自分を許すこと【脱・完璧主義】

できない自分にOKを出す

 

資格試験の勉強をしていると、「また忘れている!」「なんでこんなことができないのだろう」などと、自分の実力のなさに気づかされることがあります。

 

しかし、誰もが簡単に合格できてしまうような資格試験にいったいどれほどの価値があるのでしょうか?誰でも合格することが出来ない資格試験だからこそ、意味があるともいえます。

 

 女性の中で意外と多いのが「完璧主義」な人です。問題を片っ端からやらないと気がすまない、この問題が解けないと先に進んではいけない、といったある種の脅迫観念を自分の中に持ってしまう。

 

確かに、自分に厳しいという意味では素晴らしいことですが、資格試験の合格を考えるのであれば「完璧主義である必要はない」のです。

 

100点を取らなければ合格できない資格試験というのは存在しません。高くても70点程度、ならば30点はそもそも捨てても良い点数であり、勉強範囲なのです。

 

完璧主義になってしまうと、この30点までも狙うような勉強になってしまい、結果的に進みが遅くなったり、自分の記憶力の悪さを呪うような結果となったり、ついには勉強を放棄したくなったりするものです。

 

そんな人は、自分を許すことを知って欲しいと思います。

 

世の中に完璧な人などいませんし、あなたも完璧な人ではありません。そして、完璧を目指す必要もありません。何でもできる「ロボット」を目指す必要もないですし、この世の全ての人がスーパーマンであったらむしろ気味が悪いでしょう。

 

自分には出来ることしかできません。しかし、幸いにも自分に出来るものを完璧にすることで資格試験は合格することが出来るようになっています。

 

無理に完璧主義を目指すのではなく、自分にできる範囲の中で合格を目指していく。これが基本です。

 

資格試験の合格者を見ると、「すごい人だ!」と思うかもしれませんが、意外と適当な部分を持っているものです。死ぬ気で勉強したというよりも、要領よく勉強を進めてきたという人が実態としては合格者に多いものです。

 

あなたも資格試験の勉強を難しく考えていませんか?あるいは、全ての問題を解こうと「完璧主義」に陥っていませんか?

 

そんなことをしなくても資格試験には合格することが出来ます。休みの日に遊んだからといって合格できないわけではありません。

 

あまりに自分に対して厳しくしない方が良いのです。

 

資格試験の勉強を始めただけでも立派なこと。だから、そういった自分を褒めてあげて、遊んだり勉強が捗らないときには自分を否定するのではなく、みんなそんなものだというように自分を許してあげる。

 

むしろその方が次につなげることができるものなのです。

 

 

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