時間感覚を身につける

自宅で勉強しているとそれほど気にはしないと思いますが、資格試験の本試験では試験時間が決まっています。

あまり知らないことかも知れませんが、本試験に時間切れになってしまうというケースは意外と多いのです。

時間切れに注意
時間切れに注意

解けるはずの問題が、時間切れで解くことができなかったというのでは、泣くに泣けません。

特に、問題の構成によっては、最初に嫌がらせのように難しい問題を出題して、時間を浪費させ、最後の方に簡単な問題を並べてくると言うような出題の仕方もあります。

これは、まさに出題者(問題作成者)の罠にはまった状態です。問題を作成する側も、いろいろと工夫しているということでしょう。

これを回避するためには、予め問題を解く前に、どのような問題が出題されているのかの全体像をしっかりと把握することが重要に鳴るのですが、それは本試験時の対応方法になります。

今は、直前期にある程度早く問題を解くことができるように訓練をしておくことがポイントになります。

目安としては、過去問題を本試験時間の半分くらいで解けるレベルまで持っていくのが理想です。そこまでできれば、かなり本試験では余裕を持って対応することが出来るはずです。

問題を何回も繰り返していれば、択一系の試験の場合なら半分以下の時間で終わらせることは可能です。簿記などの電卓を使いながら計算問題を解くようなものはそれほど早く終わらせることはできないかもしれません。しかし、回数をこなすごとに、早くすることは可能です。

大切なのは、時間を意識するということです。稀に、本試験時間を知らない主婦やOLもいますが、予めしっかりと調べておきましょう。通常は過去問題を入手すれば時間は書いてあるはずです。

その本試験の時間に合わせて、問題を解いてみると良いでしょう。1時間であれば、1時間をきっちりと計ってやってみる。意外と長いと思うかも知れませんし、あるいは短いと思うかも知れません。

いずれにしても、問題を解きながら1時間と言う時間を味わってみる。そうすることで、時間的な感覚を身につけることができるようになります。

普段は意識しないかも知れませんが、本試験では時間が進むのが比較的早くなります。出来る問題を確実に得点することが出来るようにするためにも、今のうちから時間的な感覚や早く解くという意識を持って置くようにしてください。

なお、早く解くからと言って、雑に問題演習を行うのはNGです。早いながらにも、正確性を保つというのがポイントです。早さと正確さはトレードオフ(相反する)の関係にありますが、だからと言ってどちらを優先すべきと言う問題でもありません。

両方とも優先しなければいけないことです。意識をして、訓練することで両方の力は高まります。どんどん問題をこなすようにしてください。そして、今日からは少し時間を意識する、早く解くということも頭に入れておいて下さい。

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