勉強の秋より寂しさの秋?

秋と言えば・・・

あなたにとっての「秋とは」はなんでしょうか?

 

「勉強の秋」とよく言われますが、実際に私の学校にも秋になるとたくさんの主婦・OLが入校してきます。10月から秋というイメージですが、9月の中旬から勉強を開始する人は増えていきます。

 

 秋は、勉強の秋のほかにも、「食欲の秋」「運動の秋」など、いろいろな秋があります。

 

どれが正しいとかいうことはないにしても、やはり秋には共通していることがあります。それは、寂しさが募るということです。あなたも秋という季節は人恋しくなったりすることはありませんか?

 

それには理由があるといわれています。そう、日本の四季です。

 

四季がもたらす精神的影響とは?

秋になると寂しくなる。これは日本に住んでいるからであって、四季のないところ(年中常夏の国や極寒の国)ではそういった感覚になることはないといいます。

 

秋といえば「紅葉」ですが、こういった四季の変化が私たちには微妙な影響を与えているのです。草木が枯れ落ちる光景は、人の死を予期させるのもの。もちろん、意識ではそのようなことを考えているわけではなくても、そういったことは無意識の中で感じている。

 

また、動物的に考えれば外で裸になって寝ていても心配のない夏から、凍死してしまう冬に向かう過程も敏感に感じ取っているのです。夏は難しいことを考えずに本能で活動し、秋は知性的に考えるようになっていく。その結果としてなんだか寂しい気分になるのです。

 

そういった経緯があるならば、何となく「勉強の秋」も理解することができます。

 

動物が山で冬眠に耐えうるように食糧を蓄えるかのように、我々も勉強という蓄えを知性的に行なうことで次に来る春に備えていく。もちろん、これは「食欲の秋」にも共通したことです。

 

冬になれば「春の訪れ」を感じることができるため、それほど寂しいということもない。秋はその途中にあるからこそ、寂しさが増大されることになります。そう考えれば、勉強の秋というのも納得できるのではないでしょうか。

 

精神的に微妙な時期が秋なのだということもいえます。だからこそ、「勉強」や「食欲」といった様々な秋が昔から言われてきたのでしょう。なんとも不思議な季節が秋なのです。

 

そんなことを知ってか知らずか、今日もたくさんの受講生が資格講座の申し込みに来るのです。

 

 

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