受験勉強中は良く寝よう

夜更かしして毎日遅くまで資格試験の勉強をする。そんな事情で、毎日家事の間に昼寝をする主婦や会社で仕事中に寝ているOL。そこまで勉強に熱意を持っていることは素晴らしいことですが、直前期ならまだしも、日頃からそんなペースで勉強をしていたら、嫌になります。

精神的に苦痛ですし、そこまで普通の人はモチベーションとして耐えることができるものではありません。また、肉体的にも限界が来ます。平日はそのような状態でもなんとか乗り切れるとしても、週末は布団の中で一日過ごすことになるでしょう。これでは、身体がおかしくなり、そして精神的にも不安定になってしまいます。

このような管理をしっかりと行うことも、一種の勉強なのです。資格試験では自分自身をしっかりとコントロール(統制)すると言うことも極めて重要です。

ところで、受験勉強と言うのは2つの特徴があります。まず1つは、受験勉強をしていると「お腹が空く」ということです。頭を使っているのですから、頭が栄養を欲しがります。ですから、どんなに食べてもお腹が空くと言う状態になることは決して珍しいことではありません。

一部の主婦やOLは、勉強を始めて一定の期間が経過したら、体重が落ちたと言っていました。これこそ勉強ダイエットとでも言うべきものでしょうか?

一方、食べると言うことは胃が疲れますので、眠くなります!現実的には、食べなかったとしても受験勉強では頭を使いますので、眠くなります。これが2つ目の特徴です。

お腹が空いて、眠くなる。これは非常に良いことです。そして、受験勉強と言うのは寝ることも実は勉強のうちなのです。

なぜならば、人間の脳は寝ている間に情報の処理を行っています。つまり、今日勉強したことが、あなたが寝ることによってあなたの脳が自動的に整理して、そして必要な部分を記憶してくれます。

この「必要な部分」と脳に思わせるために、同じことを繰り返し行うわけです。だから、問題集を繰り返し解くことが重要なのです。

毎日夜更かしするのではなく、毎日しっかりと睡眠時間をとるようにしましょう。そうしないと、せっかく勉強したのに脳が整理する時間を与えられないことになってしまい、結果的に記憶として定着しない可能性があります。

がんがん勉強することも重要ですが、実は眠るということも勉強の一つなのです。もちろん、寝過ぎは良くありませんが、寝ないのはそれ以上に良くないかも知れないのです。最低でも、1日6時間程度は眠るようにしてください。

そんなこと言ったって「寝ている暇がない!」という人は、計画を再度見直してみてください。キツキツの計画ではなく、ある程度余裕のある計画を組みなおせば、寝る時間が取れないということはないはずです。

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