勉強のやり過ぎに注意【オーバースタディー】

勉強はすればするほど良い。

と言うのは、もちろん正しいのですが、一方でやり過ぎにも注意が必要となることも事実です。

「そりゃあ、矛盾しているのではないか」と言われそうですが、現実的にはやり過ぎまで行く受験生はほとんどいないのでそれほど問題にはなってこないのです。

しかし、毎日のように勉強に取り組んでいるようであれば、オーバースタディーになっていないかどうかをチェックすることも必要になることもあります。

オーバースタディーに注意
オーバースタディーに注意

目指す資格試験の本試験が迫ってきているのに、以前よりもなぜかやる気が薄れてきた。

もう少しで決めた問題量をこなすことができるのに、なぜかやる気にならない。

以上のようなケースが生じているとしたら、注意が必要です。

今はそういったことがないとしても、いずれあなたも経験刷るかも知れません。例えば、あなたもこんな経験をしたことありませんか?

がんばってきた仕事がもう少しで終わるのに、最後の少しがなぜか捗らない

“勉強のやり過ぎに注意【オーバースタディー】” の続きを読む

決め付け・思い込みから抜け出す【自己流】

人それぞれに勉強方法が存在しています。その多くは、長い学生時代を過ごした中学や高校などで完成したものが多いでしょう。

覚えるためには書かないとダメ、勉強していると眠くなる、マーカーはピンクが好き、性格的なものも相俟って、勉強スタイルは何らかの形で完成しているものです。

決め付けているだけ?
決め付けているだけ?

そういったものを自己流というわけですが、本当に書かないと覚えられないのか?と問われるとそれは「昔からそうだから」という回答が帰ってきます。

もちろん、書きながら覚えると言うことを否定するつもりはありませんが、やはり時間が掛かるわけです。1度書くことで永久的に覚えることができるのであれば問題ありませんが、そんなことは通常であればありません。

だから、何回も繰り返し書くことになる。

実際に、私も論文式試験がある資格試験を受験する際には、ひたすら書いて覚えることを繰り返していました。その理由は、今まで漢字を書くことができるようになるためには、練習帳に書くことを小学校で教えられてきたからです。

だから、そうしないと覚えることができないと思っていた。

“決め付け・思い込みから抜け出す【自己流】” の続きを読む

女性限定の勉強法【小物活用】

資格試験の勉強をしていると、どうしても覚えられない!あるいは、覚えるのにうんざりというものも現実的には存在します。

特に、「年表の羅列」だとか、「こんなの覚えて何の意味があるの?」と言ったものです。

例えば、社会保険労務士試験における年金絡みの論点は、私自身も「こんなの覚えてどうすんの?」と感じたものですが、実際には覚えないと試験に合格することはできないわけです。

だから、文句を言っても始まらないということです。「ふざけんな~」と言ったところで合格できるわけではなく、いくらムカついても何の意味もない。覚えるしか解決方法はありません。で、実際に私もあの複雑な国民年金の年表や金額をひたすら繰り返し覚えたものです。

女性ならではの小物活用
女性ならではの小物活用

女性には、小物を頻繁に取り出したり、使うという習性があります。もちろん、女性に限らず男性もそういった傾向はありますが、女性の方がより繰り返し同じものを見る・使うという傾向にあります。

例えば、手鏡。あなたは1日のうちで手鏡を何回見ますか?多い人は数十回?手鏡ではなく、化粧関係の鏡も同様です。

携帯電話は毎日何回いじりますか?1回、ということはないでしょう。折りたたみ式の携帯電話を使っているとすれば、1日に何十回もカチャカチャやっているのではないでしょうか。

特に、トイレの中ではほとんどの女性がチェックすると言われています。

そうだとすると、それらの小物を上手く使うことはできないのか?ということです。

これは、男性よりも女性が頻繁に小物を見る・使う(使うということは見なければ使えないので、見ると同じことだと解釈します)という傾向を活かしましょうということです。

“女性限定の勉強法【小物活用】” の続きを読む

もう資格の勉強辞めようと思うのですが【OK】

最近、よく聞くのがタイトルの通り、「もう、資格試験の勉強辞めようと思うのです」という内容です。特に、主婦・OLには多いですね。

で、私はこういったことを言われたときに何を答えるのか、と言われれば回答は1つしかありません。

「それが良いね。今までよくがんばったよ」

これ以外に回答は持ち合わせていません。この回答を聞いて、冷たい奴だと思う女性もいるかも知れませんが、辞めたいと思っている人には辞めさせてあげたいと私は思っているのです。だから、私からすれば新たな出発に向けたエールなのです。

辞める選択肢もまた正しい
辞める選択肢もまた正しい

辞めたいと思っているのに、無理して資格試験の勉強をしてもとても合格できるとはいえず、結果的にその人の時間を無駄にするだけです。

誰でも勉強すれば合格することができるチャンスがあるのが資格試験ですが、中にはそれすら難しい状況の女性もいるのです。

家族に介護者を抱え、小さい子どもが3人もいて、そのうえ自分が仕事までしている。そういった生活の中で、目的がどうあれ、どう考えたってまともに勉強することができるとはいえません。

無理に勉強を続けることの方がリスクであると言えます。

同じように、自分の意志とは無関係に勉強をさせられている人も、自分で辞めようと思うのであれば辞めた方が良いと思うのです。例えば、父が司法書士で後継者として半ば強制的に司法書士を勉強させられているような場合、どう考えてもそんな動機で合格できるとは思えません。貴重な人生の時間を無駄にする可能性が高いのです。

“もう資格の勉強辞めようと思うのですが【OK】” の続きを読む

資格試験は受験者同士の競争?

資格試験は競争試験だ、と言われることがあります。確かに、合格する人と不合格になる人が存在する以上は、合格を勝ち取るために競い合っている。そういう意味では、資格試験は競争であると捉えることができます。

競争なのだからがんばろう!という理由で燃える(やる気になる)ことができる主婦・OLは問題ないのですが、社会人になってまで競争なんかしたくない!という女性も多いようです。

資格試験は競争?
資格試験は競争?

資格試験の勉強をする中で、とても仲の良い有人ができた。しかし、同じ資格試験の合格を目指している以上はライバルだ。

「彼女ががんばっているから自分もがんばろう」と思える女性は良いとして、競争そのものを好まない女性はどういった考え方を持てば良いのでしょうか。

自分が合格することを諦めて、友人にチャンスを与えますか?でも、自分が身を引いたところでほとんど意味はありませんよね。

資格試験はオリンピックのメダル獲得競争ではありませんから、合格者が3人ということはまずありません。どんなに難しい試験であっても、数百人は合格者を輩出しています。

とすると、必ずしも誰かを蹴落とさなければ合格することができない、とは言い切れない。なぜならば、合格枠というのはオリンピックのメダルと比べる限りは大きなもので、そして、宝くじほどの偶然性もないからです。

むしろ、しっかりと勉強した人は必ず合格することができるという「必然性」の方が高いのです。

“資格試験は受験者同士の競争?” の続きを読む

あなたが求めているのは充電かも?

仕事ができる人ほど勉強をする」といわれることがありますが、結構真実だと思っています。実際に周りを見渡してみればそういったことがいえるからです。

ただ、「勉強ができる人は仕事もできる」は必ずしも言えないような気がします。何が違うのでしょうか?

仕事は成果が求められます。つまり、アウトプット。 勉強は知識をインプットする作業。であれば、アウトプットをしていると、インプットが必要になる。要するに充電が必要だということです。でも、インプットしていてもアウトプットしなければ、それ以上のインプットは必要ない。

携帯電話は充電切れになって始めて充電が必要なわけで、充電だけしていてもそれ以上の充電は必要ないですね。使うという事実があるので、充電が必要なわけです。

資格試験勉強は充電
資格試験勉強は充電

あなたが資格試験の勉強を始めているならば、あるいは始めようとしているならば、それはあなた自身が充電の必要性を求めているのかも知れません。

インプットには限界があります。使わなければどんどん知識は陳腐化するし、無用の長物。

しかし、アウトプットをしていると、自分でこれから何が必要になるのか分かります。意識していなくても、無意識のうちにそういった行動を取っている(インプットを探している)ということは結構あります。

たまたま新聞で見つけたビジネス書に関心を引かれ、本屋で購入した。そうすると、これがまた面白いわけで、その後間髪なくどんどん本を読み漁る。

それはあなたが本能的に求めている充電ではないでしょうか。そして、いずれパタッと本を読まなくなる時がきます。そのころは、アウトプット(仕事)に集中しているということが多いようです。

あなたの過去を振り返ってみれば、そういったインプットとアウトプットを繰り返していませんか?

“あなたが求めているのは充電かも?” の続きを読む