腹が減った時は勉強のチャンス

主婦・OLの女性が勉強する時間帯はいつでしょうか。特に、朝型でも夜型でも好きな方で問題ありませんが、夜型の女性の方が多いようです。

主婦であれば、夕食を食べ、子どもが眠りについた少しの時間を勉強に充てているかも知れません。OLであれば、会社から帰ってきて、夕食を食べて少し休んでから勉強をしているかも知れません。勉強するタイミングはそれぞれでしょうが、空腹時に勉強をする!という女性はいるでしょうか。

腹が減ったら勉強タイム
腹が減ったら勉強タイム

実は、腹が減った時は勉強のチャンスなのです。お腹が空いている状態と言うのは、人間の本能的に集中している時間帯となります。

弱肉強食を生き抜く動物をイメージしてみてください。彼らは、その日に食事ができないことも少なくありません。毎日、食料にありつけるわけではないのです。そのため、常に食料を探し求めています。

つまり、食事にありつけるかどうかは自分たちの命を守ることと同義であり、極めて重要な意味を持っています。そこで、空腹時には想像を絶するほどの高い集中力を持って獲物を探し回ります。

空腹と言う状態は、まさに生死の分岐にあたるわけです。そういった動物的な本能は我々も持っているのです。

OLが自宅に帰ってきて、まずは夕食を食べ、お風呂に入り、さあ勉強!と言ってもなかなかやる気になりません。これは、空腹を満たされたことによるある種の安心感があるからです。そして、夕食を胃が消化しようとしますから、身体に負担が掛かって眠くなるという循環になります。

一方、空腹の状態であれば何か満たされない状態になっているはずです。この時、人によってはイライラ感があるかも知れませんが、集中力は高まっています。早く何か食べたい、そんな状態です。

その時、人間の本能的で言うところの高い集中力があります。つまり、空腹時こそ、勉強のチャンスなのです。空腹時には集中力が切れるという女性もいますが、それは集中力が別の方向に向いているだけであって、何か食べたいという方向に意識が向いているわけです。

それを、「勉強が終わったら、たっぷり食事を採れる」と考えれば、勉強は高い集中力によってこなすことができます。

そう、それはあたかもライオンが遥か遠くの獲物を追いかけているかのような状態です。空腹時の動物ほど手に負えないものはいません。人間も同じです。空腹時には途端に不機嫌になる人がいるでしょう。

しかし、その不機嫌のエネルギーを勉強に向けてみるとどうなるか。それは、ものすごい集中力で勉強をこなすことができるはずです。是非、空腹時に勉強を行うことを試してみてください。慣れればかなり高い集中力で、短時間で予定した勉強を終わらすことができるはずです。

これは朝でも同じです。朝であれば、朝食の前、夜であれば夕食の前が最も高い集中力と、それに付随して記憶力も高まっている状態です。なにせ、動物で言うところの生死の狭間にいるわけですから。

そして、夕食を食べたあとはまた勉強です。

でもこの時には勉強しながら寝ても良いのです。

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