小さな「できた」を大切にする

合格を手に入れられる人、そうでない人

資格試験の勉強をしていると、「なかなか点数が上がらない」と思うことがあります。

 

いくら勉強しても模擬試験で高得点を取ることができないと嘆く人、一方では今回の模擬試験では前回よりも1点得点を上げることができたと喜ぶ人。人によって、点数の上昇幅における幸せ感は大きく異なります。

 

たった1点でうれしいと思う人がいると思えば、たった1点ぐらい何の意味もないと思う人。しかし、たった1点の小さなうれしさを大切にする人が、合格という大きなうれしさを手に入れることができるのです。

 

どんなことでも、大きな成果をいきなり手に入れることができるということはありません。

 

それは、よく恋愛で例えることができます。出会ってからいきなり結婚へと向かうということは少ないでしょう。そういった大きな幸せを突然掴んでしまってもむしろ上手くいくことは少ない。

 

お互いに付き合いを重ねながら小さな幸せを積み上げいく。その際に、小さな幸せをお互いに感じることができなければ、恋愛はそこで終わりです。お互いに小さな幸せに気付くことができるからこそ、最終的に大きな幸せを手に入れることができる。

 

勉強というものも同じです。

 

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文字の行間を読む【本試験では問題文にヒントあり】

問題文の行間を読む

解けば解くほど良い意味で思い込みが激しくなる

 

資格試験の勉強は、繰り返し問題を解くことが重要です。

 

何回か繰り返せば、いずれは問題そのものを見れば解答がイメージすることができるレベルまでいきます。それはそれで勉強の成果、すなわち「記憶した状態」になるため素晴らしいことなのですが、本試験では冷静になる必要があります。

 

問題文の行間を読む 資格試験も回数がこなれてくると、作問者もあの手この手で受験生を「引っかけよう」とします。そして、問題を繰り返し解くトレーニングを行なっている受験生ほど良い意味でイメージ的に解いてしまい、引っ掛かる可能性が高くなってしまいます。

 

本試験では過去問と似たような問題が出題される傾向にありますが、仮に択一式問題であるとして、過去問とほぼ同じような選択肢が並んでいると、無意識のうちに答えを「これだ!」と選んでしまったりしますが、実はいつもは「正しいもの」と聞かれていたものが、本試験では「誤っているもの」と聞かれていたなんてことがあります。

 

あるいは、会計系の試験であれば単位間違いというものも多く、似たような問題であれば単位を自分で千円と決め付けていたりしますが、よく問題文や解答を見ると「万円」となっていたりすることがあります。

 

要するに「早とちり」というものですが、過去問を問いた回数が多いほど善し悪しは別にして「思い込み」の傾向が強くなってしまうことがあります。同じように過去問を解いているときには問題は生じませんが、本試験も同じような対応をしてしまうと足元をすくわれるような結果になってしまいます。

 

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資格試験合格のこだわりとあきらめ【なるようになる】

資格試験はこだわりとあきらめ

自分が目指す資格の本試験が終わったという女性もいることでしょう。どうもお疲れ様でした。

 

恒例になっているのが、「自己採点」です。最近では、大手受験資格予備校を中心に、早ければ当日には模範解答がアップされます。それを見て一喜一憂している受験生も多いようです。どちらかというと、自己採点というのはできればやりたくないものです。

 

資格試験はこだわりとあきらめ  傾向的には、「本試験を受けて自信がある受験生」か「もうどうにもならないほどできなかった」という受験者層が自己採点を好んで行なうようです。

 

それ以外の「がんばったけれど、できたものもあったしできないものもあった。不安で仕方ない」というような受験生は自己採点は遠慮することが多く見受けられます。

 

必死でがんばったからこそ、結果を早く知りたい。一方で、結果を見るのが怖いし、できれば知りたくないという矛盾した感情になる、誰しも経験することです。

 

自己採点の是非は別としても、いずれは合否が正式に発表され、合格すればそれはそれで何の問題もないのですが、考えなければいけないのが「不合格」のときです。

 

あくまで合格にこだわり続けるのが良いことのように思えますが、本当にそうでしょうか?

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直前期はアクセルを踏みこもう

ブレーキではなくアクセルを踏み込む

自分が目指す資格試験も直前期に突入し、焦り・不安・期待を抱え毎日を過ごしている主婦・OLも多いのではないでしょうか?

 

すでに試験が終了したという主婦・OLもいるかも知れませんが、まだまだ秋に向けて大型の資格試験が毎週のように実施されていきます。

 

ブレーキではなくアクセルを踏み込む直前期のポイントは「アクセルを踏み込む」ことです。

 

まだまだ成績が伸びるこの時期は、ガンガン問題をこなして本試験に向けて今までの整理を行っていく必要があります。

 

そこで注意しなければならないのが、「ブレーキを踏まない」ことです。アクセルとブレーキを両方同時に踏んだらどうなるか。もちろん、前に進むことはできません。

 

むしろ、前に進もうとしているのに結果として前に進むことができず、たいへんなストレスを抱える結果になってしまいます。そういった受験生はおおいのではないでしょうか。

 

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節電は資格の勉強が捗る

教育の現場でも節電が進んでいると言います。

学習塾や資格学校では、朝早くから講座を開講して電力消費の少ない時間を活用したり、合宿などを増やして東京電力管内以外での講義を増やしたりするなど、さまざまな工夫を行なっています。

資格試験の本試験も試験時間を変更するなどの措置が行なわれている試験が増えています。

節電でサクサク勉強を
節電でサクサク勉強を

本試験では、冷房温度を高めにしたり、電気の消灯などが行なわれることも考えられますので、受験する方は考慮しておいたほうが良いでしょう。

ところで、あなたは自宅で資格の勉強をする際に「節電」を意識しているでしょうか?

実はこの節電、上手く使えば学習効果を引き上げることができる可能性があります。

例えば、節電のために明るさは「電気スタンド」のみにする。こうすることで、周りにある余計なものが目に入らず、テキストや問題しか見えませんから、意識を集中することができるようになります。

若干、目は悪くなるかも知れませんが、一時的な措置ですから、大きな問題にはならないでしょう。

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直前期にやってはいけないことNo.1

8月はいよいよ大型の資格試験が全国各地で実施されます。

今年は、震災の影響もあり、節電が求められているため試験開始時間や試験の実施順序が変更になる試験も多数あります。自分が受験する資格試験の動向にはチェックをしておくようにしてください。

そのような中、直前期に突入している受験生も多いことでしょう。

直前期にこれをやってはいけません
直前期にこれをやってはいけません

直前期ともなれば、緊張感がグッと高まるものです。

特に、手元に受験票が郵送で送られてきたときには「いよいよか」と気が引き締まります。

焦り、不安、葛藤・・・さまざまな感情が入り乱れ、いわば「混乱状態」になるのがこの時期。

やらなければいけないことがたくさんあるように思えて仕方がない、そんな時期が「直前期」です。

この直前期に真面目な人ほど失敗してしまうことがあります。ポイントは、真面目な人ほどはまり込んでしまうというところにあります。

真面目であるが故にやってしまう罠とは?

直前期にやってはいけないことのNo.1は、

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