女性限定の勉強法【小物活用】

資格試験の勉強をしていると、どうしても覚えられない!あるいは、覚えるのにうんざりというものも現実的には存在します。

特に、「年表の羅列」だとか、「こんなの覚えて何の意味があるの?」と言ったものです。

例えば、社会保険労務士試験における年金絡みの論点は、私自身も「こんなの覚えてどうすんの?」と感じたものですが、実際には覚えないと試験に合格することはできないわけです。

だから、文句を言っても始まらないということです。「ふざけんな~」と言ったところで合格できるわけではなく、いくらムカついても何の意味もない。覚えるしか解決方法はありません。で、実際に私もあの複雑な国民年金の年表や金額をひたすら繰り返し覚えたものです。

女性ならではの小物活用
女性ならではの小物活用

女性には、小物を頻繁に取り出したり、使うという習性があります。もちろん、女性に限らず男性もそういった傾向はありますが、女性の方がより繰り返し同じものを見る・使うという傾向にあります。

例えば、手鏡。あなたは1日のうちで手鏡を何回見ますか?多い人は数十回?手鏡ではなく、化粧関係の鏡も同様です。

携帯電話は毎日何回いじりますか?1回、ということはないでしょう。折りたたみ式の携帯電話を使っているとすれば、1日に何十回もカチャカチャやっているのではないでしょうか。

特に、トイレの中ではほとんどの女性がチェックすると言われています。

そうだとすると、それらの小物を上手く使うことはできないのか?ということです。

これは、男性よりも女性が頻繁に小物を見る・使う(使うということは見なければ使えないので、見ると同じことだと解釈します)という傾向を活かしましょうということです。

結論的に言えば、覚えたいか覚えたくないかは別にして、同じものを繰り返し強制的に見ることで「自動的に覚えてしまう」状況を作ると言うことです。

テレビCMで使われている音楽。覚えるつもりもないのに、繰り返しそのCMを見ることで必然的に覚えてしまうということはよくあります。覚えるつもりもないのに、気付いたら口ずさんでいるということも多くの人が経験しているはずです。

音楽(歌手が歌っているもの)の歌詞を覚えるというのは普通に考えれば相当難しいはずです。自分で作ったわけでもないし、覚えようとして覚える人もいない。カラオケに行っても覚えている必要はないわけですから。つまり、覚える必要がない。仮に、覚えようとしたら音楽を聴きながら、歌詞カードを片手に相当苦労するはずです。

しかし、お気に入りの曲であれば、繰り返し聞くことによって覚えたくなくても勝手に覚えてしまう。

人間というものは不思議なもので、覚えたいか覚えたくないかは別として、繰り返し同じ情報をインプットされると覚えてしまうということなのです。これは、脳が何回も送られてくる情報は重要なんだ!と思うから、と言われています。

であれば、毎日見る手鏡の隅っこに、ポストイットでどうしても覚えなければいけないことを貼っておく。あるいは、覚えたいことをメモして、それを携帯電話の写真機能で撮影、それを待ち受け画面に設定する。

そうすることで、毎日嫌でも見なければならない。でも、自動的に覚えるという目的は達成することができます。

もっと突っ込んだ方法としては、自分で覚えたいことを音声として吹き込んで、毎日の通勤時間などに聞くという方法もあります。実際に、この方法の効果はかなり高いです。

ただ、録音することが恥ずかしかったり、自分の声を聞くのに慣れていないと抵抗感を感じる女性も多いでしょう。また、録音しているときや再生しているときに家族や友人に見られたとしたら「ついに頭がやられた?」と思われるリスクもあります。

ですから、音声まではどうかと思いますが、いずれにしてもたとえ意味のない記号や文字列であったとしても、繰り返し見ていれば自動的に覚えることができるということは知っておく必要があります。

酔っ払っても家にしっかりと帰ってきたり、あなたも毎朝同じ道を何も考えずに歩いて通勤しているのも、全てはあなたが記憶しているからです。それは、覚えようとして覚えたのではなく、繰り返すことで意識しなくても自動的に覚えることができた結果なのです。

ちなみに、手帳とかではたぶんダメです。手帳を繰り返し見るというのは、結局は勉強しようという意識を持たないとダメですよね?手帳に勉強内容が書いてあることは自分で意識的に強く持っているわけですから。

そうではなくて、「あっ、こんなところに!」という程度の方が良いです。そうしないと、あれを見ると勉強内容が・・・という先入観があると、むしろ見るのが嫌になってしまう可能性があります。

実際、私も手帳とかに書いてやったことがありましたが、むしろいつもよりも手帳を見る機会が減ったと思います。無意識で拒絶していたのかも知れません。

あなたにとって手鏡や携帯電話は極めて重要で、見ずにはいられないし、しかも繰り返し見るもので、さらにどこにでも持って行って、勉強とは縁遠い存在。

上手く活用してみませんか。

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