資格系サイト、週末アクセス減少の理由とは

インターネット上には、さまざまな資格系サイトがあります。それらは大きく2つに分けることができます。

1つは、資格試験に関する情報を主に提供しているもの。資格試験の合格者や業界関係者が多いようです。もう1つは、資格試験の勉強を実際にしている人が書いているブログなど、勉強体験記のようなものです。

当ブログは資格試験に関する情報を提供しているわけですが、なぜか週末になるとアクセス数は落ち込みます。これは、他の資格系サイトでも同様の現象のようで、結論的には資格関係のHPやブログやその内容に関わらずアクセス数が減るということがいえるようです。(ただし、本試験日の前後などには、特定の資格試験を扱っているサイトは大幅なアクセスの伸びを見せますが、これは例外とします)

週末は遊んでいる?あるいは静かに勉強している?
週末は遊んでいる?あるいは静かに勉強している?

そもそもなぜ週末になると資格系のサイトのアクセスが減少するのか?

それはよく分からないというのが正直なところですが、いくつかの理由を考えることはできません。

全て仮説ですが、以下のようなものを考えることができそうです。

  • 普段、会社のPCからアクセスをしており、家に帰るとそれほどPCには触れないため、週末はアクセスをしない
  • 週末はゆっくりとしたいため、PCなどの情報源は断ち切っている
  • 週末は勉強などする気も起きず、とにかく眠ることを優先したいため、PCには触らない
  • 週末ぐらいは資格試験のことを一切忘れたいので、PCには触るが資格系のサイトなど見る気もしない
  • 週末は勉強に打ち込んでおり、PCに触れると時間を浪費するので、極力触らないようにしている。

もちろん、他にもたくさん考えることはできますが、仮にこの記事を週末以外に読んでいるあなたの理由は何だったでしょうか?

受験指導を行っている立場からすれば、やはり週末(週末というのは、一般的に土・日を指していますが、休みが異なる主婦・OLはその休みの日を想定してください)はまとまった時間が取れるという意味で、資格試験の合格を狙う以上は重要な位置付けです。

週末ぐらいゆっくり寝たい、友達と遊びたいというのは分かります。でも、通常であれば2日間の連休になるわけですから、どちらか1日は勉強に集中したいところです。

よく、毎日の積み重ねが重要だ!といわれます。それをそのまま受け取れば、週末に8時間みっちり勉強するのと、毎日コンスタントに1時間づつ勉強するのは時間的には同じです。

しかし、内容によってはやはり理解や記憶に多くの時間を割く項目もあり、毎日少しづつの積み重ねよりも、まとまった時間で一気に押さえるという方法の方が、より合理的かつ効率的であるということも多いのです。

従って、オススメの方法というのは、週末(つまり休日)に1週間分をドカッとやってしまう。(これには否定的な意見もあるかもしれませんが、この方が勉強スタイルとしてはラクだと思います)

そして、休日に一気にまとめてやった内容を、平日の1週間かけてじっくりと復習していく。

この方法は、特に通信講座や独学で勉強している人には有効です。資格学校に通学している主婦やOLであれば、講義の部分は資格学校に通学することで、まとめて勉強することができる。それを、毎日コツコツと復習すれば良いわけです。

しかし、通信講座や独学の場合には、拘束されることはないので、自らどこかでまとまった時間を拘束する必要がある。この場合、仮に携帯電話が鳴っても一切無視をするくらいに、時間を確保して集中してインプットを行うようにする。

そうすることで、通学している人と同じ状況を作りだすことができるようになります。この通学して講義を受講するという部分を平日に持ってくると結構大変です。しかも、細切れ時間では途切れ途切れになってしまい、結局理解が深まらず、何回も同じところをひたすらやるだけで、前に進めないという状況を招いてしまうこともあります。

細切れ時間を活用するときには、復習たるアウトプットを行うのには最適ですが、インプットはあまり向いていません。

インプットは、やはり週末などのまとまった時間にガッツリとやっておきたいところなのです。

日々の家事や仕事で疲れている主婦・OLからすれば、週末は貴重な時間かも知れません。しかし、貴重な時間であるからこそ、資格試験の勉強に充てることで、資格合格への意識を高めることが可能となるのです。

まとまった時間に一気に勉強してみる。充実感があって、オススメです。

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