時間を管理されるのは嫌がる主婦・OLが多いでしょう。仕事しているとお腹が空いたら勝手にお昼ご飯を食べたいでしょうし、気分が乗らないときには早く帰りたい。
そんな自由な職場にいるOLは少ないわけで、通常であればレベル感は別として誰かにあるいは何かに管理をされています。それは時間以外のことも含むわけです。主婦であれば子どもや旦那さんに管理されている部分は少なからずあります。
で、管理されているという状況は束縛されているわけですから、それが「大好き」という女性はあまりいませんよね。でも、勉強するというのはこの管理を自分自身で行うということです。だから、もともと嫌なものを自分で行わなければいけない、だから続かない。
あなたはタバコを吸いますか?
タバコというのは常習性が高いといわれ、一種の中毒に似た要素を与えるわけです。タバコを吸う・吸わないの是非はここで無関係とします。
そして、タバコを吸う人の中には、ニコチン中毒と思いきや、以下のような状況になるとタバコを吸いたくなるような傾向があります。
- イライラするのでタバコを吸いたい
- タバコを吸ったら、次にあれをしよう
- これが終わったらタバコで一服しよう
タバコを吸う人はタバコに支配されている、といわれることもありますが、それは事実かも知れません。一方で、タバコを吸うことによって、何らかの時間的な区切りを自分の中でつけていることもまた事実です。
これは一般的には自分では意図してそうなっているわけではないと思いますが、理由はどうであれ、時間の区切りをタバコによる一服で基準値としている人は相当数いるでしょう。
そうだとすると、こういった傾向をあなたの時間的な区切りとして活かすことはできませんか?
タバコを吸うことをオススメしているわけではなく、自分の中で時間の区切りとなるものを見つける。
例えば、彼氏がいるのであれば、毎日勉強を2時間やるまで彼氏にメールや連絡をしない。これは、彼氏にも協力要請が必要かも知れませんが、彼氏には勉強したかどうか確認してもらうとか。まあ、この方法は冷めた夫婦や彼氏のいないOLには使えない方法ではありますが。
あるいは、お風呂に入ったり、顔を洗ったり、歯磨きをするというのを時間の区切りとして考えることもできます。
つまり、「これをやったらこうする」とか、「これをするまでこれはしない」という一定のルールを自分の中につくっておく。
勉強をするというルールを自分の中に根付かせることは思いの他難しい。でも、勉強以外のルールに、勉強を関連付けることはできる。つまり、別のルールが習慣化することで、勉強も自動的についてくる、そんなイメージです。
私たちにとって習慣というのは非常に強烈です。本来であれば不必要なことであっても、意味のないことであっても習慣化してしまうとそれが当たり前のようになってしまう。
毎日テレビを見ているとすると、それが習慣になります。この場合、キャンプなどにいってテレビがないと非常に違和感があるわけです。
でも、普段からテレビを見ない人はそれが習慣化している。だから、友達の家に行ってテレビがついていると妙に違和感があるものです。毎日テレビを見ていた人であっても、テレビのない生活を当たり前のようにすることは可能です。
その期間、およそ2週間。
2週間で人間の習慣化というのは基本的に完成します。
是非、あなたも何らかの区切るものを見つけて、そこに勉強を関連付ける工夫をしてみてください。2週間続ければ、勉強しないと気持ち悪くて眠れなくなります。