連休は勉強?遊ぶ?それとも仕事?

4月後半から5が前半にかけて毎年恒例の大型連休。

今年こそじっくりと勉強に腰を据えようという女性もいれば、子どもがいて遊びに出かけるという主婦もいるでしょう。サービス業であれば稼ぎ時ですから、全て出勤と言う可愛そうな(?)OLもいるかも知れません。

いずれの場合でも時間の有効活用を
いずれの場合でも時間の有効活用を

このようなまとまった休み(時間)というのは、得てして時間を無駄にすることが多いというのが現状ではないでしょうか?

ですから、休みの日は何かに没頭するという考え方でも構いませんが、前提として「時間を無駄にしない」ということを重要視するのがポイントだと思います。

遊ぶなら徹底して遊べば良いですし、勉強するなら篭って勉強する。

何をしたかということよりも、連休が終わったときに「時間をいっぱいっぱい使った」という時間的な充実感があるというのが大切です。

結局、連休中はダラダラしていたというのは勿体ないということです。

その意味で、無理に勉強をする必要もありません。普段、勉強をしっかりとしている女性であれば、連休は十分遊ぶ。連休中に勉強しないから不合格になるということはありません。

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もう資格の勉強辞めようと思うのですが【OK】

最近、よく聞くのがタイトルの通り、「もう、資格試験の勉強辞めようと思うのです」という内容です。特に、主婦・OLには多いですね。

で、私はこういったことを言われたときに何を答えるのか、と言われれば回答は1つしかありません。

「それが良いね。今までよくがんばったよ」

これ以外に回答は持ち合わせていません。この回答を聞いて、冷たい奴だと思う女性もいるかも知れませんが、辞めたいと思っている人には辞めさせてあげたいと私は思っているのです。だから、私からすれば新たな出発に向けたエールなのです。

辞める選択肢もまた正しい
辞める選択肢もまた正しい

辞めたいと思っているのに、無理して資格試験の勉強をしてもとても合格できるとはいえず、結果的にその人の時間を無駄にするだけです。

誰でも勉強すれば合格することができるチャンスがあるのが資格試験ですが、中にはそれすら難しい状況の女性もいるのです。

家族に介護者を抱え、小さい子どもが3人もいて、そのうえ自分が仕事までしている。そういった生活の中で、目的がどうあれ、どう考えたってまともに勉強することができるとはいえません。

無理に勉強を続けることの方がリスクであると言えます。

同じように、自分の意志とは無関係に勉強をさせられている人も、自分で辞めようと思うのであれば辞めた方が良いと思うのです。例えば、父が司法書士で後継者として半ば強制的に司法書士を勉強させられているような場合、どう考えてもそんな動機で合格できるとは思えません。貴重な人生の時間を無駄にする可能性が高いのです。

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資格試験は受験者同士の競争?

資格試験は競争試験だ、と言われることがあります。確かに、合格する人と不合格になる人が存在する以上は、合格を勝ち取るために競い合っている。そういう意味では、資格試験は競争であると捉えることができます。

競争なのだからがんばろう!という理由で燃える(やる気になる)ことができる主婦・OLは問題ないのですが、社会人になってまで競争なんかしたくない!という女性も多いようです。

資格試験は競争?
資格試験は競争?

資格試験の勉強をする中で、とても仲の良い有人ができた。しかし、同じ資格試験の合格を目指している以上はライバルだ。

「彼女ががんばっているから自分もがんばろう」と思える女性は良いとして、競争そのものを好まない女性はどういった考え方を持てば良いのでしょうか。

自分が合格することを諦めて、友人にチャンスを与えますか?でも、自分が身を引いたところでほとんど意味はありませんよね。

資格試験はオリンピックのメダル獲得競争ではありませんから、合格者が3人ということはまずありません。どんなに難しい試験であっても、数百人は合格者を輩出しています。

とすると、必ずしも誰かを蹴落とさなければ合格することができない、とは言い切れない。なぜならば、合格枠というのはオリンピックのメダルと比べる限りは大きなもので、そして、宝くじほどの偶然性もないからです。

むしろ、しっかりと勉強した人は必ず合格することができるという「必然性」の方が高いのです。

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やる気がなくなったら自分を許してあげる

資格試験の勉強は長丁場です。1年という長期であっても、終わってしまえばなんて事はない期間なのですが、実際に自分がその状況の中に置かれているとたったの1ヶ月であってもとても長い期間なのです。

人生80年、だからこの1ヶ月間など大した長い時間ではない、そして、この時間をがんばり抜けば自分は大きく成長することができる、だからチャンスなんだ!、ということは「頭で理屈として分かっていても、感情的にはその時点では落とし込めない」というのが現状です。

人間はそれほど単純に論理と感情を融合させることはできません。特に、主婦やOLを中心とした女性であればその傾向が強いといえます。いかんせん、女性は感情が先行するものです。だから、理屈では分かっているが、実際には・・・、ということが多いのです。

自分を許してあげる
自分を許してあげる

そんな時、自分の不甲斐なさに焦点を合わせてしまうことで、「やっぱり私には無理なんだわ!」という結論を導き出してしまう。

私には無理なんだという考え方は、何かと比較していることから発せられる言葉です。

たとえば自分がこの世に一人しかいないとすれば、比較する人はいません。だから、自分がやっていることが全てであって、良いも悪いもそこには存在しない。もっといえば、良いとか悪いということそのものが存在しないわけです。比較対象も基準もないからです。

一方、自分にはダメなんだという発言の裏には、何らかの比較対象を持った言葉です。

では、この発言の意図はいったい何と比較をしているのか?

それは、

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合格率10%?なんだ、資格試験て簡単じゃん。

物を見る目、価値観、判断基準というのは人によって本当にさまざまなものです。

難易度の高い資格試験の基準は、10%ルールというものがあり、「10%の合格率を切る資格試験は難易度が高い」と言われています。

ある時、私の資格学校に一人の女性が来ました。

「○○○資格試験を勉強したみたいのですが、どのくらいの合格率でしょうか?」

「だいたい10%くらいですね」

なんだ!結構簡単なんですね

比べる基準を変える
比べる基準を変える

この人は合格するだろうな、と思った瞬間であり、実際にこの主婦はいとも簡単に1回の受験で社会保険労務士試験に合格していったのです。

では、この主婦は資格試験をナメていたのでしょうか?

あるいは、勢いでそういったことを言ったのでしょうか?

それとも、よほどの自信家だったのでしょうか。

後で聞いたところによると、彼女はスポーツ選手だったそうです。

オリンピックは国民が夢中になるスポーツですが、金メダルが確実視されていた人が銅メダルで終わるとどうなるか。それはもう、たいへんな言われような訳です。

では、オリンピックで金メダルを取るのは、資格試験の合格率でいうところの何%なのでしょうか。

宝くじに当たるためには、当選確率は何%でしょうか。

遥かに確率が低い宝くじを買う人は非常に多いのに、それと比較したら大変高確率で合格することが可能な資格試験には挑戦する人が少ない。

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FP(ファイナンシャルプランナー)は主婦・OLにオススメの資格(2)

この記事は、FP(ファイナンシャルプランナー)は主婦・OLにオススメの資格(1)からの続きです。

前回は、女性の方がお金に縁が深く、また、FPは楽しみながらしかも自分にとって役立つからオススメですというような話をしました。

一方で、ビジネス的に考えた場合も活用方法はあります。現在は、証券会社を中心に、不動産や金融機関の人がFPを目指しているようです。

将来の可能性は高い
将来の可能性は高い

FPはその名の通り、プランを立案します。例えば、証券会社であれば、顧客に対する投資のプラン。不動産会社であれば、住宅取得のためのプランなどです。

しかし、投資をしない人や住宅を取得しない人はお金に関するプランが必要ないかといえばそうではありません。

例えば、子どもが生まれれば学資に関するプランが必要です。これはFPの勉強の中で具体的にやりますが、子ども一人育てるのは相当お金がかかるわけです。

しかし、そんなことを知らなければ子どもが大きくなるにつれてどんどん金銭的に厳しくなっていってしまう。だからこそ、子どもの将来に対するお金を貯めるという考え方も必要です。

子どもが一定の年齢になっているのに、貯金が全くないというのではそれはもう大変なのです。しかし、そんなことは誰も教えてくれないわけです。だから、FPの勉強の中では、将来の家族のためのプラン立案なども勉強していきます。子どもの結婚費用まで考えたりするのはなかなか斬新です!

ところで、そういった自分の将来に対するお金の不安というのは、今後ますますニーズが高まると予想されています。

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