ニート、引きこもり・・・。世間からすればダメのレッテルを貼られている人々であるが、それはあくまで外から見えるだけの判断でしかない。
ニートであっても、何かの目標を持ち続けそれに向けて打ち込んでいる人もいるし、引きこもり生活という時間も、その人の人生にとっては極めて重要な時間であることも多い。
イングリッシュ・モンスターと呼ばれる人がいる。
何がモンスターかといえば、TOEICの試験で最高得点の990点を24回連続取り続け、さらに記録更新中だという。
まさに、モンスターである。
英語がもともと得意な人か?そうではない、海外旅行すら行ったことが1度もないという。
外資系の会社に勤務していたか?あるいは、英語関係の仕事をしていたか、いいや、彼は7年間の引きこもり生活を送っていたのだ。
その長い引きこもり生活が、今の彼を作っている。
いったいどんな人なのか?それは意外な人物だった・・・
こちらでプロフィールを確認することができる。
こちらでは、勉強の仕方が確認することができる。
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結局、菊池健彦氏は勉強の王道をしっかりと守り抜いたということができます。それは、同じことをひたすら繰り返すこと。
資格試験に合格するためには基本的に3つのポイントしかありません。
- みんなができる問題を
- 繰り返して
- 解けるようにする
これを実現するためには、結局は同じことを繰り返す根気が必要で、それを支えるのはモチベーション(やる気)だけです。
菊地健彦氏がそもそも頭が良い(ここで頭が良いとは記憶力が優れていることを指します)かといえばそうではないように思えます。本人ですら「自分はなんてバカなんだ」と思ったと言っているわけです。
しかし、それはみんな同じことだと思えれば、後は繰り返して覚えるしかないことに気付くことができる。
結局、合格した人というのは、他の人よりもがんばった人であって、結果的に頭が良いように思えるだけだと思うのです。
実際、私も数千人に資格試験の受験指導を行っていますが、合格するかどうかという分岐は単にやる気の問題だけであって、それ以外の要素は基本的にありません。勉強をした主婦やOLが合格している、ただその事実があるだけなのです。
1ヶ月くらい、その人の状況や言動を見ていれば、合格できるかどうかは分かります。オーバーかと思うかも知れませんが、そのレベルなのです。資格試験というのは。
だから誰でも必ず合格することができるのが資格試験。同じ学校に通学して、全く同じ情報しか提供していないにも関わらず合格する人と不合格になる人がいる。
よく考えてみるとこれはおかしな現象だということが分かります。全く同じことをしているはずなのに、なぜ正反対の結果があり得るのでしょうか。
それは、逆に考えてみれば、単に「何回やったか」だけで勝負が決まるということを示唆しているのです。
そう考えると、資格試験とは何とも簡単なものだと思いませんか?
あなたも必ず合格することができるのが、資格試験というものなのです。
菊地健彦氏から勇気をもらって、自分の勉強に活かして欲しいと思います。
ニートだろうが、引きこもりだろうが、不合格経験があろうが、関係ありません。
合格する人は合格するだけの勉強をした人なのです。