企業財務会計士、とは?【公認会計士の下位ランク資格創設】(2)

企業財務会計士という資格が創設されるようです。

この内容は、企業財務会計士、とは?【公認会計士の下位ランク資格創設】(1)の続きとなっています。

公認会計士の下位ランクの資格として、金融庁が創設を考えている企業財務会計士。金融庁が創設を考えているということは国家資格になる可能性は高いでしょう。

企業財務会計士が創設!
企業財務会計士が創設!

公認会計士の増員を行った結果、公認会計士に合格したけれど就職することができない状況を招いている。

そのため、公認会計士の増員(合格者を増やす)ということを中断して、新たに企業財務会計士を増やしましょうということのようです。(正確には異なるかも知れませんが、現時点での憶測だと思ってください)

ただ、一つだけいえるのは、創設される資格試験というのは「合格しやすい」という傾向にあります。

なぜならば、資格試験を創設しても、それが世の中に認知されるまでは相当な時間が掛かるわけです。でも、認知されなければその資格保有者自体の価値は上がりませんよね。

だから、早めに「こういった資格ができて、私は合格者です。だから凄いんです。」という状況を作りたい。そうすることで、徐々に市場に資格が浸透していくのです。

となると、まずは初期段階で合格者をある程度まとめて輩出することがポイントになります。しかし、そもそもそういった資格試験自体があることを、市場はおろか受験者さえも知らない。

まとめると、合格者を出したいのに、受験者が少ない。結果的に、受験者のうちそこそこ合格ラインを下げてでも、合格者を増やすことが必要になる。だから、新設試験というのは一般的に「合格しやすい」のです。

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企業財務会計士、とは?【公認会計士の下位ランク資格創設】(1)

資格試験・検定試験と呼ばれるものは3,000種程度あるといわれています。

その中でも、やはり国家資格というのは人気のある試験です。国家資格というのは、国の法律に定めがあるという意味で安心もあったり、あるいは、その資格を持っていなければ業務ができないという独占業務が付与されることもあります。

企業財務管理士って何?
企業財務管理士って何?

今回、新たな資格試験が創設されるとのことです。

名前は、企業財務管理士。

この資格ですが、金融庁が創設を考えているようなので、おそらく国家試験という位置づけで開始されると思います。運用開始は平成25年の予定だとか。

そもそも、金融庁といえば管理下にある資格試験で代表的なものが公認会計士です。ただ、この公認会計士制度も大きな改革の途上にあり、具体的には公認会計士が不足している!ということから、合格者を増やしたわけです。

でも、実際に合格者を増やしたら、その受け皿が追いつかず、公認会計士を持っているのに就職できない人が増加。実は、弁護士も同じ道を辿っているのです。

そもそも、米国と比べて人数の大小を比較して増員!増員!とやっているわけですが、確かに日本では専門人材が不足しているとはいえ、増員しても結果的に職を失う人を増やしているという何とも不幸な結果になっているのです。

では、それはなぜか?

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FP(ファイナンシャルプランナー)は主婦・OLにオススメの資格(2)

この記事は、FP(ファイナンシャルプランナー)は主婦・OLにオススメの資格(1)からの続きです。

前回は、女性の方がお金に縁が深く、また、FPは楽しみながらしかも自分にとって役立つからオススメですというような話をしました。

一方で、ビジネス的に考えた場合も活用方法はあります。現在は、証券会社を中心に、不動産や金融機関の人がFPを目指しているようです。

将来の可能性は高い
将来の可能性は高い

FPはその名の通り、プランを立案します。例えば、証券会社であれば、顧客に対する投資のプラン。不動産会社であれば、住宅取得のためのプランなどです。

しかし、投資をしない人や住宅を取得しない人はお金に関するプランが必要ないかといえばそうではありません。

例えば、子どもが生まれれば学資に関するプランが必要です。これはFPの勉強の中で具体的にやりますが、子ども一人育てるのは相当お金がかかるわけです。

しかし、そんなことを知らなければ子どもが大きくなるにつれてどんどん金銭的に厳しくなっていってしまう。だからこそ、子どもの将来に対するお金を貯めるという考え方も必要です。

子どもが一定の年齢になっているのに、貯金が全くないというのではそれはもう大変なのです。しかし、そんなことは誰も教えてくれないわけです。だから、FPの勉強の中では、将来の家族のためのプラン立案なども勉強していきます。子どもの結婚費用まで考えたりするのはなかなか斬新です!

ところで、そういった自分の将来に対するお金の不安というのは、今後ますますニーズが高まると予想されています。

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FP(ファイナンシャルプランナー)は主婦・OLにオススメの資格(1)

主婦やOLにオススメの資格はいろいろありますが、それらは目的によってさまざまです。

しかし、今回ご紹介するFP(ファイナンシャルプランナー)資格については、どの主婦・OLにもオススメする資格であり、全ての主婦やOLが持っておいて損はないというぐらいです。

ちょうど、2011年2月23日(日)にFP試験が実施されるようなので、今回はFPについて取り上げてみます。

FPはお金の専門家
FPはお金の専門家

FPとは何なのか?ということですが、要するに「お金の専門家」のことです。もちろん、お金を刷ったりする人ではなく、プランナーですから、計画的なお金の増やし方・使い方などを中心に扱う専門家です。

日本でもようやく浸透しはじめてきたような気がします。実務的にはまだまだ浸透度は低いのですが、米国では高い地位を築いており、専門家として独立している人もたくさんいます。

中には、弁護士などの専門家よりもよほど稼いでいる人が多いようで、今の時期なら中国あたりで上手く富裕層に向けてアドバイスができると高い報酬を期待することができます。

このFP(ファイナンシャルプランナー)ですが、特に主婦やOLなど女性にオススメなのはいくつかの理由があります。

その1つ目は、自分のためになるということ。

資格というのは必ずしも就職や転職などに活かすためのものではありません。あるいは、就職や転職に活かすということであっても、結局は自分のために活かしているわけです。

FPの知識は、ダイレクトに自分のために使うことができます。

特に、女性というのは家庭でも、会社でも、さまざまな組織や団体でお金を預かることが多いわけですが、役立つ知識というわけです。

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メタボ対策の資格検定

メタボに関心のある女性が多い。これは、別に悪いことではないし、むしろ自分の体調管理などに気を使うようになればそれはそれで素晴らしいこと。

一方で、メタボを気にしても、何らの対策を取らないというのはもったいない。メタボに高い関心があるのならば、メタボ対策として有効なことにチャレンジしてみると良い。とは言っても、「いったい何をすれば良いのか?」という女性も多い。

いずれにしても、自分にメタボの兆候があるかどうかは別として、気になるということであれば、そう思った「きっかけ」を何とかチャンスにしたいもの。メタボ対策の第一は、食生活の見直しが大切。ならば、食に関する勉強をして、自分のメタボ対策を行うというのが理想的で、かつ、食に関することならば女性の誰もが興味があるのでオススメ。実は、食に関する資格試験もたくさんあるので、自分の体調管理(メタボ対策)に役立つ食の勉強をしながら、同時に資格まで手に入れてしまうというのはどうでしょう?

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若くない主婦が有利なインテリアコーディネーター

資格試験と言えば、「若い方が有利」というイメージがあるかもしれません。確かに、資格の勉強を考えれば、基本的には暗記(覚える作業)が中心ですから、比較的記憶力が高いと言われている若いうちに勉強を開始した方が良いのは事実です。

最近は、若い女性が活躍している姿も目立つようになってきました。独立系の資格を取得して、自由に動き回っている女性は少なくありません。ただ、パッと見では輝いて見える彼女たちも、必ずしも収入的に、あるいは継続的な仕事があるとは限りません。これは、営業力の差ということもありますが、どうしても資格試験には能力だけでは超えられないものもあります。

インテリアコーディネーターは人生経験豊かな主婦の方が、資格を活かしやすい
インテリアコーディネーターは人生経験豊かな主婦の方が、資格を活かしやすい

それが、人生経験です。人生経験は時の流れによって積み重ねられるもの。若い人ではどんなに苦労しても手に入れることができないものです。

インテリアコーディネーターという資格があります。インテリアやデザイン、住宅関係に興味がある女性に人気の資格で、若い女性が活躍しているように見えます。確かに、若い女性も活躍しているのですが、実は人生経験豊かな主婦、子育てを一段落終えた主婦の方が活躍してたりするのです。

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