無理に覚えようとするから嫌になる

資格試験では、最終的には記憶力を問われます。資格試験に合格するためには、本試験の問題を解くことができなければなりません。

本試験の問題を解くためには、結局のところ、その問題を解くための知識が必要になります。本試験では考えるという力は基本的に必要ありません。多くの受験生が、「本試験は考えて考えて考え抜く」という前提を置いていますが、実際には「考えているように思えて、記憶を思い出している」と言えます。

例えば、文章問題を考えるにしても、その文章に含まれている専門用語などの意味を覚えていなければ意味すら分からない訳ですから、考えることは不可能です。ベースとなる知識がなければ考えることができないのは当然で、だとすれば、本試験と言うのは、突き詰めて考えれば記憶力の勝負と言うことになります。

記憶力の良い人が資格試験に合格しやすいか?と聞かれれば、その通りだと言わざるを得ません。しかし、いくら記憶力が良くても、勉強する箇所を間違えてしまっては、合格を勝ち取ることはできないでしょう。記憶力の良い人に限って、難しい問題やそれほど出題されない問題に勉強時間を割く傾向があります。でも、資格試験と言うのは、過去問で頻繁に出題されている基本的な問題を覚えていけば誰でも合格することができるのです。

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勉強しないと罪悪感になるぐらいにする

 人間の習慣化というものは、凄いものです。例えば、朝起きてから取る行動はその人によって異なると思いますが、個人レベルで見た場合、ほぼ同じような行動を毎日行っています。

まずは顔を洗う人もいれば、布団を畳む人もいる。もちろん、朝の一服を楽しむ人もいることでしょう。良い悪いではなく、習慣化さえしてしまえば、ちょっと何かがあったとしてもそれをこなさないことには罪悪感すら感じるようになる。

夜寝る前に歯磨きをするように、勉強も習慣化してしまえばとてもインパクトがあると言えます。勉強しないと眠れない、朝起きたらとりあえず勉強する、そんな習慣を身につけることができれば資格試験の受験生としてはシメたものです。

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分からないものはさっさと飛ばす

資格試験の勉強を進めていく中で、分からない内容や問題が出てくることがあります。講義を聴いてもイマイチパッとしないし、テキストを読み返しても良く分からない。問題集の解説を読んでもよく分からない。

分からない内容や問題が出てきたときのポイントは、躊躇なくサクサク飛ばすことです。分からないと立ち止まったり、ウンウン考え抜いてなかなか先に進めないという女性も多いのですが、その必要はありません。

分からないものは置いておいて、先にどんどん進んでいく。あまり細かいことにこだわるのは良くありません。できないものはあくまでその時点で分からない・できないというだけであって、いずれ分かる時がやってきます。 “分からないものはさっさと飛ばす” の続きを読む

教材に愛着をもって使い倒す

資格試験の勉強方法として重要なのは、「同じ問題集を繰り返し解く」ということです。もちろん、テキストも必要ですが、テキストも1冊あれば十分で2冊も3冊も必要になるわけではありません。

初学者の場合、書店などに行くと様々な問題集や過去問、テキストなどが気になって、たくさん購入してしまう人が少なくありません。特に、女性の初学者で心配症や真面目な女性ほどたくさんの問題集やテキストを購入してしまいます。

不安な気持ちは分かりますが、ほとんどの場合が一度読んだ程度で棚の中に保管されることになり、有効活用されることはありません。むしろ、新たに購入したテキストや問題集をこなしきれていないことが最終的に気になってしまい、本試験直前になると焦りが出てくることになります。 “教材に愛着をもって使い倒す” の続きを読む

人に説明すると記憶として定着する

資格試験の基本的な勉強法は、「問題集を繰り返す」というものが王道です。実は、これ以上もこれ以下もありません。過去問を始めとする良問(良い問題)を繰り返し継続的に解く事で、ほとんどの資格試験は合格することができます。

しかし、問題を繰り返すと言っても1回や2回ではやはり厳しいのです。1回や2回だけで覚えてしまうという人も稀にいますが、それほど多くはありません。ほとんどの女性は、5回以上!はやらなければ記憶として覚えることは難しいでしょう。

そうすると、5回以上繰り返す必要があるのですが、これが結構厄介なのです。そして、挫折してしまう。ここに資格試験の勉強の難しさがあります。しかし、変なテクニックとかではなく、記憶力を上げ、より効率的に覚えていく方法があります。 “人に説明すると記憶として定着する” の続きを読む

苦労はずっと続かない

資格試験の勉強は結構大変です。そもそも孤独ですし、毎日家に帰ると勉強勉強という状態になる訳です。

他の人は、家に帰ればテレビを見たりしてゆっくりとくつろいでいることでしょう。しかし、資格試験の受験生はそうは言ってられません。毎日コツコツと問題集を解く、これが資格試験に合格するための王道であり、ノウハウです。

受験生に休みはありません。時に、「なんで私だけがこんなに苦労しなければならないの?」とか、「自分だけが苦しい思いをしている」と思うこともあると思います。

しかし、終わりのない苦労はありません。いつかその苦労は必ず終わりが来ます。しかもその苦労の時間は人生の中からすれば、本当にわずかな時間に過ぎません。 “苦労はずっと続かない” の続きを読む