世の中はお盆真っ最中。
お盆は遊ぶという主婦・OLもいれば、今までの遅れを取り戻すべくひたすら勉強に邁進するという時間の使い方もあるでしょう。お盆が過ぎると資格試験の本試験ラッシュが続きますので、本試験が気になるという方も少なくないと思います。
一方、お盆といえばキーワードは「帰省」があります。
帰省の目的はさまざまでも、一つはお墓参りがあります。
自分の先祖に手をあわせる。
こういった心こそ、日本人の心であるといえます。
勉強をしていると、「合格させてください!」という合格祈願は行ないますが、それ以上に大切なのは先祖を敬う気持ちだったり、今の自分がこの世に存在する幸せを感謝することです。
祈りが「お願い」に偏重する現在にあっては、感謝という言葉が非常に薄れてきてしまった。その善し悪しを問うのではなく、お盆くらいは先祖に感謝の意を表すことがあっても良い。
神社やお寺におけるお賽銭とは、基本的に感謝に対するものであって、これだけお賽銭をいれれば願いが叶うだろうという考え方ではなく、感謝に対する気持ちがお賽銭なのです。