理解しなくても覚えられる

理解しなければ覚えられない、と言うことでは必ずしもありません。我々は、日々の生活の中で、自分の中では理解していないにも関わらず、覚えてしまっていることはたくさんあります。

例えば、よく見るTVCMの曲や歌などは、覚えようともしていないし、理解もしようとしていません。しかし、なぜか覚えてしまっている。

ここでのポイントは、「よく見る」ということです。繰り返し見ているテレビのCMだからこそ覚えることができているわけで、さすがに1回だけであればよほどのインパクトがない限り、覚えることは困難でしょう。

つまり、繰り返せばどんなことでも覚えてしまうという習性が人間にはあるということです。これは、当たり前だと思うかも知れません。単純だと思うかも知れません。しかし、資格試験の勉強をする上で、非常に重要な意味を持っています。

繰り返すことで、理解しようがしまいが覚えてしまう。つまり、どんなことでも繰り返すことで覚えることができるという論理になります。

これは、知識的な部分でも、身体を使うような部分でも同じことです。鉄棒の練習も繰り返すことで、自動的に逆上がりができるようになるわけであって、理由を考えながら覚えていくようなものではありません。自転車に乗ることも、スキーで滑ることも同じことです。

あなたは、資格試験の勉強をしている中で、理解にこだわりすぎていませんか?理解にこだわるあまり、手が止まってしまったり、やる気を失ったりしまったりしていませんか。

理解と言うのは、後から付いてくることも多いのです。必ずしも、最初から理解をする必要もなければ、最初から理解することができないものもあります。まずは、繰り返すことで「できる」ということを追いかける。それが積み上げる中で、徐々に自分の頭の中が整理されて、分からなかったものが分かるようになっていきます。

分かることにこだわり過ぎない。特に、几帳面な女性や真面目な女性は注意してみてください。分からなくても構わない。いずれ、繰り返すうちに分かるときが必ず来ます。まずは、繰り返して重要なことはどんどん覚えていきましょう。

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