よくある質問や相談に、
- 資格試験に挑戦したいが難しそうだ
- 自分には勉強を続けるのが難しそうだ
- 時間を確保するのが難しそうだ
など、資格試験の勉強はしたいが、様々な理由で「難しい」という内容のようです。一方で、同じような「難しい」状況の中、資格試験にチャレンジして合格を勝ち取っている女性はたくさんいます。
高齢の両親を抱えながら、毎日朝から夜まで介護、そして小さい子どもの世話も並行して行いながらの資格試験の合格。
離婚後、女手一人で複数の子どもの面倒をみるために、毎朝の送り迎えに始まり、日中は仕事、帰ってきてから夕食の支度をして夜中に勉強して手に入れた資格試験の合格。
突然の旦那の不幸により、急遽稼がなくてはいけなくなり、今まで勉強など全くしたことがなかったのに、生きるか死ぬかの崖っぷちに立たされ、毎日12時間以上育児と並行して資格の合格を勝ち取った主婦。
資格試験には非常にいろいろなドラマがあるものです。そして、そこには様々な人間模様があり、涙なくして語ることのできないストーリーがあります。
もちろん、だからと言ってあなたと他の人は環境も違うし、考えていることも違うわけですから、比較する必要など一切ありません。
同じように、「難しい」からと言って、資格試験に挑戦しない理由にはならないとうこともまた事実なのです。むしろ、「難しい」からこそ、資格試験の勉強する意味も、合格を勝ち取る意味もあるのです。
運転自動車免許も資格の一つですが、基本的にほとんどの人が取得しています。地方に行けば車の免許がないと生活が成り立たないほど、重要な資格です。取得そのものは、教習所に通学することで、一般的には誰でも取得が可能です。
自動車免許の取得はそれほど「難しい」ものではありません。むしろ、持っていて当たり前の資格の1つです。必要性は高いのですが、自慢できるものでもない。唯一自慢できるのは、学生時代に友人よりも早く取得して、免許を自慢げに魅せるときぐらいでしょう。
誰もが持っていないものだからこそ、価値がある。
資格試験の取得は確かに様々な理由から「難しさ」があります。しかし、この難しさ故に、資格取得者には価値があるのです。
難しいからこそ意味がある。
あなたが資格を欲しいと思う気持ちは、専門的な知識を身につけたいということの他に、他の人が持っていないから、という理由も少なからずあるはずです。
他の女性と違うことを求めるならば、それなりの「難しさ」に立ち向かわなければなりません。しかし、その難しさに立ち向かっている時間も、80年の人生の中で考えればほんのわずかな時間。そして、それは一生続くものではありません。
人生の中には、もっと「難しい」ことがたくさんあります。それは、一生続くのです。資格試験の難しさは、わずかな時間であり、かつ、あくまでペーパーによるものなのです。
難しいからこそ価値があり、そして意味がある。難しいからこそ、挑戦する意義があるのです。