人に教えてみる(1)

いつも同じような勉強をしていると、飽きてくる。その飽きに負けることなく、繰り返し問題を解くのが、資格試験の勉強です。これ以外に、近道はありません。繰り返し問題を解くことで、最終的には点数を稼ぐことができるようになるのです。

そうは言っても、同じような勉強ばかりだと飽きてしまう。たまには、刺激が欲しい。そんなときには良い方法があります。

誰かに教えてみれば、いかにそれが難しいことか良く分かります。
誰かに教えてみれば、いかにそれが難しいことか良く分かります。

その方法は単純。誰かに自分が勉強したことを教えてみるのです。主婦であれば、旦那さんでも良いですし、子どもでも構いません。OLであれば、彼氏や友人・知人でも良いでしょう。

誰かに何かを教えるというのは実は相当難しいことなのです。あなたは、セミナーや講演に言ったことはありますか?少なくても、様々な学校の授業は過去に受けてきた訳で、この先生分かりやすいとか分かりにくいとか自分なりの感想は持ったはずです。

しかし、あなたが人前で講義を行っても、それを伝えるのはかなり難しいのです。できないとは言いませんが、講師や先生というのはそんなに簡単な職業ではありません。

そもそも自分が教える内容について、相当詳しくなければなりません。少しでも分からない部分を残してしまうと、それが自分にとっての不安になり、相手に伝わってしまいます。自信がないと見抜かれますし、情熱的になれないので相手にも伝わりません。

逆に考えれば、誰かに何かを上手く伝えることができる、と言うことは、その内容について熟知していることになります。

よく、グループを組んで勉強するときには、皆で持ち回りで先生役を買って、教え合うということを行います。仲間に先生役として教える立場の人は、恥をかきたくはありませんし、自信を持って行うために、相当な勉強をその日までに行うことでしょう。

中には、何をどう話すのか、分かりやすいようにどのタイミングで事例を入れるのかなどを事細かにメモしてくる人もいます。先生役の時間は1時間であっても、準備には10時間程度は掛かるかも知れません。

もちろん、質問をされた時のことを想定して、さらに応用的な部分もそれなりに押さえておく必要があるかもしれません。そう考えると、やることはたくさんありますし、先生役を行う日が近づくと緊張感が高まっていきます。

そして、当日、実際に先生役で登壇するわけです。

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