年末年始は勉強する?それとも・・・

今年も残りわずかとなりました。

 

資格の勉強をしている女性にとっては、年末年始をどう使うのか?迷うこともあるかも知れません。やはり、みんな勉強しているのだから、自分も勉強しなければ!というある種の脅迫観念で勉強しようと思う女性もいるでしょうし、普段はなかなかまとまった時間が取れないから正月は勉強一色!という女性もいるかも知れません。

 

 一方で、正月くらい実家に帰省してゆっくり過ごしたいという女性もいれば、普段は勉強をコツコツしているのだから、思いっきり遊ぶ!という女性もいるでしょう。

 

結局のところ、年末年始をどう使うのか?ということは、その人次第であるということです。

 

なんだか取り留めのない話のような状況になりましたが、大切なのは「自分の状況を把握したうえで何をするのか決める」ということです。

 

自分の勉強の進捗状況を鑑みて、年末年始に追い上げが必要ならば勉強をすることになるでしょう。一方、余裕があるならば遊ぶことも良いでしょう。

 

何が良いのかというのは、自分の置かれた状況や進捗によって変わってくるということです。そんなのは当たり前のことのように思えますが、意外と重要です。なぜならば、自分の置かれた状況を客観的に把握するということはそれほど簡単なことでも単純なことでもないからです。

 

勉強することと遊ぶこと、あくせくすることとゆったりすること、そういったバランスを自分を客観的にみながら考えてみる。そのためには、目標達成(資格合格)に向けた自分の客観的な現状をいかに正確に把握することができるのか?そんなことも大切になります。

 

何をするかよりも終わった後にどう思うのか?

さらに大切なことは、何をするかもさることながら、正月が終わった時に自分がどのように思うのか?ということです。

 

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自分を許すこと【脱・完璧主義】

できない自分にOKを出す

 

資格試験の勉強をしていると、「また忘れている!」「なんでこんなことができないのだろう」などと、自分の実力のなさに気づかされることがあります。

 

しかし、誰もが簡単に合格できてしまうような資格試験にいったいどれほどの価値があるのでしょうか?誰でも合格することが出来ない資格試験だからこそ、意味があるともいえます。

 

 女性の中で意外と多いのが「完璧主義」な人です。問題を片っ端からやらないと気がすまない、この問題が解けないと先に進んではいけない、といったある種の脅迫観念を自分の中に持ってしまう。

 

確かに、自分に厳しいという意味では素晴らしいことですが、資格試験の合格を考えるのであれば「完璧主義である必要はない」のです。

 

100点を取らなければ合格できない資格試験というのは存在しません。高くても70点程度、ならば30点はそもそも捨てても良い点数であり、勉強範囲なのです。

 

完璧主義になってしまうと、この30点までも狙うような勉強になってしまい、結果的に進みが遅くなったり、自分の記憶力の悪さを呪うような結果となったり、ついには勉強を放棄したくなったりするものです。

 

そんな人は、自分を許すことを知って欲しいと思います。

 

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資格の選び方はどうすればよいでしょうか

資格検定の選び方は少しだけ背伸びする

8月は大型の資格試験(税理士試験社会保険労務士試験など)が終了し、9月になると新たに勉強を開始する主婦・OLで資格学校は賑わいをみせます。

 

実際、私も日々資格に関する相談を受けていますが、秋は「勉強の秋」ということもあるのか、相談に訪れる主婦やOLなど女性は絶え間がありません。

 

さて、この時期に多い相談は、「資格を取りたいがどの資格が自分に良いのか?」というようなものが多くなります。

 

 結論から言えば、「あなたがやりたいことをやれば良い」ということになるのですが、それでは答えになっていそうで実はなっていないかも知れませんね。

 

結局のところ、最後に決めるのは本人なのでそういったある意味冷たい言い方になるのですが、少し選び方についての考え方を書いておきたいと思います。

 

資格試験・検定試験というのは世の中に3,000種(日本国内で)あるといわれています。そして、多くの人は複数の資格を取得していたり、あるいは目指した資格検定に合格すると、その次にも何らかの勉強をすることが多いです。

 

となると、何が言えるかというと「最初から一つに絞る必要はない」ということです。あるいは、「勉強する中でいろいろと欲しい資格が次々に見えてくる」ということがいえます。

 

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社会に対する資格合格価値の変化

難関資格を取っても・・・変わる資格の価値

資格を取って人生大逆転!そんなドラマは昔は結構あったものです。

 

司法試験というのは、合格すれば弁護士・検事・裁判官の道が拓けるという法曹界の頂点に君臨する試験であり、日本の資格試験の中で最難関の資格試験。旧司法試験では、平均合格期間はおよそ8年といわれていました。

 

が、合格すれば「人生安泰」という資格でもありました。ありました、と過去形であるのは最近では必ずしもそうは言えなくなってきたからです。新司法試験に移行して合格者を増やそうとしたのに、「合格者がある程度増えたら就職できない人が増えた」「合格者を増やすはずで放火大学院の仕組みを整備したが、思ったよりも合格ラインをクリアするものが少ない」という問題に直面しています。

 

2011年の司法試験合格発表は9月8日にありましたが、合格率は23・5%と新司法試験に移行してから過去最低を記録。法務省の目論見どおりには行かないようです。

参考記事→新司法試験 合格率23・5% 過去最低

 

 そもそも日本は法曹界の人口が少ないという前提で、優秀な法曹関係者を増やそうとした試みですが、結果としては運用に成功しているとはいえません。

 

アメリカは弁護士になっても実務の競争が非常に激しいので、資格は取れて当たり前(アメリカで弁護士になることは日本ほど敷居が高いということではない)で、その先で勝負をさせる。

 

日本ではそういった取り組みは馴染まなかったようです。

 

日本の公認会計士資格も同じような状況になっています。

 

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資格試験合格のこだわりとあきらめ【なるようになる】

資格試験はこだわりとあきらめ

自分が目指す資格の本試験が終わったという女性もいることでしょう。どうもお疲れ様でした。

 

恒例になっているのが、「自己採点」です。最近では、大手受験資格予備校を中心に、早ければ当日には模範解答がアップされます。それを見て一喜一憂している受験生も多いようです。どちらかというと、自己採点というのはできればやりたくないものです。

 

資格試験はこだわりとあきらめ  傾向的には、「本試験を受けて自信がある受験生」か「もうどうにもならないほどできなかった」という受験者層が自己採点を好んで行なうようです。

 

それ以外の「がんばったけれど、できたものもあったしできないものもあった。不安で仕方ない」というような受験生は自己採点は遠慮することが多く見受けられます。

 

必死でがんばったからこそ、結果を早く知りたい。一方で、結果を見るのが怖いし、できれば知りたくないという矛盾した感情になる、誰しも経験することです。

 

自己採点の是非は別としても、いずれは合否が正式に発表され、合格すればそれはそれで何の問題もないのですが、考えなければいけないのが「不合格」のときです。

 

あくまで合格にこだわり続けるのが良いことのように思えますが、本当にそうでしょうか?

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ペットボトル症候群【夏の勉強に注意】

今年も猛暑となる可能性が濃厚となっている夏、体調管理にも気を付ける必要があります。

資格試験の受験勉強というのは、「肉体労働」の要素が極めて強く、頭の善し悪しはさほど重要ではありません。いかにして問題を継続的に解き続けることができるか、それが勝敗の分かれ目になってきます。

猛暑の中で勉強をするというのは、いくらエアコンの効いた涼しい部屋であっても喉が渇くもの。特に今年は節電志向の高まりもあって、エアコンの温度を高めに設定していたり、扇風機でがんばっている女性受験者も多いでしょう。

ペットボトル症候群に注意
ペットボトル症候群に注意

本来、受験勉強をするのであれば涼しい環境に身を置いて、ガリガリと勉強するのが好ましいのですが、今年はそれをグッと我慢する必要もあるかも知れません。

その際に注意しなければいけないのが、熱中症対策です。

陽にあたらず室内だから大丈夫というのは危険で、しっかりと水分を確保することが望ましい。

そして、できれば脳みそにつながる栄養分は糖分なので、糖分を採取するのが好ましい、といいたいところですが、なんでも「ペットボトル症候群」というものが最近増えており、これには注意を刷る必要がありそうです。

ペットボトル症候群と何か?

ペットボトル症候群の正式名称は、「ソフトドリンク(清涼飲料水)・ケトーシス」。継続して大量にジュースなどの清涼飲料水を摂取することで、血糖値が上昇。血糖値を一定に保つホルモンのインスリンの働きが一時的に低下してしまう。 インスリンが欠乏するとブドウ糖をエネルギーとして使えなくなり、脂肪などを分解する。その際に「ケトン体」と呼ばれる代謝成分が増え、血液が酸性に傾く。「意識がもうろうとしたり、倦怠(けんたい)感があったり。昏睡(こんすい)状態に陥ることがあります」

出典:http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/health/517576/

どうやら、清涼飲料水というのは、1リットル当たり角砂糖20個分の糖分が入っているのだとか。これは、相当な糖分に該当します。

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