に、問題集は最初の方から解いていくことになりますが、この場合、最初の方は繰り返し解くことが多く、最後のほうの問題になるとあまり解いていないということが起こりやすくなります。

 

例えば、問題が1から100まであったとします。最初は1から始めていきますが、1から10までやって、また1から10までやって、次に11から20までやって、今度は1から20までやって・・・というように、最初にある問題を特に多く解いているケースが大半です。

 

この場合、問題番号の始めのもの(問題集の最初のほう)は記憶としてかなり残っているのですが、終わりのほうになると解いている回数が少なくなるため、終わりのほうは記憶があいまいということになりやすいのです。

 

もちろん、最初のほうの問題を繰り返し解かなければ最初のほうも忘れてしまうことになりますが、と最初のほうの問題は基本的な内容が多かったり、勉強に熱心な状態で解いた頃のものが多いことから、意外と記憶に残っているものです。

 

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資格の選び方はどうすればよいでしょうか

資格検定の選び方は少しだけ背伸びする

8月は大型の資格試験(税理士試験社会保険労務士試験など)が終了し、9月になると新たに勉強を開始する主婦・OLで資格学校は賑わいをみせます。

 

実際、私も日々資格に関する相談を受けていますが、秋は「勉強の秋」ということもあるのか、相談に訪れる主婦やOLなど女性は絶え間がありません。

 

さて、この時期に多い相談は、「資格を取りたいがどの資格が自分に良いのか?」というようなものが多くなります。

 

 結論から言えば、「あなたがやりたいことをやれば良い」ということになるのですが、それでは答えになっていそうで実はなっていないかも知れませんね。

 

結局のところ、最後に決めるのは本人なのでそういったある意味冷たい言い方になるのですが、少し選び方についての考え方を書いておきたいと思います。

 

資格試験・検定試験というのは世の中に3,000種(日本国内で)あるといわれています。そして、多くの人は複数の資格を取得していたり、あるいは目指した資格検定に合格すると、その次にも何らかの勉強をすることが多いです。

 

となると、何が言えるかというと「最初から一つに絞る必要はない」ということです。あるいは、「勉強する中でいろいろと欲しい資格が次々に見えてくる」ということがいえます。

 

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社会に対する資格合格価値の変化

難関資格を取っても・・・変わる資格の価値

資格を取って人生大逆転!そんなドラマは昔は結構あったものです。

 

司法試験というのは、合格すれば弁護士・検事・裁判官の道が拓けるという法曹界の頂点に君臨する試験であり、日本の資格試験の中で最難関の資格試験。旧司法試験では、平均合格期間はおよそ8年といわれていました。

 

が、合格すれば「人生安泰」という資格でもありました。ありました、と過去形であるのは最近では必ずしもそうは言えなくなってきたからです。新司法試験に移行して合格者を増やそうとしたのに、「合格者がある程度増えたら就職できない人が増えた」「合格者を増やすはずで放火大学院の仕組みを整備したが、思ったよりも合格ラインをクリアするものが少ない」という問題に直面しています。

 

2011年の司法試験合格発表は9月8日にありましたが、合格率は23・5%と新司法試験に移行してから過去最低を記録。法務省の目論見どおりには行かないようです。

参考記事→新司法試験 合格率23・5% 過去最低

 

 そもそも日本は法曹界の人口が少ないという前提で、優秀な法曹関係者を増やそうとした試みですが、結果としては運用に成功しているとはいえません。

 

アメリカは弁護士になっても実務の競争が非常に激しいので、資格は取れて当たり前(アメリカで弁護士になることは日本ほど敷居が高いということではない)で、その先で勝負をさせる。

 

日本ではそういった取り組みは馴染まなかったようです。

 

日本の公認会計士資格も同じような状況になっています。

 

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文字の行間を読む【本試験では問題文にヒントあり】

問題文の行間を読む

解けば解くほど良い意味で思い込みが激しくなる

 

資格試験の勉強は、繰り返し問題を解くことが重要です。

 

何回か繰り返せば、いずれは問題そのものを見れば解答がイメージすることができるレベルまでいきます。それはそれで勉強の成果、すなわち「記憶した状態」になるため素晴らしいことなのですが、本試験では冷静になる必要があります。

 

問題文の行間を読む 資格試験も回数がこなれてくると、作問者もあの手この手で受験生を「引っかけよう」とします。そして、問題を繰り返し解くトレーニングを行なっている受験生ほど良い意味でイメージ的に解いてしまい、引っ掛かる可能性が高くなってしまいます。

 

本試験では過去問と似たような問題が出題される傾向にありますが、仮に択一式問題であるとして、過去問とほぼ同じような選択肢が並んでいると、無意識のうちに答えを「これだ!」と選んでしまったりしますが、実はいつもは「正しいもの」と聞かれていたものが、本試験では「誤っているもの」と聞かれていたなんてことがあります。

 

あるいは、会計系の試験であれば単位間違いというものも多く、似たような問題であれば単位を自分で千円と決め付けていたりしますが、よく問題文や解答を見ると「万円」となっていたりすることがあります。

 

要するに「早とちり」というものですが、過去問を問いた回数が多いほど善し悪しは別にして「思い込み」の傾向が強くなってしまうことがあります。同じように過去問を解いているときには問題は生じませんが、本試験も同じような対応をしてしまうと足元をすくわれるような結果になってしまいます。

 

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腹が減ったら記憶力倍増!【ダイエットにも良い】

お腹すかして勉強すればパワーアップ!

 

資格試験の勉強をしていると意外とお腹がへるものです。頭を使うと人間は体力を使うようで(正確には脳を使います)、考えれば考えるほどお腹がすくようになっているようです。

 

勉強し過ぎた時は結構お腹がへりませんか?仕事先で会議に集中したときなども同じ現象に陥ることがあります。徹夜明けとかもやたらお腹がすきますね。

 

 そういった場合には、「とりあえず小腹を満たして・・・」となるものですが、そこをグッとこらえて勉強に邁進してみる。

 

実は、お腹がすいている状態の時は、記憶力が高まるといわれています。なぜでしょう?

 

それは、人間の本能的なものが関係しているのです。しかも、主婦・OLであれば気になるダイエットにも効果的という二重の効能があるのです。

 

これを使わない手はありません。

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