受験申込は早い方が有利

資格試験の受験申込は忘れるとそもそも受験することができなくなってしまうので、必ず締め切りまでには提出をしなければなりません。

しかし、このような試験の受験願書はギリギリになって到着するケースが非常に多いと言います。受付期間が長いものは1ヶ月くらいの期間がありますが、最初はポツポツと送られてくるだけで、締め切り間際になって急激に数が増えていくそうです。

確かに、受付期間中に提出すれば問題はないといえるのですが、やはり早めに提出をした方が良いでしょう。後で提出しようと思っても、そのまま忘れてしまうと言うことも考えられますし、資格試験によっては受験申請の際に学歴や職歴を証明するもの、写真など別途資料が必要になる場合もあります。

これらの資料(証明書)なども入手するのに時間が掛かることがありますので、注意が必要です。また、実は試験の受験申込は早めに行った方が良いのです。その理由は大きく2つあります。

一つ目は、早い受験番号を手に入れるためです。これは、やる気のある人は受験申込をなるべく早く行うということが理由です。

やはり、真剣に勉強している人は、申込を早めに行う傾向があります。そして、通常は受験番号順に座席が決まっていきますので、早めに申込を行うことで早い受験番号を手に入れることができ、やる気のある人の中に混じって試験を受験することができます。

最後の方で申込を行った場合、やる気のないグループの中に紛れてしまい、受験者の欠席が非常に多い教室に割り当てられたりすることがあります。これは、人によってはガラガラしていて良いと言う受験生もいますが、実際に本試験をガラガラの教室で受験するのはやりにくいものです。また、途中退席が多かったりすることもあり、気が散る可能性があります。

ですから、早めに受験申込をして、やる気のあるグループの中に入り込むことで集中した雰囲気の中で本試験を受験することができるわけです。

また、座席番号が遅いと、教室の割当順序が最後の方になるため、僻地の会場に飛ばされてしまう可能性があります。例えば、予想していた受験者数を大幅に上回ったりすると、あらかじめ予定していた大学などの会場では手狭になり、別会場に割り当てられる可能性があります。この場合、通常はそれほど環境の良い場所にはなりません。

2つ目は受験申込の不備による受験不能を回避するためです。受験申し込みを早めにおこなっておけば、仮に受験申込書の不備などがあったとしても、受付期間内であれば返送されたり、修正を促してくれることがあります。

もちろん、記入ミスや書類不備があるのは自分の注意不足ですが、そうはいっても誰でもミスはあります。そのような不備についても、早めに提出することで再受付などの対処を受けることが可能となります。

最近は郵送であれば簡易書留などの手法が強制的にとられていますので、配送上の事故は少ないと思いますが、何があるのか予測できませんので、その意味でも早めに提出をしておく方が良いでしょう。

せっかく勉強をコツコツ続けてきても、受験申込でミスをしてしまっては、受験することができなくなってしまいます。早く出すことのリスクは何もないわけですから、受付初日に出すくらいの勢いで良いといえます。

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