書くことより口に出して記憶する

資格試験では、結局のところ「覚えているか、覚えていないか」ということが合否を分けることになります。つまり、「解けるか解けないか」が重要なのであって、「理解しているか理解していないか」は問わない。

口に出して覚える
   口に出して覚える

そのため、理解していなくても「解ければ」合格できますし、「理解している」のに解けなければ合格することはできません。

ですから、資格試験の勉強の王道としては、まずは過去問などの問題を徹底して覚えてしまうということが重要になるわけです。

そうだとすると、記憶するということが結局は必要になり、効率的に記憶することができるとすればそれは非常に有利となります。一般的に、勉強法といわれている類のものはたいていが、この「効率的な記憶」を内容とするものです。

結論から言えば、効率的な記憶というのは、「繰り返し覚える」ことが最も王道的な方法であり、かつ、繰り返す中で自分の中でノウハウ的なものが見についていきます。

ですから、何かに頼るということもいりませんし、最終的には自分の自助努力しかないのです。

一方で、王道と呼ばれる範囲の中で記憶方法を考えた場合、「書いて覚える」方法と、「読んで覚える方法」「口に出して覚える方法」の3つが主にあります。電車などで覚える時には、読んで覚えることが普通であり、これらの方法は、時と場所(TPO)により最適な方法が変わります。

一方、「口に出して覚える方法」というのはあまり馴染みがないと思いますが、オススメの方法なのです。紙に書くほど手間がかかりませんし、手軽にできます。ただし、場所は選ぶかも知れませんが、自分の部屋であれば問題ないでしょう。

繰り返し何度も反復できますし、五感を使うという意味でも記憶に残りやすいと言えます。是非、一度お試しください。

なお、実家に住むOLや、同居人がいる場合などは、事前に説明をしておかないと「ついに頭が・・・」と思われてしまうことがありますので注意が必要です。しかし、やってみると分かりますが、口に出して覚える方法はかなり効果的なのです。

よく、ブツブツ言いながら歩いている人を見かけますが、ひょっとしたら資格試験の勉強をしながら歩いているのかも知れません。周りの迷惑にならない程度に、試してみてください。意外とバカにできない方法です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です