教材に愛着をもって使い倒す

資格試験の勉強方法として重要なのは、「同じ問題集を繰り返し解く」ということです。もちろん、テキストも必要ですが、テキストも1冊あれば十分で2冊も3冊も必要になるわけではありません。

初学者の場合、書店などに行くと様々な問題集や過去問、テキストなどが気になって、たくさん購入してしまう人が少なくありません。特に、女性の初学者で心配症や真面目な女性ほどたくさんの問題集やテキストを購入してしまいます。

不安な気持ちは分かりますが、ほとんどの場合が一度読んだ程度で棚の中に保管されることになり、有効活用されることはありません。むしろ、新たに購入したテキストや問題集をこなしきれていないことが最終的に気になってしまい、本試験直前になると焦りが出てくることになります。 “教材に愛着をもって使い倒す” の続きを読む

計画はしっかりと修正しながら

資格試験は合格するのが難しいと言われます。その大きな理由の一つに、自分で自分を管理する必要があるということが挙げられます。

一般的に、主婦やOLが資格試験を目指す場合には、何らかの強制によるものではありません。会社の指示により資格を取らなければいけない状況にあるOLもいるかも知れませんが、少数派でしょう。

むしろ、「自分から」資格取得を思い立ったはずです。ですから、勉強するのも自由であり、結果として「辞めるのも自由」ということになります。辞めたり諦めるということは少ないにはしても、計画的に「継続する」ということは多くの女性が苦手にしているところになります。 “計画はしっかりと修正しながら” の続きを読む

勉強時間を日記や手帳につける

資格試験の勉強と言うのは、自分自身を大きく成長させてくれるものです。しかし、勉強をしている張本人としては、「そんな実感が全然湧かない」「必死に勉強しているのに全然力が付いてこない」と思ってしまう傾向にあります。

そう悩んでいる女性も多いのではないでしょうか?

やってもやっても成長しない?
なかなか成長しない?

通信講座などのテストをやっても点数が伸びない、むしろ、勉強すればするほど点数が下がったり、やってもやっても不安が消えなかったり。

これらは、誰もが経験することなのです。しかし、必ずあなたの実力や能力は向上しています。もちろん、記憶力も高まっていますし、スキルも上がり、徐々に合格へと近づいています。しかし、残念ながらそれを実感するのが難しいだけなのです。

人間と言うものは、もともと成長を実感するのが下手というか、難しい性質があるのです。実際は成長しているのに、それをなかなか感じることができない。それは、感覚的なものに頼らざるを得ないからでしょう。

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過去問に合格の全てがある

資格試験では、実際に本試験で出題された問題が公開されています。一部の資格試験では非公開のものもありますが、通常はどのような問題が出題されたのかが事前に分かるようになっています。

実際の本試験で出題された問題を過去問と呼びます。過去の本試験問題という意味です。そして、この過去問は資格試験に合格する上で最も重要なツールとなります。

つまり、資格試験に合格したいのであれば、過去問を徹底的に分析する必要があるのです。しかし、多くの受験生は、過去問をそれほど重要なツールとして位置付けてはいません。中には、単に腕試し用の問題集として利用したり、最後まで1回も解かずに大事に温存している人も少なくありません。 “過去問に合格の全てがある” の続きを読む

記憶できないことを歳(年齢)のせいにしない

資格の勉強をすると、昔と比べて記憶力の低下に気付くことも少なくありません。20代の女性は10代の頃を思い出し、30代の女性は20代の自分を思い出します。

記憶力というのは、訓練次第によってはその力を維持することもできるようですが、年齢とともに低下すると言うのは防ぎようがありません。ただし、だからと言って若い人の方が合格しやすく、歳を取った人が合格しにくいということはありません。

なぜならば、仮に記憶力が低下していたとしても、繰り返し記憶する努力をすることで、それはカバーすることが可能だからです。 “記憶できないことを歳(年齢)のせいにしない” の続きを読む

記憶力を高めるには(2)

極端に言ってしまえば、資格試験に合格することはそれほど難しいことではありません。過去問を繰り返し解いて、覚えてしまば大抵の資格試験であれば合否のボーダーライン上には乗ることが出来ます。

過去問を重要視する理由は、過去の本試験で実際に出題されている問題だから、と言うことが理由です。資格試験の場合には、大幅な試験内容などが変更にならない限り、過去問が繰り返し出題されます。もちろん、全く同じ過去問が同じ状態で出題されるわけではありませんが、内容的にはほぼ同じものが出題されます。その割合は、本試験の50~60%程度。

中には、本試験の80%程度が過去問から出題されることも珍しくありません。この場合には、過去問を単純に覚えている(記憶している)ことができれば、ほぼ合格は間違いありません。しかし、この過去問を覚えるという作業がなかなか難しいのです。 “記憶力を高めるには(2)” の続きを読む