資格試験の合格を目指すうえでは、過去問題を徹底的に攻略することが求められています。この方法は資格試験の勉強法としては「王道」と言えるものであり、過去問を徹底して押さえることだけで合格を勝ち取ることができる資格試験も少なくありません。
しかし、過去問と言っても歴史のある資格試験であれば「どこまで遡って押さえておけばよいのだろう」というのも正直疑問になるところです。
多ければ多いというのは当たり前のことですが、我々には単に過去問を解くことではなく、「しっかりと解けるようにすること」が求められています。
しっかりと記憶に定着させるためには、繰り返し解くという反復作業(復習)が必要になりますので、無制限に過去問を検討することはできません。
明確な定義があるわけではありませんが、少なくても「過去5回分」は最低限見ておくことが望ましいといえます。
5回ということの理由はそれほど具体的に説明することができるわけではありませんが、多くの資格試験で5回くらいを目安に問題が回っている傾向にあるからです。
欲を言えば「10回分」は見ておきたいところですが、過去問を10回分見るとなるとかなり大変ですし、途中で挫折する可能性が高くなります。