紙に書いて外に出す【目標実現法則】

目標は紙に書こう

大学受験などではおなじみの光景が、○○大学合格!と紙に書いて部屋に貼り出すというものです。昔のテレビ番組や映画、マンガではそういったシーンが描かれていましたが、最近は減っているのかも知れません。

 

このような行動そのものは果たして意味があるのでしょうか?実はこれらの行為は極めて重要なのです。部屋に貼らなくて手帳などに書き出すとしてもそれはそれで大きな効果を得ることができます。

 

目標は紙に書くと実現する 同じように「人に合格を公言する」ということでも良いかもしれません。つまり、自分の外に出すということがポイントになります。

 

もちろん、頭の中では合格だとか目標実現のイメージを抱いているものです。それはそれで強くイメージしたいのですが、現実問題、人間というのは「変わりたくない」という側面も持ち合わせています。

 

これは、自分で意識しなくても、そういうように思っているものなのです。ですから、資格試験の合格に向けて進む自分だけが自分の中にいるわけではなくて、今の現状から変わりたくないという自分も共存しているということになります。

 

そうでなければ、ひたすら勉強だけに邁進することができるはずなのに、現実はそうではないですよね?

自分の頭の中の矛盾を出して整理する

そのような状況になるのは皆同じ。頭の中で考えているのでは限界があるのです。自分の中で消化しようとしても処理ができない。ですから、何らかの矛盾を抱えているような状態になってしまう。

 

これを解決する方法として、自分の中にあるものを「外に出す」ということが必要です。

 

それが、○○試験合格!だったりするわけです。文字にすることで、中からではなく、外の自分から視覚的にイメージすることができる。そんなことをして本当に意味があるのか?と思うかも知れませんが、大きな違いがあります。

 

我々は毎日のほとんどを無意識的に過ごしています。というのは、いろいろと考えている気になっていますが、実際にはほとんど毎日同じことしかしていません。その行動や考え方は自分の頭の中にインプットされています。だからこそ、会社に行くときにも道順など考えなくても会社に行くことができる。全てはインプットされているのです。

 

そういった中にあって、意識的に勉強をするというのはなかなか難しい。

 

だからこそ、外に出して新たに外から自分の中に入れる必要があります。

 

紙を毎日眺めるだけで

私の子供もそうですが、面白がって画用紙にどんどん文字を書いたり、絵を書いたりしています。不思議なことに、そういった動作を繰り返すと、いろいろなことを早く覚えるようになっていきます。

 

実際に、見よう見真似でいろいろなものを書いていますが、書きながら新しい知識をどんどん吸収しているかのようです。そして、中にあるものを外に出すことで、夜はぐっすりと寝ている。まさに毎日頭の中をカラにしているから、次の日から新しいことを吸収するかのようです。

 

例えば、手帳などに目標を書いて毎日のように眺めると、自分の外から自分の中の意識に働きかけるということが可能になります。毎日同じことを見ていると、嫌でもそれを考えざるを得ないし、そういうもんだと思うようになる。仮に勉強するという情報がそういう形でインプットされればそれは相当強いものになります。

 

覚えようとしなくても、会社への道順を覚えてしまったように、覚えたくもないのにテレビCMを繰り返し聞くうちにフレーズを覚えてしまったように、中からイメージするよりも、外から情報を繰り返し入れることの方が強いものです。

 

何か目標があるならば、それを紙に書いて、定期的に見てみたらいかがでしょうか。騙されたと思って試してみる価値はあります。

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