主婦・OLはなかなか忙しいもの。資格試験の勉強をするのも日々の忙しさの中でなかなか捗らないということも多いと思います。
しかし、忙しい時は、1つ1つのことを行う際の集中力はかなり高くなる傾向にあります。限られた時間の中で、様々なことをこなさなければならないため、処理能力が向上するのです。
資格試験の勉強をしていれば、「もっと時間が欲しい!」と思うことも少なくありません。
一方で、人間と言うのは時間があればあるほどなかなか勉強に集中できず、むしろ時間を無駄にしてしまうことが多いのです。
午前中は休んで、午後からがんばろう。と言う考えが、とりあえず夕方からやればよい、夕飯を食べてからやろう、寝る前に集中して勉強しよう・・・など、ズルズルと引き伸ばしになっていき、気付いたら何もしていないと言うことはよくある話です。
資格試験に合格した人社会人は、そのほとんどが忙しい人であり、忙しい合間の中で上手く時間をやりくりして「集中力を高め」、結果的に「効率的に」勉強を進めることに成功しています。
もちろん、物理的に首も回らないような状態では資格試験の勉強どころではありませんが、そこまでの忙しさであれば資格試験の勉強を開始することもイメージしないことでしょう。
勉強を始めるというイメージがあるということは、上手く時間のやりくりを行えば十分に合格することができると言うことなのです。
たっぷり時間がある中での2時間は、忙しい状態の中の30分に匹敵します。忙しい中で、何とか30分だけ時間が取れる、勉強することができると言うのは集中力を極めて高い状態に持っていくことになります。
思い出してみてください。忙しかった日々から解放されて、急に時間が大量にあるとき、なぜか心がポカッと穴が開いたような状態になりませんか?
一方、毎日が忙しく、仕事も家事も育児も勉強も全部やらなければならない。でも、そこにあるのは充実です。そして、それらをバランスよくこなしていくことで、全ての取組みに対する質は向上していくのです。量は質を凌駕します。
時間が欲しいと思うのは分かりますが、時間と言うものはいくらあっても足りないのもので、かつ、あればあったで有効に使うことは難しいのです。彼氏とのデートも、時間が限られているからその時を存分に楽しもうと思う。
時間がないことはその時の充実感を高め、そして、それが明日へと繋がって人間は成長するのです。