知識を得ることの喜びと楽しさ

資格試験の勉強は大変な部分が多いのも事実です。しかし、一方では自分が知らなかった知識を得ることができるという意味で、非常に楽しいものでもあります。

多くの資格試験では、「実践的な内容」が勉強の中心的な存在です。そのため、勉強内容も実務的で、今までは何気なく「知っていた」ことなどが、理由や理屈と共に「なるほど!」という納得感に変わる瞬間がある。これが一種の快感となり、様々な資格試験に挑戦するいわゆる資格マニアを生み出しています。もちろん、資格マニアには意外と女性も多いのです。

知識を得るのは楽しいもの
知識を得るのは楽しいもの

その意味で、資格試験の勉強は二面性があるとも言えます。

一つは、新たな知識を得ると言う意味での「楽しさ」や「充実感」。もう一つは、忙しい中時間をやりくりして合格を目指すと言う「苦労」や「挑戦」という側面。

資格試験に合格するための秘訣は、この2つの要素を、自分の中でいかにして上手くバランスをとっていくのか?ということになるといえます。
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100%の力を出すなら120%の準備

スポーツでは本番でいかに実力を発揮することができるか、ここが結構ポイントになります。日頃から十分な練習を積んでいたとしても、それが本番でしっかりと発揮することができなければ試合には勝てない。特に、大抵の個人競技は短時間で勝負が決まる過酷な世界です。

資格試験でも同じことが言えます。どんなに勉強を継続して積み重ねていたとしても、本試験でそれが発揮できなければ合格することはできません。たまたま運がよく合格できたと言うことはありません。仮にそうだとしても、その運を掴むためには日頃からしっかりと勉強をしておく必要があるのです。

ところで、本試験で「自分の実力を最大限発揮する」ためには、2つの要素が必要になります。
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書くことより口に出して記憶する

資格試験では、結局のところ「覚えているか、覚えていないか」ということが合否を分けることになります。つまり、「解けるか解けないか」が重要なのであって、「理解しているか理解していないか」は問わない。

口に出して覚える
   口に出して覚える

そのため、理解していなくても「解ければ」合格できますし、「理解している」のに解けなければ合格することはできません。

ですから、資格試験の勉強の王道としては、まずは過去問などの問題を徹底して覚えてしまうということが重要になるわけです。

そうだとすると、記憶するということが結局は必要になり、効率的に記憶することができるとすればそれは非常に有利となります。一般的に、勉強法といわれている類のものはたいていが、この「効率的な記憶」を内容とするものです。
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冬季オリンピックは勉強の大敵?

いよいよ冬季オリンピックが開幕しました。開幕から服装問題などで揺れている日本勢ですが、注目の競技も目白押し。

およそ2週間にわたる冬季五輪オリンピックですが、この間テレビ漬けの人も多いのではないでしょうか?資格試験の合格を目指す受験生にとって、テレビはまさに大敵です。

特に、2月は結構資格試験がたくさん実施される月でもあり、本試験を控えている受験生は誘惑との勝負ですね。
どこでも気軽にテレビが見れるようになった
どこでも気軽にテレビが見れるようになった

テレビと言えば、今までは家で見るのが当たり前でしたが、最近では携帯電話やパソコンなど、あらゆるものにテレビ機能が付属しています。

電車の中でも、携帯電話からワンセグでテレビを見ている人も少なくありません。

まさに、受験生からすれば大敵そのもの。特に、冬季五輪オリンピックは時間を選ばずに放映されますので、昼間もテレビから目が離せない、ということもあるでしょう。
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資格試験の難易度は何で決まるか

難関資格試験と呼ばれるものがあります。一般的には、司法試験(弁護士・検事・裁判官になるための法曹試験)、公認会計士、不動産鑑定士、司法書士あたりが難関試験と言われています。もちろん、これ以外にも難関資格試験はたくさんあるのですが、一般的なイメージでは上記のような資格が挙げられます。

難関資格試験と聞けば、「難しい」ということは誰でもイメージできるのですが、その難しいという要素は何か?と聞かれてたとしても、具体的に答えることは困難かも知れません。「とにかく難しい試験なんだ」ということでしかありません。

これは繰り返し述べていることですが、資格試験に合格するためには、特別に頭が良いと言うことが絶対条件になるわけではありません。難易度の高い資格試験は頭が良くないと合格できないということではないのです。

それでは、難関資格試験の「難関」とは何を指しているのでしょうか。
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人に説明すると記憶として定着する

資格試験の基本的な勉強法は、「問題集を繰り返す」というものが王道です。実は、これ以上もこれ以下もありません。過去問を始めとする良問(良い問題)を繰り返し継続的に解く事で、ほとんどの資格試験は合格することができます。

しかし、問題を繰り返すと言っても1回や2回ではやはり厳しいのです。1回や2回だけで覚えてしまうという人も稀にいますが、それほど多くはありません。ほとんどの女性は、5回以上!はやらなければ記憶として覚えることは難しいでしょう。

そうすると、5回以上繰り返す必要があるのですが、これが結構厄介なのです。そして、挫折してしまう。ここに資格試験の勉強の難しさがあります。しかし、変なテクニックとかではなく、記憶力を上げ、より効率的に覚えていく方法があります。 “人に説明すると記憶として定着する” の続きを読む