独学の成否は教材選びにあり

資格試験の勉強方法については、いくつかの方法がある中で、個人的には通信講座を推奨しています。

しかし、金銭的に安く仕上げたい場合や、通信講座をやるにも時間的に厳しいという場合には独学という選択肢もあります。通信講座でも独学でも基本的に自分で勉強するという意味では変わらず、違いがあるとすれば「教材選択」だけです。

教材選択がポイント
教材選択がポイント

有名な資格学校の通信講座であれば、そこで提供される教材を信じてこなすことで合格することができる、という自信を持つことができます。

ですから、最後まで安心して勉強を続けることができる。

一方、独学の場合にはこの教材をどうやって選べば良いのかが難しいわけです。

もちろん、インターネット上には様々なオススメの教材等が紹介されていますが、実際にそれを見ないで特定の(個人の)情報で決定するというのは少し怖い気もします。

教材というのはテキストと問題集を指しているわけですが、これらは一旦使い始めたら最後まで付き合いながら徹底的に使い切るものです。だから、自信を持って「これだ!」という教材に巡り合う方法を考えなければなりません。

いつもお世話になっているサイトでは、「教材選びで合否の30%が決まる」と説明をしています。詳細はこちらのページ。(資格試験の勉強情報が実体験に基づき豊富に紹介されています)

詳しくは上記のページに譲るとして、実際に見てみるということはポイントだと考えています。わざわざ隣町の大型書店に行くことになったとしても、その労力が無駄になるということはありません。やはり、自分で実際に手にとって見てみることが非常に大切です。

以前、私の子どもが「漢字検定」を受験すると言うことで書店に教材を見に行ったことがあります。子どもはやる気十分ですから、できるだけ大型の厚い教材を欲しがるわけです。もちろん、嫁もそれを見て、我が子のやる気に目を奪われて分厚い教材を買おうとしている。

でも、厚い教材が必ずしも良い教材であるという保証はありません。私がよく比較してみたら、分厚い教材は体裁上中身がスカスカで、薄い教材と比べてもそれほど内容的には変わりませんでした。むしろ、薄い教材の方がシンプルに整理されており、勉強しやすい感がありました。

厚い教材は、教材を買うという満足度は高いけれど、こなしきるのは大変です。しかし、薄い教材でも厚い教材とそれほど内容が変わらないのであれば、満足度は変わらず、しかも最後までやり切るということが可能になります。

結果的に、2人の反対を押し切りながらも、薄い教材をその時は選び、結果的に合格を勝ち取ることができました。もちろん、教材選びよりも子どものがんばりが合格に直結したことは明らかですが、それでも厚い教材を買っていたら、その量の多さに投げ出していたという危惧があります。

しかし、これは実際に教材を見ることができたからそのように判断することができたということであって、教材を見ることができなければ無難な「厚い方」を選ぶしかありません。判断の基準が厚ければ情報量が多いだろう、という根拠に基づくためです。

でも、それが必ずしも正しいとはいえません。

教材は資格試験の合格まであなたに知識を与えてくれるパートナーです。独学での勉強を希望されている方は、実際に書店に行くようにしてください。実際に見てみると、いろいろな違いがあることに気付くはずです。

いつもお世話になっているサイトでも同様のことを説明しています。

詳しくはこちらから

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