自信あると不合格、不安だと合格

資格試験に限ったことではありませんが、自信のある時に限って思うような結果にならないことがよくあります。

完璧だ!と思うときに限って上手く行っていない。一方、もっとこうすればよかった、ああすればよかったと不安な時には、結果的に上手くいっているということもあります。もちろん、完璧だと思って完璧なときも現実には存在しますので、必ずしもということではありませんが、資格試験に挑戦する女性受験生を見ていると、

「ダメかも?」

と思う女性に限って合格しているケースが多いのです。

不安が合格を近づける
不安が合格を近づける

これは、車の運転でも同じようなことがあります。

例えば、自動車をバックしていて電柱があるとします。その電柱に、ぶつかりそうだ!と思っていると実際にはぶつからない。

しかし、電柱はあるがぶつからないだろうと考えていると、ベコッとぶつかる。

イメージ的にはこんな感じです。自分の思いとは裏腹に、逆のことが起きる。

資格試験の本試験受験後に、女性受験生と話をすると、「ダメかも知れません!」という人に限って合格しているケースが多い。

そして、「ダメかも」と思う人に限って、実はひたすら勉強をしていた受験生が多い傾向にあります。(全く勉強していないのに、ダメかも!と思うのは至極当然のことであって、この状態で蓋をあけてみたら合格していたというのは運以外の何ものでもありません)

簡単にいえば、心配性の女性ほど合格しやすいということになるのです。

心配性であれば、心配だからこそ、マメに、あるいは繰り返し勉強するものです。

例えば、部屋を出た時に電気を消したかどうか心配になる女性は、また部屋に戻って電気が消されているかどうかを確認する。こういった場合、ほとんどの場合には消されているわけです。

この傾向が勉強にも反映されるとすると、勉強して覚えたと思っているが、忘れているかも知れない。だから、また覚え直す(繰り返して確認する)という反復が生まれます。

こういった日々の心配性のおかげで、勉強した内容が記憶として頭の中に蓄積されていく。結局のところ、資格試験にごうかくできるかどうかということは、いかに繰り返し勉強したのかということ以外に要因はありません。何回復習したのかということだけで基本的には合否が決まります。

心配性である女性は、「勉強すればするほど不安になる」という傾向にあります。だから、やってもやっても心配で仕方がない。結果的にはこういった心理が、反復学習を通じて自分の能力を高めていくことにつながっていくのです。

心配性であることは悪いことではない。むしろ、合格に近づくための性格的要因であると考えてもよいでしょう。

ただし、単に心配しているだけで、何も行動を起こさない女性は要注意。電気を消したかどうか心配だけど、「大丈夫!消したわ」と思ったときに限って、電気は点けっぱなしになっているものです。

しっかりと、不安を行動に結び付けて確認する必要があります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です